青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
https://www.youtube.com/watch?v=CsI7GSs4d1s

上京堀川うえいあはね北小大門町奥入リ朧月見夜百五十六

1583年06月09日 00時00分00秒 | 投稿

再会~Story~

上京、上七軒より遣わされし舞妓、
“すぅおぅうぉうあふぅぬん くおうあく うろすおふおふん い゛ぃ゛く こう あふ あん (無言を二文字分)”

ねおには、ほぼ常に無人である、やや広めな居間が在った。
ここは、無機能を疑われる人々により、何らかの機能を沸かせいくとの時に、無手、裸にて仕えさせられる場合が在った。
その回数が増えていく。
すると、何と、何者にも連絡は伝わっていなかったにも関わらず、この居間、仕えさせられ、との光栄評判、居間周辺の足音、襖の開け閉め音により、この居間は芸能関連話題に仕える、楽屋に昇格させてはどうか、との提案が沸いてしまう。
ねおの幹部会議で突如持ち上がりしこの提案は、何者にも、事前紹介されていなかったにも関わらず、何故か、何と、すんなりと無記名投票により、承認されてしまう。
居間の在り様を知る者は、その理由が分からなかった。
票を投ぜし者曰く、“承認をせずべし、との故はその居間の、大周囲に、一切伝え漏れておらず、また芸能関連話題と云わず、洗練品目関連話題にとっても全く、乗り気の現場認定”。
そしてこの居間が楽屋に、認定される前に存在する、ねおにとっては、狂気に近い頭部営為、変貌を過ごすべくの常識的期間に、ある手筈が自動進行していく。
これは確かに、無手、裸での仕え、これが何と
りいきん評価、すんなりとした出世、これらの暗示を呑んでいた。
手筈とは、“運命による抱かれ推移を、平然と、無手にて、脱ぎ捨て続ける正確演目を、この居間にて、舞妓は真剣披露すべし”だった。
観客は呼ばれずであるこの居間での舞踊披露への同意を求める書面が届きし舞妓は、昼間の二時頃にここへ一人で赴く。
演目は、“すのぬをのぬわ とにのかくにも ゅいをうわろじ ぅおうおこぞそく すぬぅすぉぬぉくぅ とぅおぅん ぷん こん はぅ”。
派手目な外套と串をまとう舞妓、まま波瑠、二十四は襖を開ける。
居間の中央で一人座し、正座で拝礼し、立ち上がる仕手は舞踊の時に移る。
両手は開掌、手の甲が天へ向く右手は斜め前から、やや上空辺りで、肘の緩やかな前後に晒す。
左の手の平は右手の、間抜け方向の鞘たるべく、斜め後ろ方向へ伸びし肘により、体側を向いている。
右肘の緩やかな屈伸に従い、左肘は更に緩やかに伸び縮みする。

「おん のう ぬっ、 んぅ、 ほん ほう ふっ、っ。」
 ファ ド  ファっ 吐息  ファ ド  ファっ

「すん くぉう くっ、  くぅ(小声)、っちゅぅ・・・ っくぅ・・・ っ。」
 ファ ド   ファっ  無音階    ファ・・・   ド・・・ 無音階

「すふん きゅう きゅうっ、くぉぅ、っうっ・・・ っとぅぉぅ・・・ っおっ。」
 ファ  レ   ドっ   無音階  ファっ・・・ ド・・・     ファっ

“おんのうぬっ”は、“おん”伸び、“のう”縮み、“ぬっ”伸び。
“んぅ”で、右の手の平を、反転させると同時に右手の方向を向いていた顔を正面に向かせ、微笑。

口紅は葡萄色えびいろ
無音階。
“ほんほうふっ”では、右腕と左腕の役目を変え、また方角も反転させるべし。

「はぁー ぬぅー、 はぁー ふぅー、 へぉー うぅー、 ほぉー ふぅー。」
 ミ♯  レ    レ   ド    ミ♯  レ    レ   ド

「ぷぉー りゅー、 ぷとぉー きゅー、 とぉー くぅー、 とぇぉー くぅー。」
 ミ♯  レ    レ    ド    ミ♯  レ    レ    ド

「はぁーぁはぁーはぁ゛ーはぁ゛ー、ちゅぅーゅぅーぅ゛ーぎゅ゛ー・゛・゛・゛。」
“はぁーぬぅー”で爪先と、顔、両目は方向を変更、“はぁーふぅー”でも同様。
“ぷぉーりゅー”、“ぷとぉーきゅー”では、艶やかさ、云わされている感を“ぷぉ”、“ぷとぉ”に灯すべし。
(ああっ ふう ろ の ぽ  い いっ くうっ (ああっ、と、いいっ、は歌声との違いは明瞭なる、
艶やかな吐息声が後半に混ざりゆく))
仕手仕草は、左手は大きなダチョウの卵を触っているだけの握力を、地へ無駄に降らせるだらしなさを、確かに顕現させる肘、これもだらしなく、共にだらしなく西向かい。
右手はアホらしき大きなダチョウの卵を触りつつ、外界に披露している握力を、正面に向かわせる為に、肘をだらしなく立て、その結果、右の手の平の高さはやや顔の下、方向は天井へ北東。
両足の爪先は、二拍子で、すぐさま、北西、北東へ、交互に、変更。
顔と、両目も同様に、二拍子おきに、すぐさま、北西、北東を、交互に。
左右の手の役も、交互、反転。

「しゅー にゅー、 きゅー ぎゅー、 きゅー ぃー、 ぃきょー ぃ。」
 ミ♯  レ    ラシ  ミ    ミ♯  レ   ラシ   ミ

「ひゅー ひゅー ひゅー、 の、    しょー しょー しょぉー、 や。」
 ミ♯  レ♯  ド♯   を伸ばす  シ   ラ♯   ソ♯   を伸ばす
(高い音階)               (同じ音階)

「ふぉい、ふおい、くおーーーい。」
 ソ   ファ♯ ミ♯   を伸ばす  ※発声に生活中、物品移動上の歓びを混ぜるべし

「ひゅん、ひょん、ひやん。」
 ミ   レ   ド

「こい、 こい、 こぉーーーい。」
 ソ   ファ♯ レ  ドへ伸ばしいく

外套の下には、金が走る白い帯、緑、青、黄色の薄さ、厳格洗練なる花が胸元で大きく咲いている、白い絹の着物。
派手外套と、この着物は容易に明かしている。
演目の素性は笑徳也、を。
演目の終末段階では、波瑠の握り拳は空手の型、三戦サンチン、が如く。

左右を逆にし、曲げている肘の上の拳を、更に外側に傾かせる。
両足の置き方は画像と似ており、上半身はかなり、後ろへ反らせている。
含意は、“得意気に成っている”。
“こい、こい、こぉーーーい”の詠唱の前後にしっかりと。
威勢良き野球児の気勢の連続に晒して良し。


帯は、金と白を交代させ、二段重ねを一段に、
色はそれぞれ単色で、混入せし模様は無し。

帯から下、失笑を認める派手さが

足首まで長い、長羽織の膝から上
着物の白さは、化学繊維は用いられずのまま、失笑、確実誘引に向けて長期にわたる大努力の結果で、現代には見えない。

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