Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

コロナウイルス拡大その後4月6日

2020-04-07 06:35:18 | 思い出

昨日は今年初めての暑さ、20度を超えたがコロナウイルスの蔓延はとどめを知らない。昨日は英国首相ボリス・ジョンソンが10日間の自宅隔離でも症状が好転せず、セント・トーマス(国会議事堂の川向)病院へ入院、今日は症状が悪化しているため、ICUに入ったとのニュース。このウイルス誰かれ構わず感染し、今では若者や子供は大丈夫などと言っておれない。

今朝は昨日と打って変わって薄暗く小雨が降り出し、傘をさして我が家から一番近い駅へ無料の新聞メトロを取りに行った。道端には3台の車が停まっていたが人には一人も出会わなかった。

この駅近くに昨年から新しいフラットを建築中だが、とうとう今週は建築中止になっていて、辺りは静まり返っていた。

駅へ着いてみると、メトロの新聞は無くて何時も行く次の駅迄歩こうと思って歩きかけたら、ロンドンからの電車が入ってきた。本当は歩けば運動になるだろうが雨の中を歩くのはあまり楽しくない。その電車で一駅すぐ飛び乗って2分でNew Beckの駅へ行った。車両は私一人、チケットを持っていなかったが、検査に来る人もいないし両方の駅も閉まっていて全く無人。ロンドンでは現在65歳以上(以前は60歳以上)はフリーダムパスと言うバス、電車、地下鉄が無料のチケットを貰っていて、どこへもただで行ける。

このいつも行く駅には確実にメトロがあって5部を持って帰った。

ロックダウンになった2週間前からごみの収集は生ごみ毎週一回、リサイクルできないごみを2週間に1回集めに来る。通りの各家の前庭には2週間前リサイクル用に出したプラスチックのごみが幾箱にも山積みになっておいてある。

ある家などワインのボトルでいっぱいだったり、ある所はソフトドリンクのボトルでいっぱい。こんなプラスチックのボトルは踏んで平らにすれば一箱にもっと入るのにと思うが、誰もいない。

最近の英国の住宅街の車のスピード規制は厳しくなって、時速20マイル(約30Km)ほとんど人も車も走っていないから、たまに走ってくる車は、異常なスピード。

私たちの通りへ入る4つ角は、最近交通事故は起きていないが、以前は4つ角の塀が壊されているのが普通だった。だからあのスピード、あの交差点で停まるだろうかと危ぶみながら歩いて行った。

毎週医療従事者に感謝の拍手をするようになったが、これはフランスで始まったものと言う。フランスに住んでいる日本人女性のブログhttps://blog.goo.ne.jp/junon57/e/80858c19d657d1b65b233eda9c5a1bcf

で知った。今日のメトロの新聞では医療従事者だけでなく、バスや食料運送の運転手、葬儀社の人たちにも感謝の気持を!!!。バスの運転手が5人もコロナで亡くなっている。

今日の英国の死者439人トータルで5373人も亡くなっている。これでもまだスペインやアメリカの半分、感染者も5万人を超えた。毎日の感染者数が減ってくるとやっと暗闇の先に明りが見えてくると言う。英国はまだまだらしい。


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