ブラン城はキャンプサイトから1Kmぐらいのメイン道路わきにあり歩いてすぐ木の間に城の全景が見えてくる。この城はドラキュラの城として特に有名だが、事実ではなく、1897年にアイルランドの作家ブラム・ストーカーによって書かれた小説が世界的に有名になったもの。実在のモデルといわれるのはワラシアの王子といわれたヴラド・ドラクルでドラキュラやドラクルはドラゴンを意味する。ここトランシルヴァニアを舞台に書かれていたためこのブラン城がドラキュラの居城と騒がれるようになった。
城内には20世紀の王室の衣装や家具が展示されているが管理が行き届いて大変きれいな内装だ。実際ここへ来るまで気味のの悪い思いと怖いもの見たさで興味があったが、説明文を読んでみれば ”なあんだ”と言う思いで少々がっかり。
城の窓から見るブランの町は裕福で、この城がこの地方の経済に計り知れない恩恵を与えているものと思われる。実際城下はお土産店が立ち並び、ドラキュラの血とかバンパイアーなどの名前のついたワインが売られていた。
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