無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

日本が民主主義国であることを拒否したあなた

2013年12月09日 | Weblog
今日は前回書いた週刊誌の予言(?)

■安倍自民のやりたい放題により「日本の終わり」が始まる

この実態について書いてみたい。

その前に弁解しておく。
テレビ・大新聞が情報操作・世論誘導をして流す情報(又は隠して流さない情報)を一つ一つ取り上げてそれを批判していては、幾ら博学の?私でもネットでの情報・知識収集が間に合わず、付け焼刃の意見となりボロが出てしまう。
そこで、テレビ・大新聞が取り上げる事柄を無視し、つまり「同じ土俵」に上がらずにこれからの話を進めて行こうとおもう。そのため、私の無知による考え違いも多く含まれてくると思うが、成るべく多くの事を羅列して全体が見渡せるような書き方をしたいので、その点は御容赦願いたい。

雑談として載せるので、あなたも頭をサラにして自分で考えて自分の意見を確立して欲しい。


雑談1.秘密保護法について

日刊ゲンダイは当然だが、この成立については「東京新聞」もトップの一面ほぼ全面を使って下記の様な見出し・大見出しを掲げて記事にした。

秘密法案参院委で強行採決


民主主義の否定(注:強行採決と成立した同法案に対し)

議論尽くさず、ゴリ押し

記事は国会前「廃案を」との見出しで「参院特別委での採決強行を受け、国会議事堂前で『採決撤回』と声を上げる人たち」の写真の載せ、仕事を終えて参加した人の「あまりも横暴なやり方。もっとこの法案の危険性をたくさんの人に知ってほしい」とのコメントを載せている。

他の面にも

成立ありき 口約束連発

として、採決直前に「情報保全監察室(第三者機関)を内閣府に設置」等“その場しのぎの男たち”を演じたことに対し同紙は「法案のずさんさを認めるような迷走ぶり」と批判している。





この「情報保全監察室」は、私が前回書いた「抜かずの宝刀」という謂わば口約束をして強行採決した「騒乱罪」と同じく「秘密保護法」も成立してしまえば“こっちのもの”で、例え創らなくてもそれを批判し「何故つくらないのか!」とする勢力を“負け犬の遠吠え”と馬耳東風で聞き流していれば良いのだ。
但し、上のような組織は外見上作るだろうが、それは決して「その秘密が特定秘密に該当するものであるかどうか」を監視する第三者機関とはならず、権力者側が作る機関なので、逆に秘密が漏洩していないかを監視する機関となってしまう可能性が高い。

いづれにせよ、この法案は東京新聞が「世論恐れ 駆込み強行」と見出しを付けたように与党は「長引けば成立困難」と考え「国民から反発を受けるだろうが、年が明ければみんな忘れる」(与党幹部)とタカをくくり、審議を優先させなければならない不信任案等が野党から出されても大丈夫な様に国会の会期を2日延長してこの法案が本会議で流れず確実に成立することを期した。
前にも書いたが、国会会期中は1日1億円の経費がかかっている。即ち与党はこの国民の権利剥奪法案成立のために国民の税金2億円を無駄に使いますよ、ということ。

まさに与党の「国民を馬鹿にした」やりたい放題の状態である。

さらに、その日の東京新聞の他面の見出しと内容を続ける。

議場 飛び交う怒号

「こんな法律、国を滅ぼす」「国民なめるな」・・・野党の抗議 すべて無視


さらっと書いて雑談2・3・4・5・・・と全体を見渡していこうと考えて書き始めたのだが、やはり、日本の歴史・将来に大きな禍根を残すであろうこの法律の成立に対しては色々書いて?(本当は東京新聞の当日の記事貼り付けして)おきたい。

■同紙の「脚本家1480人が名を連ねる日本脚本家連盟が日本映画監督協会などと連盟で特定秘密保護法案へ反対表明」の記事




■同紙の「選挙で衆参多数を占めたからといって何でも好き勝手にやりたい放題やっていい、というものではない」との記事



■同紙の秘密保護法に対する批判をまとめた様な意見の記事




参考までに「東京新聞」のその日の社説を載せておく。(書くのが面倒なのでそのまま貼り付けた。読みにくいけどゴメン)





今までは、上の様な載せ方をすると○○権の侵害といった法律違反になるのではないかと記事を添削したり要約したりして自分の意見として書いていたのだが年老いて肝機能障害もある身で全身気怠く気力・やる気が出てこない。最近はご飯を炊くのもお米を研ぐ行為が億劫に感じ、洗濯も全自動なので出来上がった物を洗濯機から取り出して干すだけの簡単な行為なのに面倒に感じている。
従ってもう歌詞の著作権や写真・映像の肖像権等気にせずに貼り付けていくことにした。

今日もこの雑談1ではお上の御用新聞との記事比較を中心に書くつもりだったのに・・・。書く気力が持続しない。

でも、気力を振り絞ってさわりだけ書いておく。

その日の産經新聞は1面トップにこの秘密保護法を載せているが全面の4分の1程で留めている。

秘密保護法成立 きょう以降

第三者機関、内閣府に設置

として、この法案のポイントを図表的にして載せている。

2面の「主張」では

残念な会期末攻防の混乱

《内容要約》

特定秘密保護法案が参院特別委で与党の賛成多数で可決、本会議を経て成立の運び。

既に発足した国家安全保障会議(日本版NSC)を十分に機能させるため、政府与党がこの法案を最重要課題と位置付けて成立を目指すのは当然である。

日本の平和と安全を維持する為に必要な法律だからだ。

しかし、今国会成立のため、やむを得ない判断だったといえるが、野党との対立が解けず与党が質疑を打ち切り、混乱の中での可決となったのは残念だ。

・・・途中大幅に略・・・(与党から「情報保全監査室」を置く発言等がでた点を、「チェック態勢を強化する姿勢は評価できるが、法案成立のために矢継ぎ早に打ち出した感は歪めない。その内容が国民の理解を得られたかどうか、疑問は大きい。」などと書いている。)・・・余談:この「などと」という言葉、自分で書いても感じが悪い言葉だ。

野党第一党の民主党の姿勢も大いに問題がある。・・・合意に努めたとは言い難い。・・・後略


■3面の記事見出し

秘密保護法 なぜ必要?

米英と情報共有 ルール強化

NSC運用へ 態勢を整備



内容は略すが、同紙は「ただ、この法律の成立を急ぐあまり『知る権利』などの国民の不安は残りそうだ。」として、

小見出しで、

「表現の自由」「知る権利」不安残されたまま

「第三者機関」なお不透明


内容:「表現の自由」「知る権利」不安残されたままの成立となる。

恣意的(運用が出来る)との批判を避けるためにも、政府には今後も丁重な説明と真摯な運用が必要となる。(記事内容以上で終わり)


詳しく説明し批判していくと又長くなるので辞めるが、私はいくら同紙の「なぜ必要?」との説明記事を読み返しても理解できない。分かるのは、お上の御用新聞がこの秘密保護法成立をヨシとする根拠は「日本の平和と安全を維持する為に必要な法律」という一点であり、それしかない、という事だけだ。

日本国民、即ちあなたはこの法律が出来た為に日本の平和と安全が維持出来ると本気で考えているのですか?

あなたはこの法律の必要性を十分理解して、この法律の内容を熟知して「秘密」「不当」の適用範囲等を詳しく私に説明出来ますか?

次回から「安倍自民のやりたい放題」の羅列を雑感2以降で続けます。

今日はここまで、またね。









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