Bad Goggingのキャンピングプラッツで2日間のんびりした後オーストリアとの国境近くにもう一箇所ある温泉地(Bad Fussen)へ行こうと話し合い朝9時過ぎ出発。この朝は霧のような小雨が降っていたが、途中から晴れてきた。町外れのスーパーマーケットで食料品を買い込む。ドイツのスーパー”リドル”と”アルディ”はほとんどヨーロッパ中にあり(もちろんイギリスにもある)普通の大型スーパーより安く同じ品物を扱っているから各国の値段が一目でわかる。
一時間後にのったアウトバーンが渋滞して今までこれほど多くの大型トラックを見たことがない。一車線はトラック、追い越し車線は乗用車が行列をつき、10KM以上ものろのろ運転、ヨーロッパ中央部の国や都市には食料やあらゆる物資がトラックで運ばれるせいだろう。大型トラックが10数台の新しい乗用車をつんで対向車や同じ車線で見かけたりすると、各国の自動車の輸出入がこんなところで判ってしまう。
Passou の近くでドナウ河を2度わたった。河は蛇行してそこをまっすぐアウトバーンが貫いているせいだ。ドナウの川幅は広く貨物船が上下している。
Bad Fussen のキャンプサイトは素晴らしく高級で、たぶんドイツではじめに泊まったキャンプサイトで払った30ユーロよりもするだろう。ラッキーなのはキャンプサイトの入り口に大きな駐車場がありここでは一泊13ユーロで、たった一つあいていたスペースに駐車できた。オフィスが3時にあき支払いに行ったら”え。どのキャンパー?あああの小さいのかい”と言われたと亭主のがっかりすること!!!
ここは3年前ドイツからチェコへ向かう途中道に迷ってたどり着いた温泉地で私たちのヨーロッパー地図に載っていない小さな町だ。3時過ぎから町を一回りしてみると大変新しい町らしくすべての建物がきれいでモダーンな教会があった。
9月半ばの午後、辺りは明るく暖かく、メインストリートではアート・クラフトのマーケットが開いていて見て歩くだけでも楽しかった。ポンドのユーロとの換算率が悪いこの頃、安いはずの小物も決して安くはない。お土産などこんなに早い時期では買えないから今は見るだけ。
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