ふんでノート ~ちいきづくり・まちづくりと日本語教育

ちいきづくり・まちづくりと日本語教育をつなぐことを,「場づくり・人づくり」から進めていきたいと思ってつらつら書くノート

効率のいい仕事・スピード感と支援

2018年04月20日 11時16分34秒 | 外国人支援
親が安心して自分の状況や気持ちを話せる言葉で話をすること、しっかりと話をすること。そこで誰が制度について詳しいかということだけでなく、だれも取り残されないようにすること。それが大事だと思う。

国際結婚の家の場合、子どもの進学や就職について、話をしようとすると、子どもと親はもちろんのこと、夫婦の間でも持っている情報量や知識の量が違う。経験も違う。さらに日本語でどれだけ話ができるかということも違う。

よりスムーズにスピーディにことを進めようとすれば、詳しい人、日本語で話ができる人とどう話をするかということになってしまう。でも、そうやって進めることが、「子どものため」であったとしても、外国人の親を教育から切り離してしまうことになるかもしれない。実際にそうやって子どもの教育から切り離されてしまう親がいるし、存在感や役割や居場所を失う親もたくさんいる。

外国人の親が知らないから聞かないのではなく、知らないからこそ、伝えること、教えること、一緒に考えられるようにすることが大事なんだろうな。

ぱっと進まない、一言言って理解してもらえるとは限らない、だから避けるのではなくて、だから丁寧に進めないといけない、手間をかけないといけない。それが大事だろうと思う。

安心して、自信を持って進められるようにサポートすること。それが大事なんだろうな。

何かに集中すれば何かがおろそかになってしまう。でも、どれかだけを取ることはできない。
反省。
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