Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ラグビーワールドカップ

2019-10-26 18:33:59 | 思い出

私が英国へ来た1972年、ロンドン北部の亭主の友達の家にしばらく滞在したことがあった。

その家の16歳の少年は、母親がウエールズ出身で当時ウエールズはラグビーが強かったのだろう。

それまでラグビーなどというスポーツは聞いたことも見たこともなかった。

その年、日本からウエールズに日本の大学ラグビー部が親善試合にやってきてテレビで中継してくれた。その時のキャプテンは1979年私が日系の銀行に働き始めたときに、ある課の係長をして日本から派遣されていた宿沢氏。英国職員からヒーローと呼ばれ慕われていた。

テレビではウエールズのクラブが勇壮なクラブの歌を歌った後で、日本組は My Bonny lay Over the Ocean。と合唱して、16歳の息子から大笑いされた。おまけにその時のスコアーも目も当てられない数字だった。・・・・今でも思い出すと悔しい。

あれはいつのラグビーワールドカップだったのか。2人の日本選手が大きな外国人選手の両腕にぶら下がっているのにボールを持ったまま走っていたのは。その時のスコアーも90数対5 だったか。テレビのラグビー解説者が、もう一度でいいから日本がトライを決めてほしい。と言っていたのが思い出される。

4年前の日本が南アフリカを破った後、英国のメディアはこぞってGiant Killer (巨人殺し)と書き立てた。今回の8強まで残っての対戦も英国メディアは好意を持って書き立ててくれた。

2003年、私と亭主はオーストラリアへ3週間のホリディーに出かけた。

ヒースローの空港で搭乗を待つ間、設置してあるテレビの前は大変な人だかり。この時英国とオーストラリアの決勝戦が行われていたのだ。

結果を見ないうちに搭乗になって、それまでラグビーに興味を持っている様子に見えなかった亭主が, ”今日ほど飛行機が遅れてほしいと思ったことはない” としぶしぶ搭乗したのだった。

飛行機が離陸してしばらくして、キャプテンのアナウンスで ”今英国が優勝した。”

飛行機中が沸き立ったことは言うまでもない。

今日英国対ニュージーランド・オールブラックの対戦。こんなにエキサイティングで面白い試合を見たことがない。4年前の英国は初めの4回戦でも勝てず、あんなにみじめなチームは無いと思われた。、だから世界の名コーチ エディージョーンズ氏を起用したのだね。

私も亭主もオールブラックに勝てるわけがないじゃないか。と言ってたのに素晴らしい成績。

来週が待ち切れない !!!

 

 

 

 

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