青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
https://www.youtube.com/watch?v=CsI7GSs4d1s

速記掲示板 その千九十七

2023年06月12日 18時23分55秒 | 投稿

トゥアウリュプスクフ、牽引馬車諸元。
車輪構成領域は、描画せず。

後方の広大車両は、物資積載領域。
尖り輪郭車両の列の内、三車両は思考負荷霧散機能領域。
右端の通路、二列は、搭乗者により、このような、終端模様、至りいきを、克明に知的描画され続けていた。
その必要性については、搭乗者が浴びる思考負荷が、乱暴な正当化で、説明、的、描写をもたらし得る、かもしれない、との事。
実際は、二列の果ては単に行き止まりだった。
誰一人、二列のここらへは、近づこうとはせずだった。
思考が、許さなかった。

“Д”デー、車両は左の車両との対比により、存在と牽引を、強力に想定され得、続けていた、らしい。
さもなくば、政務が成立せず、との事。
(“Д”)“えーーーっ”
三車両と積載領域への積載貨物は、正式完成衣料にとってのハギレ価値品ばかりが選ばれていた。
“恐らくは、地図の断片”、
“恐らくは、看護学校の教本の中古品からの抜粋”、
“恐らくは、王族の装飾品の取り扱い作法上の注意集の断片”、
“恐らくは、電話帳の抜粋”、
“恐らくは、組み立て式家具の説明書の抜粋”、
“恐らくは、精神病棟の余暇室の模写絵”、
“恐らくは、家庭用飲料焙煎器の説明書の抜粋”、
“恐らくは、東洋人種管区の王族の縁戚の冠婚葬祭上しきたり紹介本の抜粋”、
“恐らくは、博物館展示用、砲台の土台部分”、
“恐らくは、知的指令力高速なる半導体の破損段階品”、
“恐らくは、映像記録媒体を巻き付ける芯”、
“恐らくは、戦闘用飛行機に搭乗する兵士、空港での撮影写真、経年劣化せし一枚”、
“恐らくは、廃棄されし兵士用旧式鉄帽”、
“恐らくは、博物館に展示されし血盟に応えし救国の逸話多き銃”、
“恐らくは、博物館に展示されし戦車の小型模型”、
“回転羽で浮力を得るヘリの小型模型”、
“戦闘機の小型模型”
これらの転送は、余事象だった。
言わば、ついで。
そう、成って、しまった。

モスクワМосква、の西、グムГУМ、のコンクリ製巨大倉庫群、北のRakhmanovo Рахманово、のコンクリ製巨大倉庫群、そして周囲の三市とモスクワの間を、この馬車両は往復していた。



川には既に、頑丈さで名、誉高き橋が架かっていた。
月製銅素材が柱の骨に用いられている。
千七百三十四年から約五十年、馬車両、モスクワМосква、での夜間滞在先は以上との、無数地点が選ばれていた。
理由は成文化不可能。
苦悩の相。
巨大なる、馬車両群は路上を選び、動きを停止中。
これを、当時、放置とは言わず、だった。
この馬車は、知的咀嚼で、掌握しにくし、であった積載物にまつわりし苦労を、方々への移動事実で、気化しようとしてはいなかった。
この馬車は積載へ追い詰められ、疾走は知的企画伴わずの苦悩の相だった。

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