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唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

私の頭の中の消しゴム

2006年11月01日 | 映画 ま・や・ら・わ行
私の頭の中の消しゴム

ジェネオン エンタテインメント

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ジャンル:人間 2006/08/19 01:53
女の子がかわいくて素敵ですね。そりゃ好きになりますよ。

病気とわかってからのお話は涙涙・・・ただ涙であります。特に手紙のところはもうだめになっちゃいます。

愛する人が記憶から無くなっていく・・・なんとも悲しい話ではありますが、この話は、半落ちのように記憶が消えるから殺しちゃいますという救いのまったくない話ではなくて、初めて言った「愛してる」の言葉に反応するところで終わるところが救いがあっていいです。

しかも、記憶が戻りました。はい、ハッピーエンドというんでなくて、そこが微妙で、現実はそのまま残されて、それを持ちながら二人は生きていくんだなあと思えるところがいいです。

人を一生懸命愛するって素敵なことだと思いました。人間、やっぱり愛ですね。

ミッションインポッシブル3

2006年11月01日 | 映画 ま・や・ら・わ行
あまり気持ちが入り込めなかったです。
と言うのも、アメリカがどんな国かを体験で書いている本を読んで、アメリカの映画というだけで物語自体がなんか薄っぺらな感じがしてしまったのです。

よくある風景、ホームパーティーのシーン、ベットで夫婦でくっつきながら寝ているシーン。ハリウッド映画を見ていれば必ず出てくるシーンがその本を読んだせいか、すごく違和感を感じてしまったのです。幸せを想像するならこのシーンと言う型にはまってるような気がしてしまって・・・

一転してスパイの最先端はこういうものだぞとほんとすごい迫力でアクションシーンが続きます。

この映画では、暴力シーンや人が死ぬシーンなんかはかなり容赦ないというか、全体的にへヴィーな感じがしましたが、それは、やっぱり、9.11の影響なのでしょうか。

それで、物語はよくわかんないところもあって、いや、悪い人がいて、奥さんがさらわれ手救い出すというのはシンプルなんですけど、そこにいろいろくっついてくるので、そこでの理解ができませんでした。アメリカの裏の面を映し出しているようで、アメリカのもつ神の力、自由の力、正義の力から抜け出せてないような・・・そんな印象を受けました。かなり本の影響が出ていますが・・・

味方の中では、結局心の通じ合いがあって、身近なものとしてとらえているのに、相手が死ぬことはあまりどうでもよいとらえ方。やっぱり、アメリカこそ世界。という概念から抜け出さないでものをつくっているからなんでしょうか・・・また本の影響が・・・

ここまで観てもわかるように、本を読んでしまったおかげで映画を今まで以上に疑ってみるようになってしまったみたいです。

というわけで、迫力の連続でしたが、いまいち入り込めませんでした。

アメリカと言う「唯一の世界」で作られた映画だからかな?上海やヴァチカンのシーンもなんかアメリカの世界が描き出した外国に見えた。



モスキートコースト

2006年10月31日 | 映画 ま・や・ら・わ行
世界をどう見るか。これが以外とテーマだったりするのかな?

お父さんのように、人間の愚かさは救いようがないと、国を出ていってしまったわけだけれども、この先の見えずらい世界の中では、そう考えてもしかたのないことでしょう。
「父を信じていたときは世界は狭く感じた。父が死んだあと世界は広いと感じた」という最後の言葉が非常に残ります。
アメリカと言う世界の中から見た見方、世界は破滅に向かっているという見方。父親のそういう狭い見方から世界を見ていた子どもは父親の死をきっかけに本当の世界を見ることができたのかもしれません。

一方で宗教を広げようと熱心にがんばっている人もいるわけですが、「神を信じれば救われる。信じないと業火に焼かれる」では、ねえ・・・こちらも狭い世界で必死に生きてる。
無神論者、唯物論者=アカという決めつけにアメリカ的狭さを感じる。実際にそう思っているんでしょう。アトミックカフェでアメリカの高官がソ連に対して「唯物論者」と言っていたことをまた思い出してしまいました。

両方がアメリカのもつ顔なんでしょうね。

でも、本当の世界は広いのだ。アメリカが世界ではないのだ。
本に書いてありました。アメリカのラジオで、クイズかなんかで世界のどこへでも旅行できる権利を獲得した人がどこへ行きたいかを聞かれて「ラスベガスに行きたい」と言ったとか何とか。

でも、自分の住むところを開拓するってちょっとあこがれですね。あの変な3人組がこなければ・・・もっとさかのぼれば、氷を届けようとしなければ・・・・平穏に暮らせたかもしれないのに・・・それでは物語になりませんが・・・
船の上に寝床を作って寝ている間に川に流しちゃえばいいのに・・・なんてことを考えながらみてました。

奥さんが最初はあまり魅力的じゃないなあと思いながら見てましたが、汚れていくにしたがって魅力的になってきました。胸のところがとってもいいです。

レジェンド・オブ・ゾロ

2006年10月27日 | 映画 ま・や・ら・わ行
レジェンド・オブ・ゾロ (UMD Video)

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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何も考えないで見れる作品です。
といいつつ・・・
わざわざ予言まで持ち出してアメリカがこれから大きくなるとか、ヨーロッパがそれを阻止するとか、余計だと思いました。
アメリカの「自由」に胡散臭さを感じているので、映画で「自由」を喜び合う大衆の姿はなんとなくわざとらしいというか、押し付けがましいというか、そこまでアメリカ=正義みたいな図式にする必要はないような気もしました。アメリカ政府の変なスパイみたいな人がいることがとりあえずちょっとした影をみせたといえばそうかもしれませんが・・・

何も考えないでみれるといいながらしょっぱなっから余計なことをうだうだ書いてしまいましたが、それはそれとして、アクションたっぷりで見どころいっぱいです。後半はもうちょっとさくさくいったほうが良かったかな?

そのお話をもっと面白くさせるのがキャサリンゼタジョーンズさんの口元のくりゅっと上がってるところです。・・・そうじゃなくて、奥さんとのちょっとした行き違いというか、かなりの行き違いというか、そこが面白いです。子どもとの関係もなかなかいいですね。(この母と子はどこに住んでいたのかよくわからなかったところもあるんですけど・・・)

アントニオさんはちょっと横に太くなったような気がしたのは気のせいでしょうか。続編では、ぜひ、中年ぶとりして体が動かなくなっても正義のためにがんばるなんていう話も面白いかもと思いました。

キャサリンさんは、きれいと一言で言っちゃうとどこか、本当にそうなのか?という引っ掛かりがどこかで出てくる感じの人ですが、魅力的な人です。・・・やっぱりきれいなのかな。さっきも言いましたが、口元がたまらないです。今年のくちびる大賞はこの人かも。
でも、この人、作品によって違う印象があります。トラフィックをみた時に・・・最初からほとんど寝てて、途中でみるのをやめて帰っちゃった映画なので、そこからの印象なんですが、なんか普通のおばさんみたいな印象があったのです。エントラップメントなんかはきれいだなあと思ってみてましたし。他の作品は知りませんが・・・
どこか太い感じもしないでもない。本当はどうなのかな・・・


地下鉄にのって

2006年10月25日 | 映画 ま・や・ら・わ行
話はそんないつまらないわけではないんですけど、納得いかない映画です。

自分の存在を消すことを選択した事が一番納得いかないです。それまでの人生なんだったの?母親の願う幸せと愛するものの幸せを天秤にかけさせるよりも自分の幸せを考えろ!と思ってしまいました。けっこういい感じの女の子だったからなんです
けど・・・・もったいない・・・だってさあ・・・それまでそんなにつまらない人生だったのかって感じじゃないですか。その恋愛だけが人生かって・・・その愛する人がいなかったらおまえの存在意義もなくなっちゃうのかって・・・

友達とその話をしたら、そういう依存するタイプだからその選択をするということには納得いったといってました。

それほどの男かよって思っちゃいますね。親子そろってなにやってんだか・・・・まったく・・・存在が消えてハッピーエンドとまでは言わないけれど、それはあまり傷になりそうにないな。あの男は。

主人公にする人を間違っているような気がする。苦しんだのは男どもではなくて女達だったから。そこの生き様が描かれていないで父親の人生(しかも、若いときの姿)だけで物語を語っておいて、こういう結末はないだろうと思っちゃいました。

話はそんなにつまらないわけではないんですが、そういう納得いかない部分が多かったのもたしかです。

演技もうまいわけではないし、最初にタイムスリップして新聞を渡されるシーンとかは見てられなかったです。そんな大会社の社長になるような父親にも見えなかったし、息子も半端だし、子役もだめだし、いいとこなしですね。

あ、女の人は雰囲気があってよかったです。演技がどうとかは別として・・・だからその結論はないだろうと思っちゃうんですが。ほかが死んでもその子は守ってほしかったなあ・・・作者に。

ロボコップ

2006年10月24日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2006/09/21 00:40
えー!?あの女の人はどうなっちゃったの?ほっといてこっちにきちゃったの?って終わり方です。

最後に、2人のロボコップが並んで歩いているところで終わりとかなら面白かったかも。かなり間抜けだけど・・・

「おまえはクビだー」っていうのはなかなかナイスアイディアでいいんですが、そこで、ロボコップが、「突然の解雇は認められません!!」なんていうのも面白いかもね。それも間抜けだが・・・

ロボコップのまぬけっぽいところがかなりかわいい感じです。


ミュンヘン

2006年10月21日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2006/10/13 06:03
むなしい映画です。
普通の人間の望む幸せを破壊するテロはなくしていかなければいけないと思いました。

だからといって、アメリカや日本の政府が言う「テロを倒すため」に武力で押さえつけるやり方は、この映画の結果が示すように、新たなテロを生み出すだけだと思います。

最後の家族の愛もどこかむなしくて・・・悲しくて・・・・心のそこから幸せと思える日はもう訪れないのかもしれません。なぜなら、人を殺し、人の幸せを奪ったから。
こんなに悲しいセックスシーンはないでしょう。

どっちが正しいかなんて無意味です。その行為を正当化できるものはなにもありません。

相手を理解しようとする努力、自分をわかってもらおうとする努力、外交は、敵同士の探り合いとかだまし合いではないと思います。
対話の中にこそ、平和の道はあると思うし、その道を貫いてこそ、テロを追い詰めることができると思うのですが・・・

子どもの声を電話越しに聞いて泣き崩れるシーンはなんとも悲しいです。

むなしい・・・主人公のようにうなされそう・・・

マッドマックス

2006年10月18日 | 映画 ま・や・ら・わ行
途中でつかれてみるのをやめてしまいました。

「おれはナイトライダーだ」とか、しつこすぎ。
セリフに違和感があるのは古いからなのかな?DVDの解説にはオーストラリア英語を収録とかかいてあるけど・・・見てたやつは後からくっつけたアメリカ英語(?)だったからそう感じたのかな?

久々にみましたが、退屈してしまいました。時代は移り変わってしまうから、そういう中で作品が残るというのは大変なんでしょうね。