“鶺鴒~seki-ray~(ЯR ver.)”
1:33~1:47のギター音は、瀕死中国家権力の衝動を告白する、とすぐさま感得する。
連絡を取れる国、仲介権力、共に無し。
月人を捕まえて寝台に固定すると目ん玉とよだれと首と頭を四方八方に垂らしつつ、女犯して夜空の月に帰ると薬打たんまま告白してくる。
人肉業者が俺一人に示した、視野画面、清潔更新仕草は、馬車から偶然、中京の着物屋の暖簾奥に見かけた挨拶回りとおぼしき女のそれ。
そいつが俺への怒りがてら、机の上の箱からこぼれ落とすは、無数の脳。
大きさからして、幼児のみを丁寧にご選定。
3:20~3:28のギター音は、俺の両目を強制的に開くが、瞬時なる新皮質への無視への賛同を求めて来る。
唯一の鍵と鍵穴、曲と俺を繋ぐは、実に精妙な粒子が織り成す波の動き、粒子波動だが、これが曲との共振を求めて来る。
曰く、作用確度からして、死後科製、薬物と、その使用状況を知るはお前。
3:26 “鶺鴒の”、俺の意識純正なる音、これに京に勝った力、十割が宿る。
堀川を急襲する。
商社の出先でぶっ殺しやら緊急査察かましおった過程での、一判明事、これがこの曲の指揮棒也。
報告を聞き、視界が斜めに切れ、ずれた。
“攻撃規模はこんなものではなく、商社の経営により、更に四倍が待機していた”。
4:08~ “赤子は鳴き声で脳を痛めるの、誰かが寄り添ってあげないと、成人したら誰かの輝きを知性で集めまとう人間に成るの、雪のように降って来る、音の様に無垢な赤子の命、誰かが、鳴き声にすがり、守ってあげないと、また、赤子のまま、脳を奪い始めるの”。
音が骨や頭蓋に響いて、痛くて、涙が出る。
辛い。
しかし、笑顔が機械で整形されているイギリス人の赤子の脳天に斧を降ろしめる日々は止めるつもりはないんだ。
上海政経、高層階層者は名古屋、江戸には近づかず、との判断を選び続けた。
臨沂リンキ、商丘より北方、謎の奇病と大狂乱政経。
上海政経、高層階層者のみ、正確識別を希望したる薬包紙、無数枚の表記曰くは、幼き、願望を、実際表明せしめたるは、より幼きそちら、なれど、実際表明は、臨沂、商丘より北方の青年女体を連続無視の所以を、幼さ勝負の発生条件に頑迷指定。
北方の放置は、次なる大狂乱企画の的を上海に、幼く選びいくやもしれぬ。
江戸への接近を上海が選びいく条件へ、なだれ込みいくとなれば、幼さの根源は如何なる選択を。
上海は、北方への地下支援を選ぶ、事にする、際の判断すら、透明化措置を施し、幼さの視線から身を隠す。
完全な一人思索の時に、思考負荷の霧散利益を選ぶとなれば、上海政経、高層階層者は一人残らずが、それぞれの表現にて、京、医療機器商社の顧問家系、人との境を踏み荒らせしとの逸話無数を平然とまといたる、伝説のキチガイ共、当代一家を、手投げ槍の的役に立たせる。
外星人と京、共同企画なる都市計画に障りしが、北京が集約する、広域に広がる戦史気質。
して、公卿殿らは何をお選びか。
狂っとるぞ。
江戸は、徳川の二代目、秀忠の代から交際を求める書簡を上海に送り続けていた。
上海は断っていた。
毎度必ず、上海政経、高層階層者の眼前に届けられるが、入念吟味の後の上海の意思は変わらなかった。
電話を通じ、上海の僅か一名、二名のみが、京を相手とした唖然、絶望なる事態を知っており、上海、江戸関係を、上海が難波に仄めかしての、論外である、梱包材、月製のぶ厚い幕、はためかし仕草で、事態の簡明化を図ろうとしていたが、選ばずとした。
危険過ぎる、と。