埋もれ木松竹このアイテムの詳細を見る |
なんか不思議な映画でした。
現実と空想が交じり合っていて・・・なんかもの悲しい気がします。
その物悲しさは、生と死のはざ間の物悲しさなのかなあ・・・。
埋もれ木がずっと土の中で息をしていたというのも、養老院に連れて行かれそうなおばあちゃんの、一人で生きて行けない人間になってしまった悲しさ、同時に死をどう迎えるかが切実な問題で、自分でそれを選択できないことに悲しさがあります。
空想の中の町につれてこられたらくだの話し、らくだが帰りたがっているふるさとで、陸に揚げられた鯨の話、自分がどこで生きるか、どこで死ぬか、自分で選ぶことができない物悲しさです。
埋もれながらもずっと生きてきた埋もれ木に生の力を感じます。
といいながら、よくわからない話でした。