それでも青い日に 22

アンソン大奥様からヨニの実父が亡くなった事、それもエシムと弟のマンスが父サングを騙して全財産を奪ってウナを連れて逃げたのに絶望しての事故死だった事等を話します。

アンソンは未だヨニがミョンジュの実子であることを言えずに悩み苦しんでいました。

部屋が狭いから自分は寮で寝泊まりすると言うヨニの話を立ち聞きしたアンソンは、同僚のミジョンと二人に一部屋タダで貸すからヨニには黙っているように言って二人は一部屋貰える事になります。

新しい生活が始まり、ある日弟の参考書を買いにドンスと町へ出たヨニは偶然ウナと一緒にいるイノに合います。お互い軽く会釈をし、お茶に誘うイノの申し出を断って帰って行くヨニ。ヨニもイノを忘れていないようです。

エシムの家では夫が息子ソクボクを会社に入れようとしているのを何んとか阻止しようと、弟マンスと計って弟の経営する酒場の女の母が手術をするお金が無く困っているのにつけこんで、ソクボクの子供を孕んでいると証言させ、怒った父ヨンテクは息子を追い出します。

所が次の日エシムに夫ヨンテクから電話があり、家の外に出るとあの酒場の妊娠した女を病院に連れて行って検査してもらうから一緒に来いと車に乗るように言います。車の中にはあの酒場の女が乗っていました。

仰天するエシム。

それでも青い日に ２1

イノが休暇をとって2年ぶりに一時帰宅しました。大喜びの母イスンです。ヨニの事は忘れたようで心ひそかに安堵していましたが、イノは自分の部屋でこっそりヨニの写真を愛おしそうに眺めていたのです。

ヨニは二部屋借りたアパートへの引っ越しと、お金を稼ぐために他の人の仕事を代わってあげてバスガールの仕事に精をだしていました。

ドンスとヨニの同僚ヨンジョンは借りた部屋の壁の張替を手伝います。

この大家のギョンスン（以後アンソンと呼ぶ）には息子がいますが、この息子は働かずやたらに女性に優しく母はいつも悩んでいます。夫はあのエシムの弟マンスにエシムが赤子を取り替えた事をアンソンに知られてしまったことがもとで殴り殺されたようです。

さていよいよ引っ越しのの日がやって来ました。

故郷からソウルにやってきた一家、祖母ミンジャは大家のアンソンに挨拶しようとして驚き、お互いに抱き合うのでした。

 

それでも青い日に １９~20

それから2年経ちました。イノは兵役に行ったまま、面会に行ったウナとも面会を拒否しています。

ヨニはドンスの助けでいよいよ借家を探し当てます。バス会社の社長宅の近くに安い部屋を貸してくれるところがあると言うのです。訪ねて行くヨニ。出て来た家主はあのキム家の乳母をしていたギョンスンでした。

ヨニは勿論赤ちゃんの時だったから知らないし、ギョンスンも勿論わかりません。

2人はお互い好印象を持ちます。

ヨニが部屋を借りるお金は、密かにドンスがヨニの同僚の女性に渡したものでした。

一方悪女のエシムは再婚相手の夫の実子の息子が気に入らず、弟を使って酒場の女に金を握らせ悪事を企んでいました。

それでも青い日に １８

イノはヨニのいるバス会社の寮に度々訪ねてくるようになりました。

それを知ったイノの母イスンはヨニが誘っているんだと思い乗り込んできて、あんたの親はお妾さんで、人の亭主を横取りしたんだろう。だからあんたもその親に似ているのだ。息子を誘惑しないでくれ、と言って否定するヨニの頬を殴打します。見かねた同僚が、ヨニはイノが来るのがむしろ迷惑に思っているのだと言うのですが、聞く耳もたず、どなって帰って行きます。それでも翌日やって来たイノにヨニははっきり断るのです。

ドンスがヨニのバス会社に整備士として入社してきます。喜ぶヨニ。

その夜又やって来たイノにヨニが迷惑していると言ってドンスはイノを殴ります。

それでも青い日に １７

追い出されたヨニに行くあては有りませんでした。仕方なくバスに乗り終点まで乗車、と又乗ってを繰り返しているうちに終バスになり、不審に思ったバスガールの計らいでバスガールとして就職します。

ドンスはヨニから音信がないのでイノの家に行きます。そこでヨニが盗みをして追い出されたと言われますが、ヨニはそんなことをする子ではない、イスンがわざと宝石をヨニのカバンに入れてこうさくしたのだと見抜き、激怒します。

ある日ドンスに連絡してきたヨニに合ったドンスは今面倒を見てあげられる状況にない事を謝るのでした。

ドンスは自動車修理工として働いていました。

帰宅したイノはヨニが追い出されたのを知り激怒します。故郷にヨニを訪ねたイノ。でも決してヨニについては話しませんでした。しかしわざわざ訪ねて来たイノを不審に思いヨニの身に何か起こったと悟る祖母。

ある日妹からヨニがバスガールをしていることを聞いたイノ、彼女を尋ねて行きます。