スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

チャイナフリー

2014年07月31日 | 雑感
2007年アメリカで中国産原料を使用したペットフードで犬が死んだことがきっかけで「チャイナフリー」の言葉が生れた。

チャイナフリーとは中国の原材料を使わないの意味だ。

サラ・ボンジョルニ 著「チャイナフリー」という本がある。
<1年間中国産のものを使わずに生活する>といったアメリカ人の体験本だ。


結論は完ぺきには無理だということ。 それだけ全世界に中国ものが浸透している今日この頃である。

連日 何度見たことか。 ”ひどい ”中国の食品問題がテレビをつけるたびに放映されている。

床に落ちた肉を拾ってラインに投入したり、腐った肉を期限を操作して再利用したり等々。

でもちょっとまって! これはこれで ”ひどすぎ ”には間違いないが、、、。

中国食品の違反件数が多いのは、検査件数が多いためとの穿った見方も実はある。

違反件数÷検査件数、の違反率で表すと、中国食品の違反率は他の国の食品の違反率と変わらないか、
むしろ少ないという。(厚生労働省輸入食品監視統計)

中国から輸入される食品の違反率は高くないというのである。 私なんぞは えっ! と思う。

厚生労働省が公表した「平成24 年の輸入食品監視統計」では、輸入件数の多い上位5 カ国の違反件数は、
中国が221 件、次いで米国190 件、ベトナム103件、インド63 件、タイ84 件、韓国37 件、フランス19件で、
中国が一番多くなっているのは事実。

しかし、検査件数に対する違反率をみると、
米国0.81%、タイ0.71%、韓国0.45%、中国0.22%、フランス0.2%であり、むしろ中国の違反率は他国と比較
して低いのが現状とのこと。

さらに、輸入件数に対する検査率は、米国10.1%、タイ7.6%に対して、中国は15.1%と高く、中国からの輸入
される食品は厳しい監視が行われていることが伺える。<輸入食品 監視 業務 (厚生労働省)>

じゃ 国産は どうか?

東京都によると国産食品違反率0.19%・輸入食品0.11%と、輸入より国産の食品違反率が多いという。

また、違反数の一番多い「肉・卵類及びそ加工品 」では国産違反率0.79%と断トツなのだ。


まだまだ統計を詳細に分析してみないと断言できないまでも、人間に欲がある限り 国産とて 危ない。

マスコミに 踊らされず しっかり みていきましょう。 

 

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