「うこぎの町米沢うこぎかき根の会」に注文していたうこぎが届きました。
その名も「鷹山うこぎ」。
1鉢に2本植えられていて、2鉢購入しました。(自分的には「鷹山うこぎ」というより「兼続1号、2号」「重光1号、2号」とでも呼びたい)
米沢藩9代藩主上杉鷹山がウコギ垣を奨励したことからのネーミングのようですが、鷹山の時代より以前から米沢にはウコギが植えられていたそう。兼続が食用にもなるウコギの栽培を奨励したとも言われています。
ウコギ垣は戦国時代には一般的だったようで、前田利家夫人のおまつが、うこぎの垣根越しに云々、といった記述が資料に出てくる、ということを司馬遼太郎が書いていました。(資料名などは不明。前田家関係の資料にあるのかしら?と思いながら、未確認。)
五月に米沢に行ったとき、かつて原方衆と呼ばれる人々が住んでいた南原地区では特に青々としたうこぎ垣が印象的でした。
林泉寺の駐車場脇にも、ウコギの垣根がありました。
その時宿泊した旅館の入口にもプランター植えのうこぎが、ちょっとした垣根のように仕立てられていて、旅館のおかみさんに、お土産に脇芽をもらってきたのでした。
ところが帰ってから鉢に植えたところ、見る見る弱ってきてしまって、一時新芽も出てきてよみがえったかに見えたのですが、とうとう枯れてしまいました。
夫もそれが残念だったらしく、通販でうこぎが手に入ることを知って、早速注文した次第。
購入した苗は40センチほどに成長しているし、ウコギは結構頑強だと聞いていますので、今度こそしっかりと根付いてくれることを期待して。
米沢とは気候が違うので、心配なところはありますが、ウコギ君の生命力を信じたいと思います。