華語り

心に華を!!

麗しき戦士

2011-08-21 21:48:18 | まつり・イベント

ひと月ほど前から楽しみにしていた今日、この日。
越後は上越「謙信公祭」に行ってきました。
朝から金沢は雨。昼過ぎ、こちらを出発しましたが、雨の中の行軍となりました。上越のお天気も、降水確率50%と、やや微妙。せめて行列のときだけでも降らないでと願いながら高速を一路上越へ向かいました。
去年の経験があったので、上越で下りずに越後高田で高速を下りる。インターの駐車場が、謙信公祭用の駐車場になっていて、そこからシャトルバスが運行されているので、今年は迷わず越後高田へ向かいました。帰りもすぐに高速に乗れるので、便利ですので。
高速に乗っている間中、雨はしとどに降っていましたが、上越に近づくにつれ、少し小降りになりました。

シャトルバスで、会場へ。まだ始まるまでに1時間ほど時間があったので、「ものがたり館」へ行ってみました。案内所の方にお聞きしたら、歩いて15分くらいかかるとのことでしたが、せいぜい7,8分のところにありました。そこは春日山城史跡広場のあるところで、行列が終わってから、川中島合戦が行われる所。「ものがたり館」では、大型のビデオで、謙信の生涯を紹介しているほか、謙信の遺物のパネル展示、地元小学生の歴史学習の様子などが展示されていました。みんな熱心に謙信のこと、学んでいるんですね。いい傾向です。

時間そろそろいい頃合になったので、再び会場に向かいました。
行列の通る路上はかなりの人で埋め尽くされていました。百万石祭の比ではありませんでしたけれど。

さて、心配していた雨も若干降りはしたものの傘がずっと必要というほどではなかったのは幸いでした。GLAYのTERUが、晴れ男なのは有名ですが、Gacktももしかして晴れ男?

和太鼓の演奏が士気を高め、いよいよGackt謙信の登場。
一瞬ちらりとお顔が見えました。
そして、今年も目の前を、あっという間に疾走・・・ああ、Gackt謙信よ、どこへ行く?といった感じでした。

待つことしばし。米沢の稲富流砲術の方たちも来ていらして、Uさんもあの中にいらっしゃるのね、と思いながら、人並みに飲まれながら砲術隊の一行を見送りました。
武者行列のあと、再びGackt謙信登場。
馬上の人は麗しく、謙信その人ではないとしても、本当に義の人が降臨したといった趣。
私がGacktを好きなのは、そのルックスや歌声もさることながら、彼の生き様にとても共感できるから。ストイックで、確固たる自己というものを持っている。3月の震災の際にも、彼なりに支援物資を送ったりと(大変な状況だったということですが)、決して表面だけで「いいこと」をしているわけではない。雑誌などを読んで、彼の思いが伝わってくることで、「第一義」ということを実践している人のように思うのです。
麗しき謙信。

行列のあと、川中島合戦の再現があるのですが、それは見ずに帰途に着きました。
高速に乗ってしばらく行くと土砂降り。やはり彼は「晴れ男」だったのです。