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Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

雨の日は美術館へ

2025-06-07 05:21:02 | 日記

今年4月、5月は晴れの日が多かった。つい最近まで水源地が乾いてきて、この夏は水不足になると騒いでいたが、最近聞かれなくなった。

毎週火曜日と木曜日は近くの青空マーケットが開かれる。昨日6月5日の木曜日は朝からしっかりと雨が降った。

こんな日は久しぶりに美術館へ行って見ようと、傘をさして駅へ向かった。

ロンドンブリッジから、テームズ川の南川渕をあるいて10分、昔の発電所を改造した巨大なテートモダーンの美術館がある。

 

雨の日は無料でのんびりできる美術館へは私だけではないらしい。こんなに入館に行列を作っていたのは初めてだった。

それと言うのも今まで一度もなかった、手持ちバッグの検査をやっていた。

入ったところのターバインホールは何十メーターあるのか天井まで吹き抜け。

長いエレベーターで2階、3階の常設絵画や作品を見て歩く。

韓国生まれのリーウファン(Lee Ufan)1936年

タイトル・・・From Line 1978年 

 

パシタ アバド(Pasita Abad)のキルテッド・キャンバス

パシタはフィリッピン生まれ、法律を学び渡米後アートに転向してアジア、アフリカ,ラテンアメリカを旅し、この強烈な色彩と布地の作品を展示する。インドネシアのバティック、韓国のブラシによるペインティング、マクラメ(Macrame)と呼ぶパプアニューギニーのKnotted Textile、フィリピンの縫物の技術などから作られた作品。

パブロ・ピカソ(Pablo Picasso) 1881-1973

シミーズで座る女 ピカソの妻でバレーダンサーだったOlga Khokhlova (1891-1955)を描いたもので彼がモダンアートだけでなく多彩な手法で作品を描いたものと言われる。

  

エドガー・デガー(Edgar Degas)1880-1922 14歳の小さな踊り子

この像はブロンズ+モスリン+シルクから成る。ブロンズは何体でも作られる。

 

ナタリア・ゴンチャロヴァ(Nataria Goncharova) 1881-1962

ロシア生まれ、ロシア、スペイン、スイス、フランスで活躍。

絵のタイトル・・・リネン  男性のシャツのカフスや襟、女性のレースなどの洗濯もの。

アバス アカヴァン(Abbas Akhavan) Studay   for Monument

チグリス+ユーフラテスの植物をワックスワークからブロンズにしたもの。

多色の糸を下げて素晴らしいデコレーションにしたもの。

この反対側の一部屋でアメリカのビキニ島での原爆の実験フィルムを見せていて余りのショックで、この部屋のきれいな飾りのようなアートが誰の作品かも見ないで出てきてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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