テレビ・新聞の報道を見ていると毎日毎日・見る番組単位で新たに書きたいことが出てくる。
今日は“ともだち”に支配された日本の司法(裁判所)について書こうとしたのだが、違ってしまった。
テレビ・新聞がまともに報道しないので、訳が分からず、頭がこんがらかった国民の灰色の脳細胞を何とかクリーンアップさせることが先決だからだ。
この日記が「匿名」を良い事に、人様のブログを勝手に改竄して、並べて自分の意見のように書いて見る。
☆悲しい国だね(2010年2月1日雁屋哲の美味しんぼ日記より)
偽情報であれ一面的情報であれ、大量に一方通行で繰返し叩き込まれると、それは事実以上の重みを持って人びとの意見・人々の立場をコントロールしていく。
※「嘘も百回言えば真実になる」(ナチスドイツの宣伝相ゲッペルス)
※「三人言いて虎を成す」(中国の故事=大勢で言えば嘘も本当のことになってしまう)
圧倒的に多数の人びと(国民)は自由なる意志に基づいて己の意見や立場を決定している、と無邪気に思い込んでいる。
あたかも自身の意志で、インタビューに際してテレビキャスターや新聞の論調を反復する。
それが情報操作の結果であるなんてつゆほども思わない。
今朝の毎日新聞の世論調査の結果によると、小沢氏の辞任を76パーセントの人が求めている。
この人たちは、何を根拠に、自分たちの態度を決めたのだろう。
毎日検察が垂れ流すリークを、それが正しいかどうか検証することなく紙面に載せていく新聞、ニュースで流すテレビ、その影響によるものだろう。
要するに、76パーセントの人びとはテレビ・新聞を操る検察の意のままに、彼らの言葉を反復しているに過ぎない。
これまでの新聞やテレビを通じて知った限りでは、私自身、小沢一郎氏がどんな罪を犯したのか犯さなかったのか、分からない。
検察のリークからだけでは何事も判断できない。
今までのリークから判断すること自体が間違いだ。
リークは証拠にはならないのだ。
それなのに、この76パーセントの人びとは何を根拠に小沢一郎氏の辞任を求めるのだろう。
この検察のやり方は本当に恐ろしい。
無罪か有罪かはっきりしないうちに、いかにも有罪と思われる情報を垂れ流しにして人びと(国民)を操る。
戦争広告代理店のやり方と全く同じだ。
小沢一郎氏に対する“負の印象”をこれでもか、これでもかと植え付けてきた。
この手を使えば、どんな人間でもその社会的地位を失わせることが出来る。
一例を列記
※毎日新聞主筆・岸井氏の暴言
日曜朝、TBSのニュース番組をみていました。
その中で恒例のごとく小沢問題が取り上げられました。発言を求められた毎日新聞の岸井氏が、「小沢氏は、すべてを公開していると主張するが、絶対に隠している」「そのことは、ほとんどの国会議員が知っていることだ」などと、口を極めて罵倒したのには驚きました。
曰く、
小沢氏の政治と金は山ほどあり、真っ黒だから、民主党は除名すべきなんですよ。
全部公開なんてしていないんですよ。
やましいところだらけなんですよ。
小沢が悪いのは政治家みんなが分かっているんですよ、私らもみんな分かっている。
※新聞社説
毎日新聞 社説:党員資格停止 これでは納得できない
産経新聞 主張:小沢氏処分 なぜ離党勧告できぬのか
※NHKニュース
「(小沢氏の)『政治とカネ』の問題は(菅内閣)支持率に暗い影を落としています」とNHKニュース9の女性アナが言い、続いて、
NHKが行った世論調査によりますと、菅内閣を「支持する」と答えた人は21%で、先月の調査より8ポイント下がり、菅内閣発足後、最も低くなりました。(略)
一方、政治資金規正法違反の罪で強制的に起訴された民主党の小沢元代表の進退について尋ねたところ、▽「民主党を離党すべきだ」が21%、▽「議員辞職すべきだ」が54%、▽「離党も議員辞職も必要はない」が17%でした。
冒頭に「(小沢氏の)『政治とカネ』は菅内閣の足かせとなってます。」と言ったあと、世論調査の数字を述べるやり方。
まるで小沢問題で菅政権の支持率が落ちたがごとき報道の仕方。
ところが一方では、テレビ・ラジオ・新聞からではなく、ネットから情報を得ている人達の世論は全く逆になっている。
ネット・リサーチ(一人一回の投票、正確には1パソコン1回のみの投票)においては「小沢氏は離党も議員辞職も必要ない」が84%を占めている。
これも「どの新聞が一番信用性があると思いますか?」のアンケート回答項目に五大紙が列記されているのに、その他の項目「どの新聞記事も信用出来ない」が98%超えになるネット社会での話しだ。
「どのテレビ局が一番信頼できますか?」も全く同じ、NHKから各民放がズラッと並ぶ中「どのテレビ局の報道も信用出来ない」がやはり98~99%を占めているネット社会ならではの世論形成だ。
これが、ネット社会での常識になっているのだ。
少し、まともな記事も載せておく。2月16日の日刊ゲンダイの記事から改竄引用。
余談:同紙の集中連載「国民は騙されている」「小沢強制起訴の虚構」は既に第16回を迎えている。
小沢は絶対悪いことをやっているんだ、と思っている人は是非、この記事を第1回から全部読んでほしい。小沢がやってきた悪事の数々の実体が少しは分かるかも知れないから。…余談終わり
(改竄引用開始)
多くの国民が「検察審査会」なる制度をよく知らなかった時から、つまり石川議員を虚偽記載で逮捕・拘留した早い段階から検察は石川議員に対して「検察審査会」をちらつかせていた。
例えば、石川知裕衆院議員に対する昨年(2010年)1月の聴取時、虚偽記載に関する小沢元代表の「強い関与」や「裏献金」を否定し続ける石川議員に対して吉田正喜副部長は「このままでは泥仕合だ。検察審査会は必ず強制起訴する。選挙(参院選)前にそうなれば、あなた方にとっても最悪だ」と迫った。
つまり、検察に言われるままに石川氏が供述書にサインをすれば、小沢元代表は起訴を免れるが、石川氏がこのように拒めば、観察審査会が小沢氏を強制起訴するぞ!という脅しである。
このように検察は検察審査会を身内の別働隊のように扱っているから驚くではないか。
さらに2月1日、やはり石川議員は「今回は検察は小沢を起訴出来ないけれど、検察審査会で必ずやられるんだ。(検察審査会が必ず小沢を強制起訴するからな!)」と検察から言われた。
―――検察のこの自信の発言 裏付けは何なのだ―――(←見出し、です)
事実、その後の展開は特捜部副部長のセリフ通りになった。
小沢は検察で不起訴、検察審査会で強制起訴。
何故、特捜部検事は検察審査会の結論を見通せたのか。
検察が不起訴にした次の日、匿名の「市民団体」が不服として申請書を提出、審査会事務局は即日、その申請を受理した。
クジで選ばれる一般国民が裁判所に集まって検察の「不起訴処分」を検討するといった検察審査会は、検察とは全く別の独立した機関と国民は思っている。
だから、その検察審査会で「小沢起訴相当」の議決が出た日、大マスコミは「検察の不起訴処分をひっくり返した市民目線」と検察審査会をたたえ、如何にも検察と検察審査会は“別物”として扱った。
しかし、実態は検察と検察審査会とは、表裏一体の関係なのだ。
検察が検察審査会を使って小沢を起訴に持ち込むのは簡単なのである。(中略)
…特捜部検事は、自分達が小沢を起訴できなくても、検察審査会を操って小沢を起訴させるノウハウを知っていた訳だ。
こうなると、デキレースというか、検察審査会の存在は単なる特捜部の追認機関・下請機関という事になってしまう。
これが朝日新聞以下の大マスコミが称賛する「検察審査会」の正体である。
どこが「市民目線からは許されない!」「これが善良な市民感覚だ!」なのか。
「違う」と言うなら、検察審査会(若しくは選ばれた1名の審査補助員=弁護士)はどんどん反論すればいい。
痛くもかゆくも無い腹を探られるのが嫌なら、検察審査会事務局は釈明すればいい。
ところが、貝のように口を閉ざし審査・議事の内容を隠蔽したままだ。
第2回目の議決を出した審査員11名の平均年齢発表が二転三転し、最終的に平均年齢は第一回目の平均年齢と下二桁までピッタリと一致、クジで審査員を選んだ場合34歳何がしかになる確率は0.06%であるが、第1回・第2回と11人全員が交代して、平均年齢が下二桁まで同じとなる確立は数億分の1となり、ありえない。
裁判所に「小沢を強制起訴した検察審査会」の資料提出を求めた、検察審査会を調べている森ゆうこ議員に「鉄槌を下してやる!」と言う検察幹部。
国民はくれぐれも森ゆうこ議員のしていることを「政治の司法への介入だ」(検察幹部)と流すマスメディアに騙されないことだ。
もう、バラバラとマスメディアの洗脳報道を小出しに書いて、“国民の覚醒”に一縷の望みを繋ぎたいと思う。
そんな訳で、今日はここまで、またね。
今日は“ともだち”に支配された日本の司法(裁判所)について書こうとしたのだが、違ってしまった。
テレビ・新聞がまともに報道しないので、訳が分からず、頭がこんがらかった国民の灰色の脳細胞を何とかクリーンアップさせることが先決だからだ。
この日記が「匿名」を良い事に、人様のブログを勝手に改竄して、並べて自分の意見のように書いて見る。
☆悲しい国だね(2010年2月1日雁屋哲の美味しんぼ日記より)
偽情報であれ一面的情報であれ、大量に一方通行で繰返し叩き込まれると、それは事実以上の重みを持って人びとの意見・人々の立場をコントロールしていく。
※「嘘も百回言えば真実になる」(ナチスドイツの宣伝相ゲッペルス)
※「三人言いて虎を成す」(中国の故事=大勢で言えば嘘も本当のことになってしまう)
圧倒的に多数の人びと(国民)は自由なる意志に基づいて己の意見や立場を決定している、と無邪気に思い込んでいる。
あたかも自身の意志で、インタビューに際してテレビキャスターや新聞の論調を反復する。
それが情報操作の結果であるなんてつゆほども思わない。
今朝の毎日新聞の世論調査の結果によると、小沢氏の辞任を76パーセントの人が求めている。
この人たちは、何を根拠に、自分たちの態度を決めたのだろう。
毎日検察が垂れ流すリークを、それが正しいかどうか検証することなく紙面に載せていく新聞、ニュースで流すテレビ、その影響によるものだろう。
要するに、76パーセントの人びとはテレビ・新聞を操る検察の意のままに、彼らの言葉を反復しているに過ぎない。
これまでの新聞やテレビを通じて知った限りでは、私自身、小沢一郎氏がどんな罪を犯したのか犯さなかったのか、分からない。
検察のリークからだけでは何事も判断できない。
今までのリークから判断すること自体が間違いだ。
リークは証拠にはならないのだ。
それなのに、この76パーセントの人びとは何を根拠に小沢一郎氏の辞任を求めるのだろう。
この検察のやり方は本当に恐ろしい。
無罪か有罪かはっきりしないうちに、いかにも有罪と思われる情報を垂れ流しにして人びと(国民)を操る。
戦争広告代理店のやり方と全く同じだ。
小沢一郎氏に対する“負の印象”をこれでもか、これでもかと植え付けてきた。
この手を使えば、どんな人間でもその社会的地位を失わせることが出来る。
一例を列記
※毎日新聞主筆・岸井氏の暴言
日曜朝、TBSのニュース番組をみていました。
その中で恒例のごとく小沢問題が取り上げられました。発言を求められた毎日新聞の岸井氏が、「小沢氏は、すべてを公開していると主張するが、絶対に隠している」「そのことは、ほとんどの国会議員が知っていることだ」などと、口を極めて罵倒したのには驚きました。
曰く、
小沢氏の政治と金は山ほどあり、真っ黒だから、民主党は除名すべきなんですよ。
全部公開なんてしていないんですよ。
やましいところだらけなんですよ。
小沢が悪いのは政治家みんなが分かっているんですよ、私らもみんな分かっている。
※新聞社説
毎日新聞 社説:党員資格停止 これでは納得できない
産経新聞 主張:小沢氏処分 なぜ離党勧告できぬのか
※NHKニュース
「(小沢氏の)『政治とカネ』の問題は(菅内閣)支持率に暗い影を落としています」とNHKニュース9の女性アナが言い、続いて、
NHKが行った世論調査によりますと、菅内閣を「支持する」と答えた人は21%で、先月の調査より8ポイント下がり、菅内閣発足後、最も低くなりました。(略)
一方、政治資金規正法違反の罪で強制的に起訴された民主党の小沢元代表の進退について尋ねたところ、▽「民主党を離党すべきだ」が21%、▽「議員辞職すべきだ」が54%、▽「離党も議員辞職も必要はない」が17%でした。
冒頭に「(小沢氏の)『政治とカネ』は菅内閣の足かせとなってます。」と言ったあと、世論調査の数字を述べるやり方。
まるで小沢問題で菅政権の支持率が落ちたがごとき報道の仕方。
ところが一方では、テレビ・ラジオ・新聞からではなく、ネットから情報を得ている人達の世論は全く逆になっている。
ネット・リサーチ(一人一回の投票、正確には1パソコン1回のみの投票)においては「小沢氏は離党も議員辞職も必要ない」が84%を占めている。
これも「どの新聞が一番信用性があると思いますか?」のアンケート回答項目に五大紙が列記されているのに、その他の項目「どの新聞記事も信用出来ない」が98%超えになるネット社会での話しだ。
「どのテレビ局が一番信頼できますか?」も全く同じ、NHKから各民放がズラッと並ぶ中「どのテレビ局の報道も信用出来ない」がやはり98~99%を占めているネット社会ならではの世論形成だ。
これが、ネット社会での常識になっているのだ。
少し、まともな記事も載せておく。2月16日の日刊ゲンダイの記事から改竄引用。
余談:同紙の集中連載「国民は騙されている」「小沢強制起訴の虚構」は既に第16回を迎えている。
小沢は絶対悪いことをやっているんだ、と思っている人は是非、この記事を第1回から全部読んでほしい。小沢がやってきた悪事の数々の実体が少しは分かるかも知れないから。…余談終わり
(改竄引用開始)
多くの国民が「検察審査会」なる制度をよく知らなかった時から、つまり石川議員を虚偽記載で逮捕・拘留した早い段階から検察は石川議員に対して「検察審査会」をちらつかせていた。
例えば、石川知裕衆院議員に対する昨年(2010年)1月の聴取時、虚偽記載に関する小沢元代表の「強い関与」や「裏献金」を否定し続ける石川議員に対して吉田正喜副部長は「このままでは泥仕合だ。検察審査会は必ず強制起訴する。選挙(参院選)前にそうなれば、あなた方にとっても最悪だ」と迫った。
つまり、検察に言われるままに石川氏が供述書にサインをすれば、小沢元代表は起訴を免れるが、石川氏がこのように拒めば、観察審査会が小沢氏を強制起訴するぞ!という脅しである。
このように検察は検察審査会を身内の別働隊のように扱っているから驚くではないか。
さらに2月1日、やはり石川議員は「今回は検察は小沢を起訴出来ないけれど、検察審査会で必ずやられるんだ。(検察審査会が必ず小沢を強制起訴するからな!)」と検察から言われた。
―――検察のこの自信の発言 裏付けは何なのだ―――(←見出し、です)
事実、その後の展開は特捜部副部長のセリフ通りになった。
小沢は検察で不起訴、検察審査会で強制起訴。
何故、特捜部検事は検察審査会の結論を見通せたのか。
検察が不起訴にした次の日、匿名の「市民団体」が不服として申請書を提出、審査会事務局は即日、その申請を受理した。
クジで選ばれる一般国民が裁判所に集まって検察の「不起訴処分」を検討するといった検察審査会は、検察とは全く別の独立した機関と国民は思っている。
だから、その検察審査会で「小沢起訴相当」の議決が出た日、大マスコミは「検察の不起訴処分をひっくり返した市民目線」と検察審査会をたたえ、如何にも検察と検察審査会は“別物”として扱った。
しかし、実態は検察と検察審査会とは、表裏一体の関係なのだ。
検察が検察審査会を使って小沢を起訴に持ち込むのは簡単なのである。(中略)
…特捜部検事は、自分達が小沢を起訴できなくても、検察審査会を操って小沢を起訴させるノウハウを知っていた訳だ。
こうなると、デキレースというか、検察審査会の存在は単なる特捜部の追認機関・下請機関という事になってしまう。
これが朝日新聞以下の大マスコミが称賛する「検察審査会」の正体である。
どこが「市民目線からは許されない!」「これが善良な市民感覚だ!」なのか。
「違う」と言うなら、検察審査会(若しくは選ばれた1名の審査補助員=弁護士)はどんどん反論すればいい。
痛くもかゆくも無い腹を探られるのが嫌なら、検察審査会事務局は釈明すればいい。
ところが、貝のように口を閉ざし審査・議事の内容を隠蔽したままだ。
第2回目の議決を出した審査員11名の平均年齢発表が二転三転し、最終的に平均年齢は第一回目の平均年齢と下二桁までピッタリと一致、クジで審査員を選んだ場合34歳何がしかになる確率は0.06%であるが、第1回・第2回と11人全員が交代して、平均年齢が下二桁まで同じとなる確立は数億分の1となり、ありえない。
裁判所に「小沢を強制起訴した検察審査会」の資料提出を求めた、検察審査会を調べている森ゆうこ議員に「鉄槌を下してやる!」と言う検察幹部。
国民はくれぐれも森ゆうこ議員のしていることを「政治の司法への介入だ」(検察幹部)と流すマスメディアに騙されないことだ。
もう、バラバラとマスメディアの洗脳報道を小出しに書いて、“国民の覚醒”に一縷の望みを繋ぎたいと思う。
そんな訳で、今日はここまで、またね。