ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱 デジタル・リマスター版 [DVD] | |
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提督(ドニーイェン)との最後の死闘がものすごいです。最初の手合わせも美しいです。あと、動きのすばやいジャイアン風なクン大師(知らん・・・しんくんくんじゃなくて・・・ションシンシン)との祭壇競争、後半一気に見せ場をつくります。
フェイホンは基本無敵です。提督が同じレベルの使い手と思いきや、まだまだ足元にも及びません。どれだけ強いのでしょうか。
でも、よく考えたら、フーが名簿を忘れずにちゃんともってきていれば、こんなことにはならなかったのに。
ロザムンドクワンさんの美しさはいつもどおりですが、私はあなたの叔母だけど心から想ってますみたいな告白のシーンがなんかグッと来て、船に間に合わずお別れしちゃうわけですが、そのときの叔母さんの愛に満ちた笑みが美しいです。そしてその後のフーとのやり取りでとても素直なフェイホンでした。
この話は結構複雑です。
白蓮教の集団は、外国を排斥して国を守ろうと、貧しいものの味方として勢力を増し、過激な排斥運動をしています。提督は当然清という国の立場から国を愛しています。外国が入り込んで清が弱体化するのを嫌がっています。でも、その上の人はイギリスに守ってもらおうと思っていて、それ自体が気に入りません。
そして孫文たちは民主国家の樹立のために革命を組織している。領事館をドサクサで襲ったのは、イギリスの排斥と革命運動の弾圧だったわけです。
そしてそんなごちゃごちゃした状況の中でウォンフェイホンのとった行動は・・・
フェイホン伝説のドキュメント。香港でのエピソードを紹介しています。大勢のチンピラと戦って勝ったけれど、けが人が出たので香港にいられなくなって帰った話。闘犬と闘って勝ったはなし。医者としても優れている話。奥さん3人に先立たれ4年目の奥さんは武術家だとか何とか。あれ?叔母さんはどうなるの?最初の奥さんだったら結婚して死んじゃうということなのでしょうか。ちょっと心配です。