ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

ポートレートを描く準備

2014-06-24 16:45:57 | ポーセリン・ペインティング
写真をお手本にして人物画を描くのは難しいのですが、そのお手本選びが
また、難しいのです。

ちょうど良いお手本が見つからない場合、複数の写真を利用して合成していくのですが・・
顔の角度や光の方向など、ぴったりの物はなかなか見つかりません!!

3月から、試行錯誤を繰り返して、なんとかまとめる事ができました
合成して、デッサンが終わると、大変だった事をすっかり忘れて、これから描きはじめる
期待感でわくわく♪

これを合成して・・・



こうなりました。



人物画のデッサンを学んでいたなら、こんな回り道をする必要はないのかもしれませんね。
これから、細かいデザインを決めて、描き始めたいです

ホタル

2014-06-10 19:05:47 | ポーセリン・ペインティング
早朝のまだ薄暗い時間、ツバメの鳴き声で目が覚めました。
カラスが来たのか・・・けたたましく鳴くので、見にいくと
玄関にぼんやりとした小さく光る物が・・・・

ゲンジボタルの雄が居ました!!

じっと観察すると、2秒に1回光るのがはっきり見えます
(関西は2秒に1回・関東は4秒に1回)











今、蛍の絵を描いているのですが、筆が止まっています
(解らない個所があるので)
お蔭で筆が進みそうです!!



歩いて3分くらいの川に蛍は居るのですが、我が家まで飛んでくるには
相当無理があります。
どういう経路で飛んできたのか・・・わかりませんが、朝露が残っている間に、その川に戻しに行きました。

ケースの蓋を開けると元気よく竹藪に飛んで行ったので、ホッとしました!
明るい時間に飛ぶ蛍を見たのは初めてですが・・・
玉虫と同じ飛び方なのですね。驚きました
(トンボや蜂のように体が地面に水平ではなく、垂直に飛びます。)

蛍の成虫は何も食べず、水分だけ舐めて、約1~2週間で命を終えます
懐中電灯で照らしたりせず、マナーを守って観察しましょう。

ツバメのお蔭で、貴重な経験が出来ました。
(カラスのお蔭かも?)

ポートレート

2014-05-13 18:10:03 | ポーセリン・ペインティング
10年以上、アンティーク絵画の模写を習ってきました。
写真からポートレートを描くのは、違った難しさがあってずっと避けて来たのですが
岸田先生にご指導頂いて、練習を始めました。

去年の春から描きはじめて、途中、国家試験があった為、中断・・・
ようやく完成です



この写真を参考にしたのですが・・・
まるで別人!!
なんで、こうなるの???



写真には情報が多すぎてそれを自分で整理しながら描く必要があります。
(足し算したり、引き算したり・・・)
絵をお手本にしていた時は、その情報の整理を画家がしていてくれていたのですね。

お手本の写真を選ぶのも難しくて、
作品を仕上げてみて、選び方が少し解ってきました。

次回は、2種類の写真から違和感が無いように合成する練習です。

リボンとlace

2014-05-07 21:05:15 | ポーセリン・ペインティング
アンティーク絵画の模写を習っているとき、描いてみたかった
ブーシェのポンパドゥール夫人

胸元のリボンを描いてみました
バージョンアップした shuko lace で飾ると素敵に♪ 
(岸田先生のご指導です)





レースもリボンも未完成ですが
ふんわりした柔らかい質感を表現したくて、オイルを多い目にしたら・・・
細かいゴミが入ってしまい、涙・涙・・・



絵を見ていたら、袖のリボンとレースも描きたくなって来ました!


蛍の絵皿・3

2014-04-26 20:03:15 | ポーセリン・ペインティング
ご依頼を頂いて描いている絵皿(約27㎝のプレート)
全体に絵が入りました

焼成して、背景の川・山などを描き入れます








描いているのは

ホタルブクロ
つゆ草
紫つゆ草
ドクダミ
スカンポ
アゼナルコ
ヤエムグラ
ヤブマオ
ヤエムグラ
ゲンジボタル(2匹)

紫つゆ草は、園芸品種なので描き入れようか・・・と
最後まで迷いましたが、赤紫が入ると引き締まりますね。
ちょうど、花が咲き始めたので、早速スケッチ

ドクダミ、花は未だだけど、特徴ある葉をよ~く観察。
良い季節になってきました!

スカンポは、3日見に行かないと、別の植物かと思うくらい伸びてます
茎や葉の色も日々、変わっていくので、どの時期を描くのか、と
悩むところです。

焼成、上手くいきますように・・・

ビーズを焼成

2014-04-21 17:51:08 | ポーセリン・ペインティング
お窯を買って間もない頃、絵の焼成以外にも色々試してみたことが有りました。

ビーズを焼成してみるのもその一つ。

どんな形のも、コロンと丸くなります。

驚いたのは、細長いビーズまでコロンっと丸まってる事。





今回、780度での焼成でしたが、少し温度を避下げて、又試してみようと思います

蛍の絵皿・2

2014-04-17 08:56:07 | ポーセリン・ペインティング
蛍を描き入れると、印象が変わりました!





子どもの頃は、当たり前のように居た蛍・・
いつの間にか、姿を消して・・・
ようやく最近、戻ってきてくれました。

ホテルなどの「ホタル鑑賞の夕べ」という催しで使い捨てられる
ホタルを思うと悲しくなります

あんなクリスマスツリーのイルミネーションみたいに蛍が居るはず無いのに・・・
不自然だと思わないのかな?

蛍の絵皿

2014-04-13 21:29:06 | ポーセリン・ペインティング
オーダーを頂いて描きはじめている絵皿です

昨年、梅雨の季節からスケッチしたり、写真を撮ったりして
構図を練り直し、ようやく描き始めました

(国家試験があったので、中断する時期が長くて申し訳ないです)





下絵に水彩絵の具で彩色しながら、段々不安になってきます。
これだけの草花の葉をきちんと描き分ける事ができるのか・・・?

ツユクサ
ホタルブクロ
ドクダミ
スカンポ
アゼナルコ
ヤブマオ

を描いています

ミヤマホオジロのお皿

2014-03-27 21:12:07 | ポーセリン・ペインティング




冬のお皿二枚目
ミヤマホオジロと椿・蝋梅を描きました

ジョウビタキと同じで冬鳥として日本に飛来します

当たり前の事だけど、冬に観察できる鳥たちは、日本では子育てを
しません。
なき声も「地なき」という目立たない声です(チャッチャ・チチチなど)

繁殖地のシベリアや中国北部では、美しい声でさえずっていることでしょう。