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音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

先に生まれただけの僕 第1話

2017-10-14 | ドラマ・バラエティ等
久々に「ドラマ・バラエティ等」のカテゴリーで投稿してみます。

今日スタート、日テレ系22時から放送のドラマ「先に生まれただけの僕」
嵐の櫻井翔くんが校長先生役というので、見はじめているわけですが
なんかすごくモヤモヤとするドラマでした。

あれが今のリアル?都会の私立高校ってあんなカンジ?それとも、田舎でもあること?
集会中や授業中、あんなにざわざわしてるの?

「教師は学校を卒業して学校に就職したから世間を知らないと思っている」
失礼かもしれないけど、これ、すごくそう思うことが多かった。
もちろん、常識持った先生も多いんだけど、学校ってある意味特殊な職場なんだろうなぁって思うことも多くて。

だから、商社から来た鳴海はカルチャーショックを受けただろうなぁ。
生徒はクライアントで商品、親は株主。学校はビジネス。
リストラだってあり得る。私学なんだから当たり前。
黒字にして会社での評価を上げたいだけの言葉だったら感情移入は出来ないけど、それはそれで正論かな、と。

校長はビジネスのことだけを考えればいい、教師は教育のことだけを考えるから、と言われたけど
その割に、真剣に生徒に向き合っているとは思えないここの教師たちだから、そこがすごくモヤッとした。


というカンジで、なんとなく感情移入できるところと出来ないところのギャップでモヤモヤしていたわけですが
ドラマが進んでいくうちに、お互いに(校長側と教師側)変わっていくだろうから、そこはまぁいいとして。

笑える場面もあるということだったんだけど、第1話で一番笑ったのは、最後に奨学金の話を生徒とする場面。
重たい事実で、だけど、それでも背中を押す校長。
ほろりときそうになった瞬間
「聞きたくなかった」「無理だよ~」と生徒に逃げ出されてしまった場面に爆笑してしまいました。
笑うところじゃないかもしれないけど(苦笑)ここはある意味リアルだと思ったな。
ドラマなら生徒が涙しながら頑張りますって言いそうなところだけど、そうじゃないっていうね(笑)
高校生にお金の話はそんなにリアルじゃないのに
数百万の「借金」まだこれから10年も返さないといけない人を目の前にして、リアルを突き付けられて
それでも大学行って頑張ります!って言えるような具体的ななりたいものなんてなくて。
そりゃ逃げたいよね…
でも、自分で考えることや選択肢がいくつかあるっていうのは大事なことで、
それを与えてあげられるのが、先に生まれた人たちなんだよね。

あとは、多部未華子ちゃんがとても可愛いというか、大人の色気が出てきていて素敵。
多部ちゃんって言ったら、後ろで一つ結びしているイメージなんだけど(私はね)
髪をおろして(それがしかもゆるふわで)鳴海と恋人モードに入って向かい合ってる多部ちゃん、超可愛い!超美人!
は~、眼福でございます。
あんまり恋人とのシーンはないかもしれないけど、これはちょっと楽しみ。
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