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ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

人物画(裸婦)

2010-05-15 20:40:44 | ポーセリン・ペインティング
人物画を習い始めた時から、ずっと目標にしてきた裸婦の絵が完成し、額装も出来上がりました
この2枚の対になった作品を描く前に、「ある試練」を自分に課して製作に臨みました。
試練、なんて大げさなのですが・・・遅乾性オイルを使って人物画を描くと、つい
焼成回数が多くなってしまいます。
「できるだけ1回でも焼成を少なく」を目標に、取り組みました。
この目標の為、描きにくい所を「次にまわそう~」なんて甘えた気持ちはご法度。
本当にしんどかったです。。。こんな緊張感をもって製作するなんて、もう経験できないかも?

ウィリアム・ブーグロー(新古典主義の画家です)
タイトルは 「夕刻」と「夜明け」
  

額装はフランス額装をされてる方に依頼しました
ほぼ、全てお任せして・・こんなステキに出来上がって、感激~
  

木彫のフレームも新古典スタイルの絵のイメージにぴったりです


お顔は、どちらも横顔。
とてもドラマチックです。
色数の少ない「夕刻」の方が描きにくく、試し焼きに相当の時間を掛けました。
「夜明け」の方は、いきなり描き始めてしまい、反省。。


大きなサイズの画像はギャラリー
次は久しぶりに天使を描きたいな、と思っています
裸婦を描いた前と後では、天使の肌の描き方に違いが出るかもしれません。
楽しみのような・・・恐いような・・・

アトリエ・ラ・ヴィータ