華語り

心に華を!!

百花繚乱 山里の春

2008-04-13 16:16:16 | 花だより

金沢市郊外の「花園」地区へお花見に・・・

今朝の新聞に写真入りで紹介されていて、ちょっと行ってみたい、と思いながら記事を読んでいました。後からその記事を読んだ夫が、こちらが何も言わないのに、

「行ってみようか」

まさに以心伝心^^;

旧8号線を津幡方面に向かう途中、右手の丘陵に濃き薄き紅や黄色の光景が目に付きます。

「花園」地区と呼ばれているそのあたりは、藩政期から樹木の栽培が盛んだったところだそう。
藩政期には「七木の制」というのがあって、藩内の木々を勝手に伐採されることは禁じられていましたが、このあたりは3代藩主前田利常から下賜された「梅鉢紋入りのなた」のおかげで、木々の伐採も自由に行なわれ、花木の栽培も行なわれるようになったのだそうです。

 

 

山懐に抱かれた山里の木々は、よく手入れがされていて、回りの自然とよく溶け合っています。

兼六園などのような観光地ではないので、観光用の設備はありませんが、ちょっと道端に車を止めて山里の空気を吸いながら春の雰囲気を楽しむことができます。

桜は葉桜になりかけていましたが、レンギョウ、雪柳、桃など、春の色がとりどりに咲き乱れ、ほっとするひと時を過ごすことができました。 

 これは、桜の木の下に群生して咲いていた花。

ホタルブクロに似ていますが、時期が違う・・・なんという花なのでしょう・・・?