Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

再びポルトガルへータヴィラ着(Tavira)

2018-03-19 17:09:14 | 再びポルトガルへ2017-2018

 

 

過去2年は同じ場所に駐車して5-6か月生活していたから、お向かいのフランス人ハッピーウィッスラーもここは私たちの場所と心得ている。私たちもここ以外に駐車するところは考えられない。

 右のハッピーウィッスラーの巨大なキャンパーには後ろに大型のトレーラを引っ張っていてこの中にはあらゆる荷物と、停車したときはキッチンになっている。おまけに小型の自家用車は奥さんが運転してこのサイトへやってくる。

左のフランスキャンパーは、数年前一緒にラジオ体操したアニーのもので、彼女たちがこのハイランドに駐車したのは今回が初めて。今年はここのハイランドが雑草だけでなく土地も均されてきれいになっていた。ただシャワールームやトイレのメインテナンスが行き届いておらず、トイレなど8室のうち3室しか使用できない。

 

今年もほとんどのキャンパーがフランスからのもので、彼らは毎昼食時に集まってパーティーを開いている。

 ローランド(低地)のグランドにはまだ半数ほどのキャンパーしか駐車していないが彼らもほとんどがフランス人たち。

 

アランからオランダ人のジェラルドとマリアン、そしてイギリス人のマイクとシオナがもう来ているからと聞いて会いに行った。6か月ぶりの友達と旧交を温めあう。マリアンはこのピンクのセーターを編んでくれた。私はこの6か月の間運動をしないで甘いものを食べ続けたせいで、3㎏太った。その3㎏は全部おなかの周りに分厚い脂肪となって、このピンクのセータを着ると達磨のように見える。

 

 

 このサイトは昔はオリーヴ・オレンジ畑だったらしく周囲に生えているオレンジの木々はまだグリーンの実がいっぱいついている。オリーヴは昨年実がならなかった大木が今年は鈴なりで、大いに楽しみ、もう終わりかけのザクロの実が10本くらいの木々になっているから全部取ってきた。

ここでは誰も採らないので昨年は私たちが着いた10月末では実がはじけたり腐ったりして惜しいことをした。

 

 

キャンパーの前の砂地にフーパーがやってきて砂をかぶっての砂風呂やあちこちつつきまわして餌を探していた。あまり人を恐れる様子もなく、きれいな鳥だ。

着いた翌日からラジオ体操を始めたがこの朝土砂降りの雨になり、9月の干ばつがやっと解消したと喜んでいた。その後数日蒸し暑く曇り空が続き小さな蚊と素早い蠅に悩まされた。

今年も12月まで蚊が跋扈するだろう。キャンパーの外で夕食などできそうにない。

 

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再びポルトガルへー2週間の特記事項。

2018-03-19 10:15:31 | 再びポルトガルへ2017-2018

今年のポンドとユーロの交換レートは2年前とあまりに格差があってポンドで英国外で生活する人たちには大変な負担になる。

2年前は1ポンドが1.4ユーロ以上にまでなった。今秋のレートは1ポンドが1.12ユーロを上下している。これでは何にも判らないだろうが、私がキャッシュマシーンから現金を下ろすのは毎回200ユーロに決めているからその交換レートで私の口座から引き落とされるポンドの額に大変な違いが出てくる。

1ポンドが1.4ユーロ時のポンド額は143ポンド、今現在のレート1ポンドが1.12ユーロでは179ポンド、同じ200ユーロを手にしても口座から引き落とされるポンドが40ポンド近くの違いが出てくる。ひと月に2-3回現金を引き下ろすとその差額は巨大なものになる。それも6か月も!!!

英国の年金でここポルトガルやスペイン、フランスで生活している年寄りは非常に多いからこのレートでは生活も苦しいだろう。

先週サイトから正反対の町の片隅にあるスーパーマーケットへショッピングに行った。その時そのスーパー近くの歯医者で奥歯の詰め物を入れてもらい、カード支払いがうまくいかず、手持ちの現金で支払った。

スーパーで食料を買い入れカードで支払った後、スーパーに設置されているキャッシュマシーンで現金を引き下ろそうとしたところ、200ユーロは出てこず、カードも飲み込まれて出てこない。スーパーではこのマシーンは自分たちとは関係ないと助けてもくれない。スーパーのマネージャーがすぐ使用不可のサインをマシーンに取り付けた。周囲のポルトガル人や外国人たちはこの銀行へ行って助けてもらいなさいと助言する。

このキャッシュマシーンMultibank がどこにあるか判らないので観光案内所で聞いたところそんな銀行はないと言われた。キャシュマシーンの名前だけで実際にその名前の銀行はないのだそうな。

英国の銀行に連絡しなさいと言われてすごすご帰ってきた。キャンパー内でスカイプの電話を使いカードを発行してもらった銀行へ電話をしたところ、大変親切な対応で有難かった。すぐ無くなったカードをキャンセルして新しいのを自宅に送ってくれるという。娘に連絡して取りに行ってもらい、クリスマスに彼ら一家がタヴィラにやってくるときに持ってきてもらうことになった。その間亭主のカードを使うことになった。やれやれとんだ人騒がせだ。

今週末で英国もポルトガルもヨーロッパ諸国も冬時間になった。ポルトガルと英国は同じ時間でスペイン、ドイツ、フランスなどが1時間早くなっている。各国が同時に1時間時計を遅らせて、来春3月までは夜が早くやってくる。

ラジオ体操仲間と冬時間のことを話していたのに〈時間変更は日曜日の深夜1時)すっかり忘れて昨日と同じ時間に起き、同じ時間にジムへ行ったのに誰も来ない。

もしかして皆土曜日に飲みに行って二日酔いで来られないに違いないと自分の都合の良いように解釈してキャンパーへ戻りキャンパー脇でラジオ体操。

マイクやメアリーは変更した9時に行ったのに私が来なくてすぐ私の間違いに気付いたという。翌日は皆に笑われた。もう40数年一年に2回の時間変更でも慣れないのがおかしい。

 

 

 

 

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