唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

僕等がいた 前篇

2012年04月01日 | 映画 は行
僕等がいた 前篇 - goo 映画

観たいと思った映画でもないのですがいろいろあってみてしまいました。じっさい、こんな映画を観るのなら、他にもいろんな映画あるだろ!という感じですけど、見てしまったものは仕方がないです。

映画館の客層が若い!学生?いや、高校生?若すぎるカップルや春休みの女の子集団みたいな中に、むさいおっさんは自分ひとり。アウェー感たっぷりで、かなり緊張しました。

でも、映画の中の人たちが高校生に見えないところが驚きでした。コスプレ映画、もしくは舟木一夫の学生服姿のようなもんですね。

映画の内容も、なんというか、恋愛だけが人生!みたいな薄っぺらい映画でしたが、そういう若い子たちには面白いのかもしれません。人生に疲れ果てたおっさんが見るのはちょっときつい映画でした。後半はまだ続くのか、まだ終わらないかと、腰の痛みを我慢しながら最後まで見ましたが、そんな他人の恋愛をこんなに見せ付けられて、面白いのだろうかと率直に思いました。

設定もなんかいやですよね。クラスの3分の2がほれる男(に見えないんだけど)。でも、ほれた女を馬鹿にしたような最初のセリフ。主人公の女の人は私は違う!見たいな設定がもうだめでした。
もう一人の男のが好感持てるんだけど、そっちのがもてるでしょ?と思ってしまって。でも、女の子の立場からだと違うのかな?

とか何とか良いながら、最初の方はなんかウルッと来る場面もあったように記憶してますが、何でそうなったのかは今は思い出せません。

さて、高校を卒業して、このあとどうなるのでしょうか。
ん・・・楽しみですねえ・・・

後編なんて作らないでほしかった・・・
観たくないけどまた観なくちゃいけない・・・

ナイチンゲールの沈黙(上) (下)

2012年04月01日 | 
ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)
海堂 尊
宝島社


ナイチンゲールの沈黙(下) (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)
クリエーター情報なし
宝島社


これはなんというか、あまりのめり込めない本でした。

小夜さんという人がまず好きになれなくて。歌で引いちゃって、レイプの話が出てきたところからすごく嫌な女に見えてきて。歌手とその付き人みたいな人も嫌な奴だし、警察が出てきてやたら長々と話を引っ張るし、出てこなくてもいいのに白鳥さんでてきちゃうし、死んじゃう女の子も、戸口さんと交流がもっとあるのかと思ったらなんか中途半端に終わっちゃうし、結局あの人選って何が良いのかさっぱり分からないし。

犯人もだいたいそれ以外にないだろうという範囲内で真実を探してるのでとく謎解きがあるわけではないし。いや、実はあの知己人が怪しいと思ってたんだけど、もし、そうだったら、さやさんはヤラれちゃったんだろうなとと思って、それはちょっと観たくないなと思って、でも、そうじゃなかったら、完全に2人しかいないじゃんという設定ですからね。うーん・・・でも、まあ、いいか。

いろんな人が出てくる割には、それが生かされてなくて消化不良な感じがしました。

あえて殺人事件とか起こさなくても、普通に医療現場の出来事をやってる方が断然おもしろいと思うんだけどな。他がいろいろ絡んでくると、なんかめんどくさいです。

歌の話はホントめんどくさい。なんか、湿ったほこり臭さがぷんぷんする感じがしました。
できることなら、文字で音を奏でてほしかったな。全然音何か聞き取れない。昭和の歌謡曲っぽい臭いがしました。
あ、目で観た文字で音は聞こえなくてもにおいはするんですね。大したもんだ!