スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

なるほど ・ ザ ・ ワード(Ⅶ)

2016年09月08日 | 雑感
『 なるほど ・ ザ ・ ワード 』 も もう7回にもなりました。

書き留めていたノートをペラペラめくる。  これも私の読書法。  結構面白いものですよ。 

●  ≪ 支配者が一つの虚偽を民衆に押し付ける場合、
         三十年をかければ十分真実のように信ぜられるという ≫

                                司馬遼太郎 『翔ぶが如く』 より
  
  ≪ あらゆる歴史的プロセスは、偏見により形成され、歴史を動かす要因が
        もっともらしく響こうとも、それらの諸説はすべて肥沃な誤謬にすぎないのだ ≫ 

                                今世紀最大の錬金術者(投資家)・ジョージ・ソロス

  我々が見てる「 歴 史 」ってそんなもの なのかも知れませんね。 
 
●  ≪ 人間の罪の中で一番大きな罪は、
        ものごとに執着することである ということにようやく気づいた ≫

                                柳澤桂子 エッセイ『いのちの日記』 より

  ある人が言っておりました。 < 雪と欲は積もれば積もるほど道を忘れる > と。  

  柳澤桂子・生命科学者・エッセイスト・歌人でもある。   
  般若心経の現代語訳・柳澤桂子生きて死ぬ知慧が40万部超のベストセラーに。

●  ≪  ドルイド(祭司)が第一に教えることは霊魂の不滅と転生である。
        彼らによれば これこそ死の恐怖を抑え、勇気を鼓舞するものにほかならない ≫   

                                       ユリウス・カエサル 『ガリア戦記』 より

   紀元前ローマ帝国と初めて戦ったのはケルト人と言われている。

   ガリア地域(ケルト人)で人間の価値を認められたのは二種類の人種・ドルイド(祭司)と
   騎士(貴族階級)のみと言われ、ドルイドは直接戦争に関わらず、税も免除されていたという。

   霊魂不滅・転生などは為(偽)政者たちが奴隷を使い捨てにする為に巧みに利用したに過ぎない。
   崇高な宗教の言葉と思いきや、実はこれが真実 これもそうなのかも知れません。

●  ≪  人間と植物も、その違いは酸素・炭素・窒素などの元素の割合・バランスの違いだけ  ≫
                                ある植物図鑑 より

   人に在って植物に無いのは ナトリウム・コバルト・ケイ素・フッ素・アルミニウム・ヒ素 等少しだけ。
   鉄や塩素が人には多量で、植物では微量、そんな違いのみだそうですよ。
 
   じゃ、神経は ?  あるのか ないのか  ん ~ 。 

●  アッラーの他に、誰も知らない 五つのこと(秘密)があるという。

  ≪ 明日何が起こるか 誰も知らず  母の胎内で何が生ずるか 誰も知らず
         明日何を得るか 誰も知らず  どの土地で死ぬか 誰も知らず
           また いつ雨が来るか 誰も知らない ≫

                           イスラム・ハディース「雨乞いの祈り」の章 より

   イスラム法には、罪に関しては 「知らないものは、罰せられない」 との考えがあるという。
                        
   罪とは神さまに反抗すること。 だから そもそも神さまの命令を知らない人は、
   神さまの命令に反抗することもできないので、罪はないのだそうだ。

以上 <なるほど・ザ・ワード> で長々とこじ付けてはみたが、わからないことだらけが結論かも。 

北海道の農業にもすさまじい被害をもたらした台風。  土ごと流された畑も多いと聞く。
4台風・北海道被害額1000億。 誰しも 自然には勝てないと解っていても みんな闘っているんですね。


ベランダにトンボが舞っていた。  北海道に秋の気配が近づいてきているようです。 

           

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