タイトルは集団的自衛権の行使容認を閣議決定をした後に安倍首相が言った言葉である。
《安倍首相の集団的自衛権の行使容認の記者会見要旨》
政府の最も重要な責務は、わが国の平和と安全を維持し国民の命を守ることである。
特に最近の我が国を取り巻く安全保障情勢が悪化してきており、わが国の安全およびアジア太平洋地域の平和と安定のために日米安全保障体制の実効性を一層高め日米同盟の抑止力を向上させることにより武力紛争を未然に回避しわが国に脅威が及ぶことを防止することが必要不可欠である。
日本という国家は下手をすると隣の中国の属国になりかねない危機的な状況にあり、これを防ぐため、国民の生命や財産を守るため、集団的自衛権の行使容認が大事になってくる。(←この部分は石原慎太郎氏の考え)
それにより、あらゆる事態に対処できるからこそ、そして対処できる法整備によってこそ抑止力が高まり、紛争が回避され、我が国が戦争に巻き込まれることがなくなると考えます。
今日は、この③《抑止力》の話である。
長年にわたる悪い中国の政府マスコミ報道の成果、又産学協同の教育の成果として私のこの日記のコメント欄やブログに、
■隣国がなんと言おうと、日本も最低の核装備は必要だと思います。
■戦争は基本的に悪です。 しかし「戦争は悪だ」と叫んだところで、戦争はなくなりません。
「犯罪は悪だ」と誰もが知ってるが、犯罪が無くならないように。
それが現実です。
なら、せめて戦争を仕掛けられた場合には、少しでも被害が少なくするようにするのが政治の責任です。
■大学の授業で学べば学ぶほど(自分は戦争反対だけれど、でも)世界情勢って、そう単純なものでない…(中略)…世の中がうまく回るには、この現状を維持していくために結構四苦八苦しなくちゃいけない。
その手段の一つが、戦争。
(戦争反対を叫んでいる人たちの意見として)
「戦争は罪のない人たちを虐殺する、非人道的で許されることのできない行為だ!」
うん、そんなの皆わかってんじゃん。
でも戦争しないと世界はもっと混乱するんだよ、実は。
誰だって戦争なんてしたくないよ。
でも彼ら(9・11後のアメリカの事)も仕方なくやってるんだよ。
しかたなくね。
ある意味、先陣きって悪役を買ってでてるっていうようにも考えられない?
(大学で9・11のことについて講義を受けた後の意見)
(中略)
日本だって戦争してなかったら生き残れなかった。…
産学協同となった大学の授業で「誰だって戦争なんてしたくないけど、でも戦争しないと世界はもっと混乱するんだよ」「日本だって戦争しなかったら生き残れなかった」と教え込まれているのだ。
コメント欄に書かれていた上の様な意見は集団的自衛権の行使を容認し、アメリカとの軍事同盟(日米安全保障条約は軍事同盟)を強化すれば、(又、日本も核装備すれば)それが抑止力となり、中国から攻め込まれ日本が中国の属国化する事も無くなる、と考えているのだ。
安倍首相も、この日米軍事同盟の強化(集団的自衛権行使=双務性)により抑止力となり「今後50年間日本は安全だ」の発言となっているのだ。
あなたも安倍自民党内閣が「集団的自衛権の行使」を容認する閣議決定をした事で、これで「日本も一安心」とホット胸をなでおろしたのだろうか?
今のテレビ・新聞等マスコミは「不偏不党」で「反対意見があるときはそれも公平に記事にする」というジャーナリスト精神を失ってしまっているため、未だに国民の半数以上が反対している安倍自民党内閣の閣議決定に対する反対意見が耳に目に入って来ない。
今日もまた横道に逸れるが《抑止力》に入る前に、安倍首相のパネル説明の嘘をもう一度まとめておく。
安倍首相は下のパネルで「集団的自衛権の行使容認が必要だ」と説いた。
(安倍首相の発言要旨)
今や海外に住む日本人は150万人、さらに年間1,800万人の日本人が海外に出かけていく時代です。その場所で突然紛争が起こることも考えられます。そこから逃げようとする日本人を、同盟国であり、能力を有する米国が救助、輸送しているとき、日本近海で攻撃があるかもしれない。このような場合でも日本自身が攻撃を受けていなければ、日本人が乗っているこの米国の船を日本の自衛隊は守ることができない、これが憲法の現在の解釈です。
①「最近の我が国を取り巻く安全保障情勢の悪化」
これは日本の政府マスコミが“悪しき隣国中国”を長年かけて喧伝し作り出した嘘である。(詳しくは別の機会に・・・「嘘も1000回言えば真実になる」)
■このままでは日本は中国の属国化してしまう。(石原慎太郎氏)
■日本が中国に支配されて良いのか?(大川隆法氏)
上の様な考えが主流の日本になってしまっている。
②「アメリカが紛争国から日本人を救助・日本に輸送」
このケースは今まで一度も無かったことは日本政府も認めており、今後も『有り得ない事例』だとも認めている。
アメリカが「紛争国からの他国の人々の救出・脱出・輸送に米軍は一切手を貸さない。それぞれ自国で対処するように。」とキッパリと宣言しているからだ。
③パネルの「防護」できない=×について。
従って②で分かる通り、アメリカが日本に輸送艦防護の要請をする事も無い。
また、パネルで「防護できない」としているが、よくパネルをみて冷静に考えてもらいたい。
この状態は防護ではなく「集団的自衛権の行使」すなわち、相手と戦うことである。
集団的自衛権の行使は国際法規で認められているが、その国際法には相手国に対して宣戦布告することが集団的自衛権行使の前提条件として定められている。
即ち、このパネルで「防護」としているのは、攻撃国と「戦争」する事を意味しているのだ。
「極めて限定的な行使」など有り得ない。騙されないことだ。
余談だが、社民党の集団的自衛権行使容認の反対ポスター(下)に「子供をダシにして」等々の口汚い批難が集中したそうだ。嫌な世の中になったものだ。(別の機会にまとめて書く)
私には、この安倍首相のパネル説明の方がアリもしない想定で「赤ん坊を抱きかかえる母親・その母親にしがみつく子供、おじいちゃんやおばあさん」をダシに使っており、社民党のポスターの構図よりよっぽど「批難されるに相当するもの」ではないか、と思われるのだが…。
いずれにせよ権力者以下マスコミ含めエセ右翼が、のさばるこの日本。もう長いことはないな。(余談おわり)
あなたも権力の座にいる人たちが言っている「これは集団的自衛権の行使容認とは違うのだ」とか、前回書いた安倍首相の言葉
■現行の憲法解釈の基本的考え方は変わらない。
■海外派兵は一般に許されないという従来の原則も変わらない。
■自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことはこれからも決してない。
■外国を守るために日本が戦争に巻き込まれるという誤解があるが、有り得ない。
憲法が許すのは、我が国の存立を全うし国民を守る自衛の措置だけだ。
外国の防衛を目的とする武力行使は行わない。
むしろ万全の備えが、日本に戦争を仕掛けようとするたくらみをくじく大きな力を持つ。
それが抑止力だ。
今回の閣議決定で、日本が戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなっていく。
日本が再び戦争をする国になるというようなことは断じてあり得ない。
このような言葉を信じてしまうのか!
出所不詳で申し訳ないが、若手弁護士の会だったかが昔作成した集団的自衛権についての絵入り解説をアレンジして載せておく。
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これが、閣議決定の真実の姿なのだ。
アメリカに対してノーと言えない日本は、アメリカの要請に対してやれ「後方支援」だ「国際貢献」だ「非戦闘地域での復興支援」だ等々で国民を騙し自衛隊を派遣していくのは目に見えている。わたしが「基本的に変わらない」とか「一般に許されない」とかの安倍首相の説明箇所を強調しているのは、この閣議決定が「なし崩し」に「基本的には変わらないが、今回の場合は特殊事情で解釈を変えてもいいのではないか」とか「一般には許されないが、今回の特別な事情では許されてもいいのではないか」となって戦争への道を突き進んでいく事になるのだ。
この閣議決定で自衛隊員から死者が出ることは間違いない。
あなたは自衛隊員も日本国民なのだということを忘れていないか。
安倍首相は「国のために戦う自衛隊員に感謝し、命も投げ出す自衛隊員を誇りに思っている」といっているのだ。
安倍首相は「私は内閣総理大臣として国民の命と財産を守り、安全で安心して暮らせる国にする義務がある。」としているが、前にも書いたように国民が生活苦や健康問題(医療負担・病院施設問題)で1日80人前後自殺しているのは「国民の命を守る義務」を果たしていると言えるのか!餓死者が年間1000人以上も出ているのは「国民の命を守る義務」を果たしていると言えるのか!交通事故による死者を無くす=国民の生命を守る対策、義務は果たしているのか!
こう書いていくとどんどん脱線していくので、今日はここで筆を置く。
次回は必ず③抑止力について書くからね。
今日はここまで、またね。
《安倍首相の集団的自衛権の行使容認の記者会見要旨》
政府の最も重要な責務は、わが国の平和と安全を維持し国民の命を守ることである。
特に最近の我が国を取り巻く安全保障情勢が悪化してきており、わが国の安全およびアジア太平洋地域の平和と安定のために日米安全保障体制の実効性を一層高め日米同盟の抑止力を向上させることにより武力紛争を未然に回避しわが国に脅威が及ぶことを防止することが必要不可欠である。
日本という国家は下手をすると隣の中国の属国になりかねない危機的な状況にあり、これを防ぐため、国民の生命や財産を守るため、集団的自衛権の行使容認が大事になってくる。(←この部分は石原慎太郎氏の考え)
それにより、あらゆる事態に対処できるからこそ、そして対処できる法整備によってこそ抑止力が高まり、紛争が回避され、我が国が戦争に巻き込まれることがなくなると考えます。
今日は、この③《抑止力》の話である。
長年にわたる悪い中国の政府マスコミ報道の成果、又産学協同の教育の成果として私のこの日記のコメント欄やブログに、
■隣国がなんと言おうと、日本も最低の核装備は必要だと思います。
■戦争は基本的に悪です。 しかし「戦争は悪だ」と叫んだところで、戦争はなくなりません。
「犯罪は悪だ」と誰もが知ってるが、犯罪が無くならないように。
それが現実です。
なら、せめて戦争を仕掛けられた場合には、少しでも被害が少なくするようにするのが政治の責任です。
■大学の授業で学べば学ぶほど(自分は戦争反対だけれど、でも)世界情勢って、そう単純なものでない…(中略)…世の中がうまく回るには、この現状を維持していくために結構四苦八苦しなくちゃいけない。
その手段の一つが、戦争。
(戦争反対を叫んでいる人たちの意見として)
「戦争は罪のない人たちを虐殺する、非人道的で許されることのできない行為だ!」
うん、そんなの皆わかってんじゃん。
でも戦争しないと世界はもっと混乱するんだよ、実は。
誰だって戦争なんてしたくないよ。
でも彼ら(9・11後のアメリカの事)も仕方なくやってるんだよ。
しかたなくね。
ある意味、先陣きって悪役を買ってでてるっていうようにも考えられない?
(大学で9・11のことについて講義を受けた後の意見)
(中略)
日本だって戦争してなかったら生き残れなかった。…
産学協同となった大学の授業で「誰だって戦争なんてしたくないけど、でも戦争しないと世界はもっと混乱するんだよ」「日本だって戦争しなかったら生き残れなかった」と教え込まれているのだ。
コメント欄に書かれていた上の様な意見は集団的自衛権の行使を容認し、アメリカとの軍事同盟(日米安全保障条約は軍事同盟)を強化すれば、(又、日本も核装備すれば)それが抑止力となり、中国から攻め込まれ日本が中国の属国化する事も無くなる、と考えているのだ。
安倍首相も、この日米軍事同盟の強化(集団的自衛権行使=双務性)により抑止力となり「今後50年間日本は安全だ」の発言となっているのだ。
あなたも安倍自民党内閣が「集団的自衛権の行使」を容認する閣議決定をした事で、これで「日本も一安心」とホット胸をなでおろしたのだろうか?
今のテレビ・新聞等マスコミは「不偏不党」で「反対意見があるときはそれも公平に記事にする」というジャーナリスト精神を失ってしまっているため、未だに国民の半数以上が反対している安倍自民党内閣の閣議決定に対する反対意見が耳に目に入って来ない。
今日もまた横道に逸れるが《抑止力》に入る前に、安倍首相のパネル説明の嘘をもう一度まとめておく。
安倍首相は下のパネルで「集団的自衛権の行使容認が必要だ」と説いた。
(安倍首相の発言要旨)
今や海外に住む日本人は150万人、さらに年間1,800万人の日本人が海外に出かけていく時代です。その場所で突然紛争が起こることも考えられます。そこから逃げようとする日本人を、同盟国であり、能力を有する米国が救助、輸送しているとき、日本近海で攻撃があるかもしれない。このような場合でも日本自身が攻撃を受けていなければ、日本人が乗っているこの米国の船を日本の自衛隊は守ることができない、これが憲法の現在の解釈です。
①「最近の我が国を取り巻く安全保障情勢の悪化」
これは日本の政府マスコミが“悪しき隣国中国”を長年かけて喧伝し作り出した嘘である。(詳しくは別の機会に・・・「嘘も1000回言えば真実になる」)
■このままでは日本は中国の属国化してしまう。(石原慎太郎氏)
■日本が中国に支配されて良いのか?(大川隆法氏)
上の様な考えが主流の日本になってしまっている。
②「アメリカが紛争国から日本人を救助・日本に輸送」
このケースは今まで一度も無かったことは日本政府も認めており、今後も『有り得ない事例』だとも認めている。
アメリカが「紛争国からの他国の人々の救出・脱出・輸送に米軍は一切手を貸さない。それぞれ自国で対処するように。」とキッパリと宣言しているからだ。
③パネルの「防護」できない=×について。
従って②で分かる通り、アメリカが日本に輸送艦防護の要請をする事も無い。
また、パネルで「防護できない」としているが、よくパネルをみて冷静に考えてもらいたい。
この状態は防護ではなく「集団的自衛権の行使」すなわち、相手と戦うことである。
集団的自衛権の行使は国際法規で認められているが、その国際法には相手国に対して宣戦布告することが集団的自衛権行使の前提条件として定められている。
即ち、このパネルで「防護」としているのは、攻撃国と「戦争」する事を意味しているのだ。
「極めて限定的な行使」など有り得ない。騙されないことだ。
余談だが、社民党の集団的自衛権行使容認の反対ポスター(下)に「子供をダシにして」等々の口汚い批難が集中したそうだ。嫌な世の中になったものだ。(別の機会にまとめて書く)
私には、この安倍首相のパネル説明の方がアリもしない想定で「赤ん坊を抱きかかえる母親・その母親にしがみつく子供、おじいちゃんやおばあさん」をダシに使っており、社民党のポスターの構図よりよっぽど「批難されるに相当するもの」ではないか、と思われるのだが…。
いずれにせよ権力者以下マスコミ含めエセ右翼が、のさばるこの日本。もう長いことはないな。(余談おわり)
あなたも権力の座にいる人たちが言っている「これは集団的自衛権の行使容認とは違うのだ」とか、前回書いた安倍首相の言葉
■現行の憲法解釈の基本的考え方は変わらない。
■海外派兵は一般に許されないという従来の原則も変わらない。
■自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことはこれからも決してない。
■外国を守るために日本が戦争に巻き込まれるという誤解があるが、有り得ない。
憲法が許すのは、我が国の存立を全うし国民を守る自衛の措置だけだ。
外国の防衛を目的とする武力行使は行わない。
むしろ万全の備えが、日本に戦争を仕掛けようとするたくらみをくじく大きな力を持つ。
それが抑止力だ。
今回の閣議決定で、日本が戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなっていく。
日本が再び戦争をする国になるというようなことは断じてあり得ない。
このような言葉を信じてしまうのか!
出所不詳で申し訳ないが、若手弁護士の会だったかが昔作成した集団的自衛権についての絵入り解説をアレンジして載せておく。
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これが、閣議決定の真実の姿なのだ。
アメリカに対してノーと言えない日本は、アメリカの要請に対してやれ「後方支援」だ「国際貢献」だ「非戦闘地域での復興支援」だ等々で国民を騙し自衛隊を派遣していくのは目に見えている。わたしが「基本的に変わらない」とか「一般に許されない」とかの安倍首相の説明箇所を強調しているのは、この閣議決定が「なし崩し」に「基本的には変わらないが、今回の場合は特殊事情で解釈を変えてもいいのではないか」とか「一般には許されないが、今回の特別な事情では許されてもいいのではないか」となって戦争への道を突き進んでいく事になるのだ。
この閣議決定で自衛隊員から死者が出ることは間違いない。
あなたは自衛隊員も日本国民なのだということを忘れていないか。
安倍首相は「国のために戦う自衛隊員に感謝し、命も投げ出す自衛隊員を誇りに思っている」といっているのだ。
安倍首相は「私は内閣総理大臣として国民の命と財産を守り、安全で安心して暮らせる国にする義務がある。」としているが、前にも書いたように国民が生活苦や健康問題(医療負担・病院施設問題)で1日80人前後自殺しているのは「国民の命を守る義務」を果たしていると言えるのか!餓死者が年間1000人以上も出ているのは「国民の命を守る義務」を果たしていると言えるのか!交通事故による死者を無くす=国民の生命を守る対策、義務は果たしているのか!
こう書いていくとどんどん脱線していくので、今日はここで筆を置く。
次回は必ず③抑止力について書くからね。
今日はここまで、またね。
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