前回の続きです。
なるべく簡潔に短く続けたい。
8月30日雨天の中、全国各地で決行された安保法制反対デモ。
雨天でなければ倍の人数は集まったと思われる。
海外では、デモの翌日(8/31)の午前11時の時点で、欧米・アジア・中東約212の記事がトップ又はメインのワールドニュースとして日本の安保法制反対デモを取り上げている。
通信社・報道社別の内訳はアメリカ11社、ヨーロッパ12社、アジア10社、中東6社。
尚、この世界各国212報道の中で、安保法制賛成デモも行われた、などと書いてある記事は皆無、日本のマスコミだけである。
(注)日本のマスコミ各紙記事「安保法制賛成500人のデモ」→主催者発表240人のデモ。
この記事により、官房長官は31日の記者会見で、法案に賛成するデモが実施されている事を挙げ、「国民にはさまざまな声がある(賛成の声も多くあると言いたい)のも事実だ」と指摘した。
また、日本の海外特派員やAP通信・ロイター・AFP通信等世界三大通信社が世界各国に発信しているデモの人数は主催者発表の「12万人」を基準としており、警察発表3万3千人で報道している記事は皆無と言って良い。
かように、在日海外特派員や駐日外国記者の目から見て警察発表の方は信憑性に欠けると感じたのだ。(こう書くと「数万人」と書いてある記事をとって、12万人なら10数万人と書くはずだ、と言った批判コメントが付く、こういった抹消批判はもうやめてもらいたい。このデモ自体の意味を考えてもらいたいものだ。)
私は参加者の数で勝った負けたと騒ぐのが嫌いである。
例え3万人でも雨の中、子供連れで参加する主婦を見ると、それだけで、よくこんな大勢が…と感心してしまう。
何故こんなことを書くかというと、菅官房長官は、この8・30安保法制デモの主催者発表「12万人」について「とてもそんなにいるとは思えない、実態とかなりかけ離れた数字」といった主旨の発言をしていてそれが報道されているからだ。
ついでに、下記の記事も載せておく。(これはネットで批判が集中しているので私のコメントは無し)
菅義偉官房長官は31日午前の記者会見で、安全保障関連法案に反対する大規模デモについて「一部の野党やマスコミから戦争法案だとか徴兵制の復活などの宣伝もされ、大きな誤解が生じていることは極めて残念だ。政府として、誤解を解く努力をしっかり行っていきたい」と述べた。
同法案に関しては「国民の声に耳を傾けながら、国民の生命と平和な暮らしを守ることは、国としての責務だ」として、成立を急ぐ考えに変わりのないことを強調した。
さて、ここでこの菅官房長官の発言をフォローする様な産経新聞の記事(ネット)を紹介する。
その前に8月30日午後2時7分のヘリコプター映像を載せる。(と、その前に余談)
(余談)デモは午後2時からである。デモ関連のネットをみると地下鉄構内で警察隊にストップされ地上に出られなかった人々、国会前が一杯で身動きが取れなくて日比谷公園・霞ヶ関・外務省・国会裏手等に安保法制反対の群衆で埋め尽くされていたようだ。
2時7分は集合時間を少し過ぎたばかりであり、コンサートや宴会の開始時間と違い、デモの場合、これからどんどん集まってくるところだ。各紙とも夕刊の締切時間の関係で始まったばかりの航空写真だというのは致し方ないとして、一面トップがその日の夕刊だけの瞬殺で翌朝からはこの関係の記事を片隅に追いやったりストップしてしまっている。
ネットのデモ翌日の記事見出し(参考まで)
これが日本三大新聞のネット版(デジタル版)の総合トップ記事見出し。昨日の日本で最大規模のデモがオミットされている。
①話を戻して、まずデモの写真
②続いて産経新聞記事
安保法案反対デモ、本当の参加者数を本社が試算
参院で審議中の安全保障関連法案に反対する市民団体が8月30日に開いた集会への参加者数が、国会正門前は多くても3万2千人程度だったことが産経新聞の試算で分かった。国会周辺にも参加者がいたとはいえ、主催者の「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」が発表した12万人にはほど遠い。警察当局は約3万3千人と発表している。
試算は上空から撮影した正門前で警備にあたっていた警察車両の前に機動隊員が15人並んでいたことを基準とした。そこに面した正方形部分(矢印)の人数を約225人と計算。白枠の正方形はその16倍で約3600人とした。9つの白枠全てが参加者で埋まっても国会前は約3万2400人となった。菅義偉(すがよしひで)官房長官は31日の記者会見で、主催者と警察当局の参加者数の違いについて「通常よりも、はるかに開きがある感じだ(主催者発表はオーバーもよいところだ)」と述べた。
試算の元になった写真
産経本社は、この白い四角形に人が詰まっていたとして9マスで3万2400人と試算している。
③結論:私は、この試算を見て主催者側発表の12万人が嘘ではないな、と確信した。
産経の写真では国会議事堂全景を含んだ斜め上空からの写真であり群衆が小さく小規模に写されている。しかも、木立に群衆が隠れて「埋め尽くされたとして」との仮定が嘘に見えたりする。
最初に載せた毎日新聞の国会前通りのデモを撮った写真の方がより正確に人数を試算できるのではないか。
しかも、国会前の通りは身動きできず日比谷公園・霞ヶ関・外務省・国会裏手等に流れたデモ参加者も多数いた。
実際に写真を撮った人のツイッターから借用させてもらうと、デモ参加者は国会前に限らず、下の舗道が埋め尽くされていたことが明らかにされている。(写真略)
ピンクで適当に色つけた部分がデモ参加者で舗道が埋まっていた部分、産経本社が試算した写真は国会前の通り①の部分のみ。
しかも、
ツイッターさんが言っている様に、地下鉄構内で「安全のため」と警察隊に足止めを食らったが、地下鉄構内に参加者を閉じ込めてデモ参加者数に入れない魂胆か!
ネトウヨや政府権力者の口直しに「政治は独裁体制が良い」といっている橋下徹氏のツイッターを載せて今日は終りとする。
嫌なものを載せてしまったが、皆さんに政府マスコミの洗脳から早く目覚めて欲しいと思い、あえて以前国民が「総理にふさわしい人物」に選んだ人を登場させてみた。
なるべく簡潔に短く続けたい。
8月30日雨天の中、全国各地で決行された安保法制反対デモ。
雨天でなければ倍の人数は集まったと思われる。
海外では、デモの翌日(8/31)の午前11時の時点で、欧米・アジア・中東約212の記事がトップ又はメインのワールドニュースとして日本の安保法制反対デモを取り上げている。
通信社・報道社別の内訳はアメリカ11社、ヨーロッパ12社、アジア10社、中東6社。
尚、この世界各国212報道の中で、安保法制賛成デモも行われた、などと書いてある記事は皆無、日本のマスコミだけである。
(注)日本のマスコミ各紙記事「安保法制賛成500人のデモ」→主催者発表240人のデモ。
この記事により、官房長官は31日の記者会見で、法案に賛成するデモが実施されている事を挙げ、「国民にはさまざまな声がある(賛成の声も多くあると言いたい)のも事実だ」と指摘した。
また、日本の海外特派員やAP通信・ロイター・AFP通信等世界三大通信社が世界各国に発信しているデモの人数は主催者発表の「12万人」を基準としており、警察発表3万3千人で報道している記事は皆無と言って良い。
かように、在日海外特派員や駐日外国記者の目から見て警察発表の方は信憑性に欠けると感じたのだ。(こう書くと「数万人」と書いてある記事をとって、12万人なら10数万人と書くはずだ、と言った批判コメントが付く、こういった抹消批判はもうやめてもらいたい。このデモ自体の意味を考えてもらいたいものだ。)
私は参加者の数で勝った負けたと騒ぐのが嫌いである。
例え3万人でも雨の中、子供連れで参加する主婦を見ると、それだけで、よくこんな大勢が…と感心してしまう。
何故こんなことを書くかというと、菅官房長官は、この8・30安保法制デモの主催者発表「12万人」について「とてもそんなにいるとは思えない、実態とかなりかけ離れた数字」といった主旨の発言をしていてそれが報道されているからだ。
ついでに、下記の記事も載せておく。(これはネットで批判が集中しているので私のコメントは無し)
菅義偉官房長官は31日午前の記者会見で、安全保障関連法案に反対する大規模デモについて「一部の野党やマスコミから戦争法案だとか徴兵制の復活などの宣伝もされ、大きな誤解が生じていることは極めて残念だ。政府として、誤解を解く努力をしっかり行っていきたい」と述べた。
同法案に関しては「国民の声に耳を傾けながら、国民の生命と平和な暮らしを守ることは、国としての責務だ」として、成立を急ぐ考えに変わりのないことを強調した。
さて、ここでこの菅官房長官の発言をフォローする様な産経新聞の記事(ネット)を紹介する。
その前に8月30日午後2時7分のヘリコプター映像を載せる。(と、その前に余談)
(余談)デモは午後2時からである。デモ関連のネットをみると地下鉄構内で警察隊にストップされ地上に出られなかった人々、国会前が一杯で身動きが取れなくて日比谷公園・霞ヶ関・外務省・国会裏手等に安保法制反対の群衆で埋め尽くされていたようだ。
2時7分は集合時間を少し過ぎたばかりであり、コンサートや宴会の開始時間と違い、デモの場合、これからどんどん集まってくるところだ。各紙とも夕刊の締切時間の関係で始まったばかりの航空写真だというのは致し方ないとして、一面トップがその日の夕刊だけの瞬殺で翌朝からはこの関係の記事を片隅に追いやったりストップしてしまっている。
ネットのデモ翌日の記事見出し(参考まで)
これが日本三大新聞のネット版(デジタル版)の総合トップ記事見出し。昨日の日本で最大規模のデモがオミットされている。
①話を戻して、まずデモの写真
②続いて産経新聞記事
安保法案反対デモ、本当の参加者数を本社が試算
参院で審議中の安全保障関連法案に反対する市民団体が8月30日に開いた集会への参加者数が、国会正門前は多くても3万2千人程度だったことが産経新聞の試算で分かった。国会周辺にも参加者がいたとはいえ、主催者の「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」が発表した12万人にはほど遠い。警察当局は約3万3千人と発表している。
試算は上空から撮影した正門前で警備にあたっていた警察車両の前に機動隊員が15人並んでいたことを基準とした。そこに面した正方形部分(矢印)の人数を約225人と計算。白枠の正方形はその16倍で約3600人とした。9つの白枠全てが参加者で埋まっても国会前は約3万2400人となった。菅義偉(すがよしひで)官房長官は31日の記者会見で、主催者と警察当局の参加者数の違いについて「通常よりも、はるかに開きがある感じだ(主催者発表はオーバーもよいところだ)」と述べた。
試算の元になった写真
産経本社は、この白い四角形に人が詰まっていたとして9マスで3万2400人と試算している。
③結論:私は、この試算を見て主催者側発表の12万人が嘘ではないな、と確信した。
産経の写真では国会議事堂全景を含んだ斜め上空からの写真であり群衆が小さく小規模に写されている。しかも、木立に群衆が隠れて「埋め尽くされたとして」との仮定が嘘に見えたりする。
最初に載せた毎日新聞の国会前通りのデモを撮った写真の方がより正確に人数を試算できるのではないか。
しかも、国会前の通りは身動きできず日比谷公園・霞ヶ関・外務省・国会裏手等に流れたデモ参加者も多数いた。
実際に写真を撮った人のツイッターから借用させてもらうと、デモ参加者は国会前に限らず、下の舗道が埋め尽くされていたことが明らかにされている。(写真略)
ピンクで適当に色つけた部分がデモ参加者で舗道が埋まっていた部分、産経本社が試算した写真は国会前の通り①の部分のみ。
しかも、
ツイッターさんが言っている様に、地下鉄構内で「安全のため」と警察隊に足止めを食らったが、地下鉄構内に参加者を閉じ込めてデモ参加者数に入れない魂胆か!
ネトウヨや政府権力者の口直しに「政治は独裁体制が良い」といっている橋下徹氏のツイッターを載せて今日は終りとする。
嫌なものを載せてしまったが、皆さんに政府マスコミの洗脳から早く目覚めて欲しいと思い、あえて以前国民が「総理にふさわしい人物」に選んだ人を登場させてみた。
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