昨日、思いつくままダラダラと書いて、見返しもしないで「投稿」した。
今日開いてみると、又、コメントを戴いていた。
昨日書いた様に、何回もディベートする気はないのですが、最後の返事とさせてもらいます。
指摘通り、コメントにunknownと書いてあったので私は「匿名さん」としましたが、これは「タイトルを書かないとunknownとなる」のですね。老人の私はこういったことには疎いので、勘違いしてしまいました。(それほど今までコメントをもらっていなかったことが分かってしまった)
また、私の「日本は無資源国だから占領するメリットがない」と書いたことにたいし「東シナ海に今までまったく手付かずだった膨大なガス田が出た以上日本は立派な資源国家です」とのコメントを戴いた。
ウヨクより批判の対象になっている『朝日新聞』2005年5月の記事より引用
「東シナ海で中国が開発を進める二つの天然ガス田について、資源を含む地層が日本の水域にまで広がっている可能性が高いと、経済産業省が発表した。
中国は数年前から、日本が排他的経済水域の境界だと主張する中間線のわずか数キロ中国寄りで「春暁」などのガス田開発を始めた。以来、日本側は日本側の海底にある資源も吸い取られるのではないか、と懸念を募らせてきた。」 …引用終り
この件でも言いたいことは色々ありますが、論点がずれるので「日本は立派な資源国家」であると認めておきます。
昨日は思いつくまま書いてしまったのですが、「失敗した」と思ったのは、私からすると「日本が守り易い国か、敵にとって攻めやすい国か」という議論は全く意味が無かったのです。(自分で書いておいて、コメントをもらった方に申し訳ないのですが…)
ただ、ちょっと気になったコメントに一言。
わたしが、頭に浮かんだままに「敵味方入り乱れて…」に対して「ミサイル爆弾は入り乱れた前線に落とすもんではない。後方の補給路や兵站ルートを潰せばわざわざ戦力が集中してる前線を叩かずとも勝手に疲弊する」とコメントされていました。その「補給路」で思い出したのですが、敵の日本への先制攻撃には軍事基地(軍港)の他に石油(備蓄)基地が含まれるとは思いませんか?昔のCMの「車はガソリンで動くのです」(ガソリンなければただの箱)という文句は、軍機・軍艦・戦車にも言えるのではないでしょうか?
最後に、こういったコメントを頂きました。
コメント:無風老人さんは、『価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ 、正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう』とおっしゃってますが、正しい判断とは、正しい認識がなければできません
そして正しい認識というものはいろいろなことを「勉強」してこそ身に付くものだと思います。
好むと好まざるとに関わらず、国際情勢や外交には「軍事」が濃厚に関係しています。
「軍事」に関する勉強をするつもりはありません。と言い切る無風老人さんには、失礼ながら「正しい判断」ができるとは思えません。…以上コメント掲載終り
私は、こういった「途中から考え方を進める人(コメントされた人に失礼かもしれませんが)」にわかってもらいたいと思い、先の標題にしているのです。
先に誤解されていると困るので、書きますが「『軍事』について勉強するつもりはありません」と言ったのは、例えばコメントの先に書かれていた「北朝鮮が本格的に日本を爆撃しようとすれば、北朝鮮空軍と航空自衛隊の戦闘になりますが、はっきりいって北の戦闘機と日本のF15では勝負になりません(もちろん航空自衛隊の圧勝です)」といった知識(今戦争になればどちらが勝つか、と言った知識)を学ぼうとは思わないと言うことです。
これは、「太平洋戦争の真実」といった書物を読もうと思わないのと一緒です。私は昔、「大東亜共栄圏」とか「八紘一宇」とか戦記物も読みましたが、こういったことを勉強しようとは思いません。
何故なら、『途中からの発想』から始まっているからです。つまり、戦争行為を肯定した上での考え方だからで、戦争が『正しかった』とする書物は最初から勉強するに値しない、としているからです。「軍事」の勉強も同じです。
私は以前、「現実的でない」と言う言い方を「現状と違う」と言い替えて考えるようにしてほしい、と書きました。
コメントされた人も、『好むと好まざるにかかわらず…』と書かれているように、現状をそのまま容認して発言されています。
丸山真男は「現実的でなければならない、という言い方は、『既成事実に屈服せよ』と言っているに等しい」と指摘し、日本人の『長いものには巻かれろ』的発想を批判しています。
確かに現国際情勢の中では『軍事』は一つの外交の手段となっています。
ただ、今の日本の憲法は、外交の手段としての『軍事』を否定しています。
これは現実です、というか「現状」です。
「好むと好まざるとに拘わらず」この現状を受け止めましょう。
あなたの立場を採って、今の憲法は悪法だとしましょう。(私が戦争が悪い現状と思っているように)
しかし、『悪法も法』なのです。改正されるまでは、“守らなければならない、国家の基本法”なのです。
これを、悪法だから守らなくて良い、と考えると「国」は乱れます。今、色々な問題がニュースになっていますが、防衛省等の贈収賄汚職、耐震構造、賞味期限改竄、表示改竄等々、皆んな、決められたルールを守らないことから問題になっているのです。こういった『現実』を容認し続けると、無法者(法を守らない者)や犯罪者であふれ、モラルは低下し、力・武器による生き残り闘争となって行きます。
前に書いたように50億年を超える地球の歴史の中で、人類の歴史はホンの一瞬、未だ始まったばかりです。まだ、地球国家が出来上がっていません。
各国はアメリカを始め、未だ子供の段階です。日本国のような『地球国』を作る努力をすることは、地球の国々が大人になるために必要なことだと思います。
悪い現実(『現状』)があるなら、どうすればそれが解消するか?良くなるか?正しい方向に向くか?と考えるように発想を切り替えてください。
例えば、オイルショック時、2年間だけ税金を倍にして下さいと国民に納得させて(第二次オイルショックがあったので「もう暫く倍の税金を…」は理解するとして、その後のバブル景気で税収は大幅にアップしたのに)そのまま30年以上も国民に内緒で「倍取り」を継続してきた現実。前のブログで書いたように、湯水のように「道路」以外(自分達の高級車、等)に使い、道路以外にも一般財源化して転用し、それでも7000億円/年も余ってしまう『倍取り』税を、民主党が「もうやめよう」と言ったことに対し、政府・マスコミは「ねじれ国会」や「与野党攻防」や「民主党が権力を取る為の策略」等々、『どこからその穴埋めをするのか!』『その案も出さずに国民を騙し媚を売り、政権を取るための作戦だ』『地方が困ることになる』と暫定税率を元に戻せとする民主党を悪者にしている。私などは国民を騙して(国民に黙って)税金を倍も取り続けた政府やその事実を国民に報道しない(国民に目隠しをする)マスコミの方がよっぽど悪者に見えてしまうのだが…。
国民は、こんな『既成事実』にも屈服してしまうのでしょうか?
コメントを戴いた方、もう一度、私の日記の最初から「戦争について」までを一気読みして見て下さい。それも今までの発想方法・思考方法を置いて、頭をサラにして、読んで見て下さい。お願いします。
次回からは、普通の私の日記に戻ります。
今日開いてみると、又、コメントを戴いていた。
昨日書いた様に、何回もディベートする気はないのですが、最後の返事とさせてもらいます。
指摘通り、コメントにunknownと書いてあったので私は「匿名さん」としましたが、これは「タイトルを書かないとunknownとなる」のですね。老人の私はこういったことには疎いので、勘違いしてしまいました。(それほど今までコメントをもらっていなかったことが分かってしまった)
また、私の「日本は無資源国だから占領するメリットがない」と書いたことにたいし「東シナ海に今までまったく手付かずだった膨大なガス田が出た以上日本は立派な資源国家です」とのコメントを戴いた。
ウヨクより批判の対象になっている『朝日新聞』2005年5月の記事より引用
「東シナ海で中国が開発を進める二つの天然ガス田について、資源を含む地層が日本の水域にまで広がっている可能性が高いと、経済産業省が発表した。
中国は数年前から、日本が排他的経済水域の境界だと主張する中間線のわずか数キロ中国寄りで「春暁」などのガス田開発を始めた。以来、日本側は日本側の海底にある資源も吸い取られるのではないか、と懸念を募らせてきた。」 …引用終り
この件でも言いたいことは色々ありますが、論点がずれるので「日本は立派な資源国家」であると認めておきます。
昨日は思いつくまま書いてしまったのですが、「失敗した」と思ったのは、私からすると「日本が守り易い国か、敵にとって攻めやすい国か」という議論は全く意味が無かったのです。(自分で書いておいて、コメントをもらった方に申し訳ないのですが…)
ただ、ちょっと気になったコメントに一言。
わたしが、頭に浮かんだままに「敵味方入り乱れて…」に対して「ミサイル爆弾は入り乱れた前線に落とすもんではない。後方の補給路や兵站ルートを潰せばわざわざ戦力が集中してる前線を叩かずとも勝手に疲弊する」とコメントされていました。その「補給路」で思い出したのですが、敵の日本への先制攻撃には軍事基地(軍港)の他に石油(備蓄)基地が含まれるとは思いませんか?昔のCMの「車はガソリンで動くのです」(ガソリンなければただの箱)という文句は、軍機・軍艦・戦車にも言えるのではないでしょうか?
最後に、こういったコメントを頂きました。
コメント:無風老人さんは、『価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ 、正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう』とおっしゃってますが、正しい判断とは、正しい認識がなければできません
そして正しい認識というものはいろいろなことを「勉強」してこそ身に付くものだと思います。
好むと好まざるとに関わらず、国際情勢や外交には「軍事」が濃厚に関係しています。
「軍事」に関する勉強をするつもりはありません。と言い切る無風老人さんには、失礼ながら「正しい判断」ができるとは思えません。…以上コメント掲載終り
私は、こういった「途中から考え方を進める人(コメントされた人に失礼かもしれませんが)」にわかってもらいたいと思い、先の標題にしているのです。
先に誤解されていると困るので、書きますが「『軍事』について勉強するつもりはありません」と言ったのは、例えばコメントの先に書かれていた「北朝鮮が本格的に日本を爆撃しようとすれば、北朝鮮空軍と航空自衛隊の戦闘になりますが、はっきりいって北の戦闘機と日本のF15では勝負になりません(もちろん航空自衛隊の圧勝です)」といった知識(今戦争になればどちらが勝つか、と言った知識)を学ぼうとは思わないと言うことです。
これは、「太平洋戦争の真実」といった書物を読もうと思わないのと一緒です。私は昔、「大東亜共栄圏」とか「八紘一宇」とか戦記物も読みましたが、こういったことを勉強しようとは思いません。
何故なら、『途中からの発想』から始まっているからです。つまり、戦争行為を肯定した上での考え方だからで、戦争が『正しかった』とする書物は最初から勉強するに値しない、としているからです。「軍事」の勉強も同じです。
私は以前、「現実的でない」と言う言い方を「現状と違う」と言い替えて考えるようにしてほしい、と書きました。
コメントされた人も、『好むと好まざるにかかわらず…』と書かれているように、現状をそのまま容認して発言されています。
丸山真男は「現実的でなければならない、という言い方は、『既成事実に屈服せよ』と言っているに等しい」と指摘し、日本人の『長いものには巻かれろ』的発想を批判しています。
確かに現国際情勢の中では『軍事』は一つの外交の手段となっています。
ただ、今の日本の憲法は、外交の手段としての『軍事』を否定しています。
これは現実です、というか「現状」です。
「好むと好まざるとに拘わらず」この現状を受け止めましょう。
あなたの立場を採って、今の憲法は悪法だとしましょう。(私が戦争が悪い現状と思っているように)
しかし、『悪法も法』なのです。改正されるまでは、“守らなければならない、国家の基本法”なのです。
これを、悪法だから守らなくて良い、と考えると「国」は乱れます。今、色々な問題がニュースになっていますが、防衛省等の贈収賄汚職、耐震構造、賞味期限改竄、表示改竄等々、皆んな、決められたルールを守らないことから問題になっているのです。こういった『現実』を容認し続けると、無法者(法を守らない者)や犯罪者であふれ、モラルは低下し、力・武器による生き残り闘争となって行きます。
前に書いたように50億年を超える地球の歴史の中で、人類の歴史はホンの一瞬、未だ始まったばかりです。まだ、地球国家が出来上がっていません。
各国はアメリカを始め、未だ子供の段階です。日本国のような『地球国』を作る努力をすることは、地球の国々が大人になるために必要なことだと思います。
悪い現実(『現状』)があるなら、どうすればそれが解消するか?良くなるか?正しい方向に向くか?と考えるように発想を切り替えてください。
例えば、オイルショック時、2年間だけ税金を倍にして下さいと国民に納得させて(第二次オイルショックがあったので「もう暫く倍の税金を…」は理解するとして、その後のバブル景気で税収は大幅にアップしたのに)そのまま30年以上も国民に内緒で「倍取り」を継続してきた現実。前のブログで書いたように、湯水のように「道路」以外(自分達の高級車、等)に使い、道路以外にも一般財源化して転用し、それでも7000億円/年も余ってしまう『倍取り』税を、民主党が「もうやめよう」と言ったことに対し、政府・マスコミは「ねじれ国会」や「与野党攻防」や「民主党が権力を取る為の策略」等々、『どこからその穴埋めをするのか!』『その案も出さずに国民を騙し媚を売り、政権を取るための作戦だ』『地方が困ることになる』と暫定税率を元に戻せとする民主党を悪者にしている。私などは国民を騙して(国民に黙って)税金を倍も取り続けた政府やその事実を国民に報道しない(国民に目隠しをする)マスコミの方がよっぽど悪者に見えてしまうのだが…。
国民は、こんな『既成事実』にも屈服してしまうのでしょうか?
コメントを戴いた方、もう一度、私の日記の最初から「戦争について」までを一気読みして見て下さい。それも今までの発想方法・思考方法を置いて、頭をサラにして、読んで見て下さい。お願いします。
次回からは、普通の私の日記に戻ります。
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