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Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ポーランドへの支援物資のボランティア

2022-03-05 19:23:36 | ロンドン周辺

昨日金曜日3月4日、この地区の隣人コミュニティの長である隣の Mr J から、支援物資の箱詰めのヘルパーを募集しているメールが入った。

別に何も予定のない私、6時半に彼の車で連れて行ってくれる話が決まって、ぴったり6時半、迎えに来てくれた。

行ったところはルーシャムのポーリシュ・コミュニティ・センターでたくさんの人とものすごい量の物資に圧倒された。

センターの中の大広間に山積みにされた箱は大型トラックが2台来て,人海作戦、次々トラックに積み込まれて出発していった。

このセンターの前に広げたテントの中に積み上げられた人々からの善意の贈り物を、個別に箱詰めにして内容を箱の外に書き、税関への申請書を貼って、1箱上がり。

どれだけの数か判らないほどの赤ちゃんの紙おむつ、それにウエットティシュ、粉ミルク、歯磨きブラシと歯磨き粉、薬やプラスター、生理用品、シャンプーや石鹸、缶詰類の食料、スリーピングバッグ、何より思いもつかず驚いたのが、犬の食料。大きな20㎏入りの袋が3つそれに缶詰類ーこれが重くて持ち上げられない。

途中でポーランド人の主催者がヘルパー全員を中に呼んで、挨拶をしてくれた。

この日朝から箱詰めして、雨を避けるため前庭に張ったテントに入れていた物資は、近くの労働党支部の建物に移動させることになった。

隣りの MrJ の車からほか2台の乗用車がピストン運転で、全部運び、私たちが箱詰めにしたすべての物資も次第に運び出され、その労働党支部へ連れて行ってもらった。

このものすごい箱の山、これらは日曜日にトラックでポーランドへ運び込まれるという。

これらはこの1週間でもう30台以上のトラックがポーランドへ向かっていた。それもこのロンドンの南西地区だけで集まった救援物資。イギリス人の博愛人道精神にすごく感激した夜だった。

テレビでもあらゆる地方で救援物資を募っているのが映った。この日のルーシャム支部での報道はスカイニュースで映し出された。

 


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (旅人)
2022-03-05 20:58:09
玲子様。

主人がウクライナからの難民の家族を受け入れたいと言い出しました。田舎暮らしなので家は広く洗面所、お風呂場も2つあります。しかし、台所とリビングは1つしか無く、物置はかなりの工事をしないと住めるようにはなりません。

短期間であれば勿論受け入れたいのですが、長期間の場合、私が食事の準備をしていく自信はありませんし、来ていただくご家族も気を使われると思います。

喧嘩になりましたけれど、結局短期間であれば来ていただく、でなければ避難所のような所で生活しておられるご家族を時々ご招待するということになりました。

難民の受け入れを申し出ておられる方達は、屋根裏に簡単な台所を設置されたようです。そういう方に台所用品や寝具を提供させていただくのもありかなと思っています。
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Mrs (玲子H)
2022-03-06 04:16:53
旅人様、コメント見て驚きました。
フランスは避難民を受け入れているのですか?
イギリス政府は入れないそうです。それにしても優しいご主人ですね。しかし現実にはどれだけ滞在するか判らない人たちを受け入れるのは、とっても大変なことだと思います。
私も今月22日からポルトガルへ行きます。日本人の友達が彼女のお家に滞在オファーしてくださいましたが、丸2週間お互いに大変だろうと近くにお家を借りました。大人になって初めて他人の苦労が判ってきます。
我が家には4ベッドルームがありますが、知らない人を受け入れるだけの勇気はありません。
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Unknown (旅人)
2022-03-06 05:00:26
玲子様。

県からも、難民を引き受けてくれる住民を募集中だという記事をネットで読みました。

実は大昔、ベトナム難民の男性を主人が友達から頼まれて一ヶ月という約束で無料で受け入れたことがありました。しかし、半年しても出て行かず、遂に主人が1ヶ月以内に出て行って欲しいと頼んだのです。そうしたら、大晦日にパリの友人に招待されて元旦の夕方に帰宅したら男性の姿が消えており、食料やアルコール類が全て持ち去られていました。アフリカ人の学生を1ヶ月泊めて、凄い額の請求書が電話会社から届いたこともありました(泣)。

知らない相手はやはり心配ですが、交流の機会があれば家にご招待したいと思います。

私も友人の家に泊まる時には、可能な限りキャンピングカーで行くようにしています。ベッドルームの用意も必要無く、また相手の家で食事をした後はキャンピングカーでこちらが食事の用意をしたりで、とても歓迎されます。
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