Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

断捨離

2019-12-18 18:45:40 | 日記19

今年8月に亭主の肺癌が確実となり、医師からは1年から1年半と言われた。

それで今まで我が家に溜まったものを、少しづつでも片付けなければならないと思った。

まず最初にガレージにある陶芸の本や道具、それに陶芸の窯、20年も乗ってない自転車等をブーツセールで売ることにした。キャンパーにあらゆるものを積んで8月後半の晴天の日曜日、いつもは買いに行く農場へ売りに出かけた。

娘からも箱いっぱいのDVDを売ってくれるよう頼まれたので、これらは3本で1ポンドの張り紙を出した。自転車は私サイズだからローティーンの子供用。喜んで買ってくれた奥さんに30ポンドで売った。20数年前は300ポンドくらいしたもの。

30年も前亭主が一人コツコツお金を貯めて買ってくれたセイコーの腕時計、バッテリーを3-4年に一回づつ変えなければならず、とうとう使わないままで置いたのは10ポンドと書いたら誰も買わず、最後に5ポンドと値下げしたら、3ポンドに値切られて仕方なく売ってしまった。

20年ほど前のディナーセット10客づつのお皿からティセットまでも20ポンドで、これは直ぐ売れた。陶芸の道具は5本で1ポンドと張り紙したらどんどん売れて、ほとんどなくなったほど。

キャンパーの横に陶芸の窯を100ポンドで売ります。と張り紙して置いたら、後日これを見た人が友達に連絡して買いに来てくれた。

売れ残ったアクセサリーやDVDなどは、数日後に近くのチャリティショップに持っていき、大きな7袋を上げた。

相当片付けたつもりだが、それでも趣味の編み物用の毛糸など3バック、縫物用に買いためた布地も4箱、これらはどうしても上げられない。捨てられない。

昔から貯めていたヴィデオテープももう見ることは無くてもどうしても捨てられないオードリーヘップバーンの映画セットなど私が死ぬまでもっているだろう。

それ以外のヴィデオテープは100本以上も捨てるしかない。今ではチャリティショップも引き取ってくれない。

外側のカバーはプラスチックでリサイクルできるから全部外してリサイクルに、中身はポルトガルへ出かける1日前にゴミ捨て場へ持って行った。

レコード100枚ほど有ったうち半分を、レコードショップへ売りに行ったら、欲しいものが無いと断られ、チャリティショップへ直行。

シリーズ物のDVDはインターネットで売りだしたら2セット売れただけ、残りをレコードショップで買ってくれた。それでも今回ポルトガルへ来るにあたって、大きな袋いっぱいのDVD をポルトガルのチャリティショップに上げるために持った来た。

それでもまだいっぱいあるが来春、亭主がまだ元気ならもう一度ブーツセールに行っていろいろ売り払いたい。捨てられないものも多くて困ったものだ。

47年前の亭主のラヴレターは全部燃やして何もない。でも写真アルバムが何十冊あることか。

亭主は私のいないとき良くこのアルバムを出してみているというから、彼の生きている間は捨てられない。

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