Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

鳥、鳥、珍しい野菜、リンゴ、林檎

2019-10-02 16:31:04 | 日記19

 

 

 

 

最近向かいの家の煙突や屋根にフラッシュの大軍がやってくるようになった。その家以外ではどこにも止まらない。このフラッシュは近くで見ると白い斑点に羽の色もブルーや黒、茶など交じっていてとってもきれいな鳥だ。

普通は車で5分ほど行った大きなスーパーの駐車場に群れていて、私たちが歩いていても恐れもしない。外につながれているショッピングカートのハンドルに停まって誰かが呉れる食べ物のカスを待って居る。スーパーとしては衛生上汚くて困るから、大きなスピーカーを置いて鷹や鳶の鳴き声を放送する。以前は一声で全部飛び立ったが最近では慣れてしまって全然効き目がない。

7月後半から8月半ばまでのイチジクが実りだすと早朝大軍で押し寄せてくる。ほとんど私が目覚める前にやってきて熟したものから食い荒らす。

ところが今年はこのフラシュだけにとどまらず、尾長とグリーンのパラキート(インコ)が参加した。

 

 

 

 

このインコはもう20年ほど前からヨーロッパ南部で爆発的に繁殖してスペイン…イタリアなどどこでもいるが、北ヨーロッパではドイツのライン河畔の森林で巣づくりしている。

英国でも公園や川渕の木々のある所では甲高い声で飛び回っている。この鳥たちは今まで我が家の果物の木(リンゴ、イチジク、グリーンゲイジ、サクランボ、梨)には興味がなかったらしいが、今年になって2羽がイチジクを食べに来た。今ではやっと実りだした梨を食べに来る。

だんだん人を恐れなくなっていて今では窓を開けて写真を撮っても逃げない。今はまだ2羽だけだが来年大軍で押しかけてきたらどうしよう。

 

 

数日前、友達のアロットメント(賃貸し菜園)からたくさん野菜をいただいた。中でもスパゲティプランツがとっても嬉しい。日本では昔母が作っていてそうめんボウブラと呼んでいた。

子供のころから食べていたが、こちらに来てからあまり見る機会がなかった。マーケットではまだ売っているのを見たことがない。日本の友達でも知らなかったと言っていたから、地方によってまだ出回っていないらしい。

日本では茹でてそうめんやスパゲティのようにほぐしたものを酢醤油で食べていた。それ以外の料理法は教わらなかった。こちらではいろいろ食べ方があるのかもしれぬ。

 

娘からもらった野菜がビートルート、以前からビートルートと言えば毒々しいくらいの赤色が指についてもちょっと洗ったくらいではとれない。英国へきて初めて見たビートルートの酢漬けは真っ赤で、英国人はどうしてこんなに赤く染めたものを食べるのだろうと思った記憶がある。

今回もらったビートルートはゴールデンビートルートという。皮を剥いたら黄色だったので驚いた。生で食べても良しとのことで一個だけ千切りにしてサラダに。甘くてシャキシャキしている。

サトウダイコンもシュガービートというからビート(ビーツ)は全部甘いものなのだろう。

 

 

裏庭のクッキングアップルも全部取った。でないと庭が汚れてたまらない。さてこのたくさんのリンゴをどうするか?今まででこれ以上の量を友達や近所に上げてまだこんなにたくさんある。

前庭に置いてほしい人に持って行ってもらいなさいと友達から提案された。娘はドックランドにサイダー(リンゴ酒)を作る所があってリンゴを持っていくと代わりにサイダーをくれるところがあるという。今は思案中。

 

 

 

この前書いた無人駅のリンゴはロンドン行のプラットフォーム側の大木で、もうほとんど届かない。ところが昨日初めて反対側のプラットフォームの塀の中に真っ赤に熟れて鈴なりのリンゴを見つけた。亭主に頼んで一緒に行ってもらい、フルーツピッカーで採った。

虫食いが多いが実は甘酸っぱくてとってもおいしい。また隣近所に配らなければいけないか。

 

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