生きる

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世界で一番可愛い私の娘 27~33

2019-08-12 12:08:13 | あの空に太陽を 68

思わずミリはテジュから離れますが、今見ていたのが実母イスクとは気がつかなかったったのでした。一方この事実を知ってしまったイスクの驚きは例えようもないものでした。例え義姉弟とはいえ、韓国では儒教の精神から決して許されることではなかったからです。エレベーターで急いで帰って行くイスク。帰宅後も何も手に着かず、どうしたものかま悩みます。一方ミリたちは二人で車に乗って出かけて行きました。

三女ミヘは故編集長の息子ウジンの監督の元、小説書きに没頭していました。ウジンが食事の世話をしていたのです。

一方、ミヘを学生時代から慕っていて、今は流行作家として有名人になっていたジェ・ボムは昨夜の深酒がたたって前の晩はミヘの家に泊ってしまっていましたが、翌朝早々に帰って行きました。憔悴しきって。

母に自分の子の世話をさせて体を壊したことで罪の意識にさいなまれているミソン、出勤前娘の事で夫と言い争いになります。股蹴りしたり、髪の毛を掴んで引っ張たり(韓国の女性は強い!)コテンパンに夫をやっつけます。そしてついに離婚してやると言って出勤していくミソン。一方義母は夏休みに入った孫の世話で、1日中どこへも行けず、孫の相手です。途中携帯で仲間たちが遊び興じている写メールが送ってきて、益々いらいらしますが、お手当てをもらっている以上どうにもならなかったのです。義父は嫁に苦労を掛けると、美味しいビフテキをご馳走してくれるような心優しい男性でした。ミソンの夫は、母への月々の謝礼金に、夫の高い自転車や、釣り竿セット等売ろうとしているのを知り、マンションの管理人に謝礼を包んで預かってもらいます。

会社の帰り実家に見舞いに寄ったミソン、腰を痛めて寝ている母に好物のビビン麺を作ってあげます。喜ぶ母ソンジェ。

休日、ミリとテジュはキャンんプ場に行きます。(韓国ではこう言う広場があり、昼間から若者がアベックでやってきてデートを楽しんでいるのです)楽しそうに話していた二人、ふとミリは会社の部下が新入社員と来ているのに気づき、慌ててテントの中に隠れます。テジュは声をかけます。驚く先輩の同僚。お願いだから内緒にしておいてくれと必死に頼みます。この時から日頃テジュに何かと命令して威張っていた先輩がテジュに頭が上がらなくなったのでした。そしてとくに部長には黙っていてくれと。なぜだと聞くテジュに、部長は恋愛なんかしたこともない。部長は1年中仕事しか頭にない。そんな女に恋愛なんてわからないから、と。

帰宅したインスク、ベッドに倒れこみます。昔のミリと写した写真を眺めるインスク。

テジュは会長に呼ばれます。巨大な企業を経営するのは、能力だ。それは疑うことだ。誰も信用するな。最も近い人間でも絶対信用するな。それがたとへ家族でも、お前を育てた母でもな。話が終わったら帰れと言う父。出て行くテジュ。会長は秘書にカン・ミリの家族関係を調べろ。

インスクは次の日、電話でミリを呼びだします。そこはエステサロンでした。二人でエステをしてもらう親子。それから二人はネイルサロンへ行きます。親子で一度こうやってみたかったと言うインスク。

翌日社長室に呼ばれたテジュ、実は昨日父さんに呼ばれた。何と母さんのこととカン・ミリとの関係を聞かれた。はっとするインスク。そのことで父さんに何か言われた?僕の気持ちは変わらない。母さんに話すことがある、とテジュ。

ミリは、社長インスクに呼ばれます。留学しなさい!生活費は出すから。驚くミり。行く気はありません。このままでいたい。私に去れと?突然の申し出でにきっぱり断るミリ。

夜自宅にやって来た秘書、お子さんの事知っているのに黙っていたのですか?いいえ私も最近知ったばかりなの。社長の口から会長に言ってください!