俺が生きているのが不思議だ！兄貴がどこまでのし上がるのかみものだな？とトキ親分。その時サンピルがやって来ます。サンピルもトキを見てびっくりします。そしてドンチョルが驚いたのは言うまでもありません。顔は引きつり、あのいつもの冷ややかな笑いはその顔から消えていました。兄貴！どうしてそんなに驚くんだ！とトキ。カメラマンたちがやって来ます。ハン候補、パク候補と演説会場の中に入って行きます。ハンはトキを気にしながら。二人が入ってしまうと、ドンチョルの命令でトキ、ジョンテは相手方と戦い始めます。ドンチョルの子分を次々倒したジョンテとトキ、逃げます。追手がやって来ますが、うまく巻いて逃げ延びたのでした。おい！トキ、大丈夫か？ 当然だ！あいつの破滅を見てやろう、とトキ。今後、気を付けてくれ！ジョンテはトキを安全な場所に隠したのでした。
ハン社長、会社。トキを処分できないなんて、ドンチョルの奴、何をやってたんだ！怒るハン社長。ドンチョルに電話する。子分ヨンチョル出て、社長は今留守です。居留守を使わせるドンチョル。トキを探せ！とヨンチョルを怒鳴りつけ、蹴飛ばして腹いせをするドンチョル。
ジョンテ、ハン社長室へ。兄貴を開放しろ！ トキを何処に隠した？とハン。絶対見つからないところに隠したと薄笑いを浮かべるジョンテ。トキが口を開けばあんたは終わりだ！覚えておけ！兄は濡れ衣を着せられた！相当恨んでいる！と言って部屋から出ていくジョンテ。
ハンは焦って、ドンチョルのいるキャバレーへと向かいます。キャバレーの前で子分のヨンチョルにトキを連れて来いと、殴るけるの暴行を加えているドンチョル。そこへハン社長がやって来たのです。ドンチョルに同じように、殴る蹴るの暴行を加えるハン。今日中にトキを連れてこい！トキは俺の過去を知っている。ジョンフンを解放させないと、すべてをトキに言わせるとジョンテに言われた。この有様を出勤時間でやって来たマルスンや、その夫、ジャニー達が見てしまいます。控室に行った一同は、ハン社長のした殴る蹴るの暴行に、驚いていたのでした。あの社長はまるでやーさんだ。
ギョンホとジョンテ 喫茶店で、トキは今どこに？ 安全な場所にいる。ハン社長に、兄を釈放しないとトキにすべてを話させると言った。社長にはトキもジョンフンも選べないとギョンホ。
ミジンはジョンフンに接見に行きます。囚人服を着たジョンフンを見たミジン、驚き、こんなところであなたに合うとは！連座制で仕方なく私と結婚したって本当？そのことを聞きたかった。無言のジョンフン。父さんがあなたの家にしたこと知ってるの？返事をしないジョンフン。知ってるのね。昨日あなたのお母さんと妹が家に来たの。ちょっと驚くジョンフン。今回だけ父さんを許して！私どうしたらいいの？ 君とは話すことはない。とジョンフン。復讐？ でも過去の事。父さんを許して！父さんとあなたはどうしてここまで・・・・自分に息子が出来たって喜んでいたのに！ 帰れ！と言って席を立つジョンフン。悲しそうに後姿を見るミジン。
その夜、ミジンは父にジョンフンに接見に行ったことを話します。彼は何も知らなかった。離婚なんて嫌！あいつは心を決めている！もう未練は捨てろ！と父。すぐ外国に行くから！お願い！
ボクシルは音盤を出すことも中止になったり、叔父ハン氏とのことなどに絡むサンピルに会いに行き、音楽事務所を辞めると言います。驚くサンピル。ボクシルを諦められなかったのです。
ハン社長、トキをすぐ連れて来いとジョンテ宅に電話。兄を釈放するか？ 釈放を約束すると言うハン。ジョンテはギョンホに色々手はずを頼んでトキを連れてハン社長に会いに行きます。社長室で待つハン、サンピルとドンチョル。ドアー開けて入るジョンテとトキ。一同に緊張が走ります。その時社長室の電話が鳴ります。電話に出るジョンテ、ギョンホからの電話です。そうか！釈放されたんだなとジョンテ。さてトキをと緊張したドンチョル、その時ドアーが開き、記者やカメラマンたちが雪崩のごとく入って来たのです。あの片腕のない男は誰だ？と言って。