無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

鹿を馬と言わなくて済む方法

2008年04月23日 | Weblog
今日は、今までと違った調子で書きます。呼びかけ調とでも言いますか…

趙高の下の群臣の様に鹿を馬と言わされている地方自治体の長の人達や住民の皆さん、全国民の皆さん!

私達の税金を我がもの顔に使って、言うことを聞けば金(国民から公平な分配の委託を受けた税金)を出す、言うことを訊かなければ金を出さない、という権力の濫用をしている政権政党に対抗する手段が一つだけあります。

何も自分のところ(自分の地方・選挙区)だけ権力者に逆らって、選挙後、お上から補助金・交付金等打ち切られたらどうしよう、と悩むことは無いのです。

そうです、政権を交代させればいいのです。そうすれば鹿を馬と言わなくて済むのです。暫定税率廃止で道路がつくれない、と言わなくて済むのです。

今までは、責任政党の政権担当政党候補者に入れないと金が回ってこない、政権政党の候補者が当選したら金が回ってきた、やっぱり政権政党の候補者に入れなければ…でしたが、これは政権交代が無かったから起きることです。

参院選後のブログで「これで喜んではいけない。衆議院では2/3の圧倒的多数の政権政党が歴然としてあり、法は衆院優勢の原則(2/3の多数で再議決できる原則)があるから政治は何もかわっていない。むしろ、政権政党に入れなかった地方に対する報復を警戒すべきだ。」というのがありました。

まさに、現状の政治状況がそうなっています。

でも、「ねじれ国会」になってから、政治は変わる気配を見せ始めました。政府・政権政党が勝手に作ったり、延長したり、決めてきた事、マスメディアがそれを国民に知らせなかった事が、国民の目に触れるようになったのです。

インド洋での無償給油(アメリカから日本の2~3倍の価格で買ってタダで給油)しかり、30数年も国民にことわることなく延長延長を続けた倍取り税金しかり、日銀法の金融・財務分離の原則の破壊(財務省関係者の天下り)しかり、です。

お年寄りの皆さん、4月から始まった「長寿医療制度」の中身は「長寿阻止医療制度」であり「姥捨山制度」であり「国によるお年寄り虐殺制度」です。

マスメディアは大きく報道しませんでしたが、この制度は自民党の中でも「ヒドイ制度」と考える人がいて、2月28日には四野党そろって、この制度を「廃案にする法案」を衆議院に提出しているのです。

お年寄りの皆さん、それから、将来お年寄りになる予定のある皆さん、今の政権が維持される限り、地方・庶民への圧政は続きます。75歳から(身体障害者は65歳から)自分で保険料を負担しなければならないのです。

それがイヤなら、廃案にしようとしている野党に政権をチェンジするしかないのです。

選挙で今の政権政党に投票する人は「苦労道楽」のマゾヒストと思いませんか?


■余談です。

こんなに政権交代が必要だ、といっていると、今まで色々見てきたブログから推して「民主党の宣伝をする無風ジジイ」といった声が聞こえてきそうだ。

私は民主党が良いとは少しも思っていません、むしろ嫌いな部類に入ります。ただ、今の小選挙区という選挙制度の中でファシズムへの傾斜を止める為、長期政権担当(一党独裁と海外から評価されている政権政党)により腐敗した世の中を何とかする為には、民主党への政権交代が急務だと思っているだけです。

地方自治体の長の皆さん、私のようなワーキングプアの皆さん、お年寄りの皆さん、“鹿”といって後から趙高(権力者)の仕打ち・仕返しを恐れて悩むことはありません。権力者を変えてしまえば全て解決することです。

今日は、ここまで。“一般的なこと”を簡単に書いて〆ます。チョンチョン!

決して27日を意識して書いてはいませんよ~。

尚、昨日のページにも今日投稿していますのでそちらも見て下さい。

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