goo blog サービス終了のお知らせ 

唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ハプニング

2009年01月15日 | 映画 は行
ハプニング (特別編) [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

このアイテムの詳細を見る


この監督の映画は、いつもおんなじ雰囲気なんだけど、内容は、結構おもしろいのもあるし、退屈なだけなのもあって、観てみないとわからないという感じなんですけど、今回は退屈しない方の作品でした。もしかしたらそのときの体調もあるのかもしれませんが・・・

何が原因でそうなっていくのかがわからないというのは、本当に怖い。そして、最後までわかったようなわからないような…そういう状況で終わるのもまたいいんです。

ちょっとお互いの気持ちがうまくかみ合っていない、すれちがいの2人でしたが、最後、もう生きる道がなくなったときに、死ぬなら好きな人と一緒にいたい。と、2人とも家を出て距離を縮めていくところがよかったです。

あの子どもの両親はちょっとかわいそうだったけど・・・

それと、あのおばあちゃんはちょっと余計だった気もします。中途半端に性格が変で、何がテーマの映画なのかが、ちょっとわからなくなってしまう感じがする。

第2作 続・男はつらいよ

2009年01月14日 | 男はつらいよ・山田洋次
第2作 続・男はつらいよ HDリマスター [DVD]

松竹

このアイテムの詳細を見る


なんと!映画館で観てしまいました。
川崎チネチッタでやってたんです。
なんでも、60周年記念特集で、6か月ロングランで、1週間ごとに作品を変えて上映するんだそうです。

大画面で観る寅さん。映画館で寅さんを観れるというだけで感動ですが、ニュープリントということで、とてもきれいな画像でした。

劇場では、最後のころの作品を2~3作見ただけで、あとの作品は全部DVDでした見たことありませんでした。
劇場で観たいみたいと思っていたことがついに実現しました。

家で観るのとは違い、周りにお客さんがいるというのが新鮮で、結構みんな笑ってて、昔はこうやって(と言っても、もっと大勢だったのだろうけど)みんなでお正月を楽しんでいたんだなあ・・・と思いました。
男はつらいよは作品の素晴らしさもそうだけど、劇場の中で、また雰囲気がつくられるのかもしれません。見に来た人たちがまた気持ちを盛り上げるというか…そんな気がしました。

来週は、望郷編です。

麻雀放浪記

2009年01月14日 | 好きな映画・良かった映画
麻雀放浪記 [DVD]

角川ヘラルド映画

このアイテムの詳細を見る


ばくち打ちの世界にはボスと手下と敵しかいない。いい言葉ですね。
ドサ健がかっこよくて・・・といっても、人の道としてはかなり外れていますが、ばくち打ちとして生きていくのは普通の暮らしをもともと望んでいないわけで、だからこそ、そういう人の道から離れた考えになるのだろうと思うのですが・・・
勝ち続けると、体を壊す…勝ち続けても体を壊さない人は人間をなくす…なんか深そうな言葉です。
なんにしても、ばくち打ちに普通の生活はできないし、普通の生活をしている人はばくち打ちにはなれないんですなあ・・・

出目徳さんもいいです。久々に見て、やっぱり凄い人だなあ・・と。

女衒の達さんもいいキャラクターです。

上州虎も真由美さんもママもいいです。

もちろん、坊や哲も…

第10作 男はつらいよ 寅次郎夢枕

2009年01月13日 | 男はつらいよ・山田洋次
第10作 男はつらいよ 寅次郎夢枕 HDリマスター版 [DVD]

松竹

このアイテムの詳細を見る


このお話も好きです。
何しろ、寅さんが本気で告白されるのですから。
その告白をするお千代さんが素敵なんです。
性格的にも、好きなタイプですね。優しくて、ゆったりとしていながら、しっかりしているというか・・・寅さんを一人の男性として認めているというだけでもすごいことです。表面の粗っぽいところで判断しない、周りの目がどうとかも関係ない。自分にとって寅さんがいることで自分が生きているって実感できる。そんなことを思ってくれる女性ですよ。寅さんはびっくりして、その告白から逃げ出すわけです。
彼女は、「冗談だろ」という寅さんに「本気よ」と言って、また寅さんを驚かすわけですが、そこではっきりと本気なことを伝えるところも素敵だし、追い詰められた寅さんに「やっぱり冗談よ」と、逃がしてあげちゃうところも好きですね。

でも、その後は、やっぱり寅さんといっしょには帰ることはできませんでした。あの後泣いたのかもしれません。そこで手を差し伸べてあげたい気持ちになります。

寅さんも、逃げてしまった、そんな自分のふがいなさに落ち込んだのかもしれないけれど・・・お千代さんのその悲しみを聞いてあげられる人は誰もいなかったのでした。そこで、さくらさんが機転をきかせて、お兄ちゃんを追い詰めて、結婚させちゃうなんてこともできたのかもしれません。

誰かの感想で、本当に寅さんの嫁で一番ふさわしい人と考えるとお千代さんかも・・・みたいな事を書いてありましたけど、寅さんに限らず、お嫁さんにしたい№1かも知れません。少なくとも自分はそうです。


第32作 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎

2009年01月11日 | 男はつらいよ・山田洋次
第32作 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 HDリマスター版 [DVD]

松竹

このアイテムの詳細を見る


いい話ですねえ・・・・

最後のシーン、寅さんの「安心したろ」というせりふにうつむきかげんに首を横にふります。ぐっと来ますね。

「柴又まで送って」というところとか、本当になんというか、女性のほうに情熱を感じると、どうもぐっと来てしまいまして・・・

だから、この前見たあじさい・・・とこの口笛・・・は好きなんですよね。

寅さんがその気になればうまくいったという点でもあじさいと同じパターンかもしれません。


上方噺 林家染丸の世界 / DVD

2009年01月08日 | 落語
待ちに待った、染丸師匠のDVDセット!


その1

「幸助餅」

「浮かれの屑より」
この噺は大好きで、インターネットの落語で、「平成紅梅亭」というのをやっていて、(・・・多分大阪なんかではテレビでやっているんだと思います)そのなかで染丸師匠をはじめてみたのも、この演目でした。
この噺を他に誰がやれるのかは知りませんが、染丸師匠といえば、これ!と勝手に思い込んでいます。
生でも2回見ました。渋谷のなんだかホテルでやっていたのは、舞台が小さい台みたいなところだったのでちょっとみてるほうもおっかなびっくりでしたが、それでも、やっぱり、すごい華があるなあ・・・なんて思ったものです。横浜の独演会で見た(たしか・・・)ときはそんな心配もなく文句なく良かったような(・・・あまり記憶が・・・)
今回、久しぶりにDVDで見て、ちょっとつっかかるような・・・頭で考えてるような感じで・・・流れるような感じがしなかったのは、気のせいでしょうか。期待しすぎたせいか、何度もみたからか・・・そうそう、何度かみてると、ちょっとした変化も気になったりしますもんね。
こういいながらも、やっぱり素敵な噺です。

「平林」

その2
「三十石 夢通路」
「辻占茶屋」
「怪談 お紺殺し」

その3
「本能寺」
「蛸芝居」
「寝床」




男はつらいよ 旅と女と寅次郎

2009年01月08日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 旅と女と寅次郎

松竹

このアイテムの詳細を見る


演歌は日本の風景に似合いますね。バックの演奏がなくて、歌だけで聞くとその力に圧倒されちゃいます。

2007-12-23

京はるみさんが階段から降りて行ったあと、ひとりで黙って座っている寅さん…湯のみが転がっていたような気がしたのは錯覚でしょうか…振り返って確認することはできないけれど… 

ローリングストーンズ SHINE A LIGHT

2009年01月08日 | 映画 ま・や・ら・わ行
映画館でみた今年第1作目は、ローリングストーンズのライブ映画でした。

すごい迫力です。思わず足でリズムをとってしまいます。

でも、途中、うとうとしたところもあります。もう、始まる前からうとうとしていたような状態だったので、仕方がありません。それにしても、2人のギターの音とミックの声、ドラムの音があっちからこっちから聞こえてきて…音が重なり合うと、魔法ですね。ストーンズが存在しているというのは、奇跡ですね。生きた伝説です。

10年ぐらい前に思ってたストーンズよりも、今回見たステージは、カッコ良かったし、なんか若々しく感じました。特にチャーリーワッツは、ほんと、若くなってませんか?

ミックジャガーの歌もおもしろいですね。長い時間の中でそぎ落とされていったというか、声の変化に対応したのかわかりませんが・・・・しかし、動きはすごいです。はっきりいっってかっこいいと思いました。昔見たぎこちないと思っていた動きも美しく感じました。

余計なのはクリントンです。(まったく・・・)



泥流地帯 (続)

2009年01月05日 | 
泥流地帯 (続) (新潮文庫)
三浦 綾子
新潮社

このアイテムの詳細を見る


まだ途中です。

拓一おにいさんの無償の愛に涙・・・
無償の愛って・・・何だろう・・・・
愛は相手を求めることだと思ってしまう自分とは次元の違う愛です。
そんな愛を一生つらぬくというのは・・・大変なことです。周りから見たら変人です。でも、そんな境地に立てば、逆に愛が向こうから寄ってくる気がします。

拓一おにいさんの泥流に飲み込まれた汚れた大地を復興しようとする姿もすばらしい。結果的に報われないとしても、その間の努力は自分の宝になる・・・この深いお話は感動せずにはいられません。周りから見たら、ただのムダな努力をしているアホですからね。

自分は見返りを求めての行動しかしていないので、そんな拓一さんはすごく輝いて見えます。

・・・・・・・・・・・・・・・

読み終えました。
最後に希望で終わっています。
あるいみ、この先も苦労のし通しだと思います。
でも、新しい希望を胸に生きていくことができる。それって、人間にとっての一番の幸せ・・・生きがいなんじゃないかなあ・・・

男はつらいよ 翔んでる寅次郎

2009年01月05日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 翔んでる寅次郎

松竹

このアイテムの詳細を見る


第23作 1979年

桃井かおりさんと布施あきらさんが、最初は親同士で決めた結婚かなんかで桃井さんが結婚式の途中で逃げ出してしまうわけですけど、その後、お互いが知り合う中でもう一度、今度は自分たちの意志で結婚を決意するというお話です。

どうも、寅さんが好きになるようなタイプの女の人じゃないような気がして・・・というか、自分が好きになれなかったというのもあるかな?桃井さんが嫌いとかじゃないんだけど・・・武士の一分とか、いい味出してますもんね。布施さんが思っていたよりもさわやかで・・・でも、歌うたったらうますぎてちょっとひいたけどね。

桃井さん・・・というか、ひとみさんとお母さんの会話で、「ママは幸せ?」「幸せよ」「じゃあ、あなたが思ってる幸せとちがう幸せがほしいの」っていうのありましたけど、あのときのママのちょっと悲しそうな・・それでちょっとおこったような感じが良かったです。

そして、結婚を祝う会のときのママの涙。「家」を守るために自分の心を殺してきたところとかあるんでしょう。そういう、自分が縛られた物から抜け出して本当の幸せをつかもうとしている娘をとても頼もしく思ったでしょう。

友達とメールのやり取りしてて思ったんですけ寅さんがマドンナに恋をするだけじゃなくて、結局、みる人たちもマドンナに恋をするんでしょうね。だから面白いんでしょうね。

2008-01-31

---------------------------------------------------

今年初の寅さんはこれです。
残念ながら、最後はお正月ではありませんでした。
でも、スイカがやけにおいしそうです。

マトリックス リローデッド

2009年01月02日 | 映画 ま・や・ら・わ行
マトリックス リローデッド 特別版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

このアイテムの詳細を見る


今年の3本目です。
この前ちょっとした間違いで見ることができなかった、リローデッドです。
次につながるという点で、何となく完結しないもやもや感がありつつも、なぜかまた観てみたいと思う作品です。最初のが一番話はまとまってるし、映画館で観た時の衝撃はすごかったんですが、このリローデッド、映画館で観た時は正直なんじゃこの中途半端さは!と思ってがっかりしたものです。でも、さっきも言ったように、また観たいと思う衝動に駆られるのはこれなんですよね。

高速道路のシーンは何度見てもおもしろいです。


Vフォー・ヴェンデッタ

2009年01月02日 | 好きな映画・良かった映画
Vフォー・ヴェンデッタ 特別版

ワーナー・ホーム・ビデオ

このアイテムの詳細を見る


まず最初の爆発でやられてしまいました。

でも、そんな派手な映画ではないのです。
かなり暗いお話です。

独裁者に支配され、自由のない世界を開放するという話ですが、ヒーローが現れて開放しちゃいました!という話ではありません。
そう思わせておいて、実は世界を変えたのは主人公じゃなくて民衆だと言いたいような感じです。彼は最初のきっかけを与えただけ。そういう意味では、ドミノを倒すシーンは象徴的です。

Vの人はエージェントスミスだそうです。あのしゃべり方がとても似合ってます。

国民を監視し、マスメディアを使って国民を支配するというところはほんと、架空の世界の出来事とは思えない。現代の世界にそのまま当てはまるものだと思いました。

最後の広場のシーンは寒気がするぐらいよかったシーンです。しかも、ハリウッド的な「ウォー」って感じの歓声で終わるわけじゃなくて、派手だけど暗い感じがよかったです

仮面の中は理念だから死なない。
仮面の中味は私(人)ではない。仮面は理念で象徴だったわけですけれども、最初のところで理念にはキスはできないと言ってました。その仮面にキスをすることで人間になってしまったわけで、だから血を流すし、死んじゃいます。彼女が求めたのはVの理念ではなく人間としてもVであり、愛だったんですねえ・・・そしてVも人間である自分を自覚したのでしょう・・・

そんなこんなでいろいろ考えさせてくれますが、、それにしても、拷問はいけないだろうと・・・良かれと思ってやったとか、そういう問題ではないのでは?と思いつつも、そこも好きなところです。
それを知った彼女の反応もそうなるか?と思いつつも、好きなシーンです。

仮面から唇が離れたときにプルンッッとするところがきゅっとなります。

2006-11-02 23:19:19

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2009年の2本目はⅤです。
これまた映像がすばらしいです。2回あった爆発は美しい。
近未来の独裁政治というありがちな設定ではありますが、映画全体の暗さがそれをリアルにしています。あと、潔癖症の正義じゃないところもいいです。Vはテロリストです。人も平気で殺します。彼を今まで生きさせたのは、復讐です。その行為に擁護できるところなんてありません。

でも、ゆとりのある、巧妙な戦いっぷりは気持ちいいです。

なぜ死なないか・・・・それは仮面の中身は理念だからです。そして理念は国民を動かし、革命につながります。
でも、Vは、キスもしたし、死にもしました。人間だったんですね。






スターシップトゥルーパーズ

2009年01月02日 | 映画 さ行
スターシップ・トゥルーパーズ

ジェネオン エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


はじめてみた時は残酷すぎてみてられないところもあって、なんでこんなのつくったのか、神経を疑うところもありましたが・・・
でも、何かが引っかかって・・・・
何かっていうと、いわゆるハリウッドっぽく見せかけといて実は、それをパロっているというか・・・アメリカ万歳に見せかけといて、実はパロっているのでは?というふうに考えれば考えるほど思えてくるので、案外はまってきちゃったりして・・・

今回もかなり楽しめました。というより、前回見たときより楽しめたかな?

戦争の狂気を描いているともおもえます。
でもやっぱり、えいぞうはかなりきついですね。

これって宇宙の戦士の映画化なんですか・・・はじめて知りました。アニメではみたことありましたが・・・・

2007-06-17 23:39:49

//////////////////////////////////////////////////////////


2009年最初のDVDはこれです。
この前見た3とはぜんぜん質が違います。
話もしっかりしているし、風刺も効いてて、何より映像が段違いにすばらしいです。
残酷さもすごいです。

今年もじゃんじゃん映画やDVDをみて、、本もいっぱい読もうと思います。
(何の話だ?)