年間200万人の入浴客が訪れるというハルカニーは旧ユーゴスラヴィアの国境から非常に近いところにある。まったく平らな平野のこの町は碁盤の目のように企画整理された幅広い道路と、公園のような緑多い広大な土地に屋内外プールや温泉プールが7-8箇所点在している。この公営の温泉のほかにも美容と治療用のプライベートのクリニックが周辺で営業している。
温泉の入り口近くの道筋は土産屋が軒を並べ、メイン道路を一区画おれれば野菜果物そして日用生活必需品を売るマーケットがひしめき合っていた。
ペーチからハルカニーはそれほど遠い距離でなく道も間違わなかったため午後早くに着いた。キャンプサイトが温泉入り口から歩いて5分くらいのところにあり、午後行ってみると入場料は午後2時からは半額くらいになるとのこと、大喜びで入場した。二人で11ポンドくらいだった。
水温は38度から33度くらい、屋内の温度が高めだが、のぼせるほどでもなくあちこちの温泉を全部試してみた。水中での体操にも参加し飛んだりはねたり、ほとんどが年寄りばっかり、ハンガリー人はもちろん多いのだろうが、ドイツ、オランダ人のグループがたくさん居た。ここでは一日中温泉に入って疲れたら休憩室でお昼寝も可だから清潔な建物の中にはベッドやリクライニングのいすなど完備している。
3時間も出たり入ったりし満足して温泉場を後にした。この日も暑くて30度を超えていた。
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