ふんでノート ~ちいきづくり・まちづくりと日本語教育

ちいきづくり・まちづくりと日本語教育をつなぐことを,「場づくり・人づくり」から進めていきたいと思ってつらつら書くノート

国籍

2018年03月05日 00時31分38秒 | 外国人支援
結局、「外国人」だから差別されるのではない。見た目や言語や文化や習慣、名前などをもとに人と人の間に線を引く。その線も固定的なものではなくて、都合良く何度も引き直される。それは何かが変わったら…変わることもあるのかもしれないけど、変わらないこともある。

どれだけがんばっても報われない、本当にまじめに一生懸命、しかもうまくやっている。でも、どうしても苦しい状況から抜けることができず、それは何が理由かって考えに考え、何年も考え、たどり着いたのが国籍。

でも、それだけではきっと何も変わらない。でも、それが排除の理由だと思わせる空気があること、決してそれがすべてではないことを知りつつも、そうするしかないやろ、そのほかにできることがあるかって言われて、心臓をぎゅっとつかまれた想いがした。

…どんだけがんばってきたか、苦労してきたか、その中で前向きにがんばってきたか。

国籍の考え方なんていろいろやけど、でも、前向きに考えた結論ではなく、「それ以外にないやろ。ちがうか?今のこの状況。」って正論も理屈も説明も何も返せんと「そうやんな」って。


そんなふうに人に思わせる社会はおかしいよな。変わらんと、変えんとおかしいやろって心の底からつくづく思った。…ここまでは勢いいいねんけどな。やれることをやるだけ…ちゃうな。やれることをやろう。それだけやな。自己満足でも何でもええやん。悔しかったな。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 抜き書き 〜外国人相談の基... | トップ | 仲間 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

外国人支援」カテゴリの最新記事