橋本西支部小学Aチーム通信
後手必勝 10号
2010/6/7(月) 発行・文責 支部長 長坂徳久
【簡単に言うとですね・・②】
ミラーニューロン(という神経細胞)!
ミラーニューロンとは、他人の言動をマネてイメージするときに活動する脳細胞のこと。つまり、相手の言動を、鏡のように自分に置き換えて考えるニューロンです。他人の気持ちを思いやったり、他人の言動を理解したりするのにも、たいへん重要な役割を果たしています。
「空気を読む能力」に欠かせないのはもちろんですが、このミラーニューロンは、人間が人間どうし共感し、コミュニケーションを図っていくために不可欠な細胞だと見られています。このニューロンを誰もが鍛えれば、人間はみな、もっとわかり合えるようになるのかもしれません。
最近、アスペルガー症候群(高機能自閉症)やカナー型の自閉症にもこのミラーニューロンが関係していると言われている。
この通信は、メンバー(小学生)も楽しみにして、読んでいるので難しい話しはやめておこう!
さて、そろわせること・・今年のメンバーはこれも苦手だった(苦笑)
技の後で「下受」をして、残心するということが演武ではしばしばある。特に、このように揃わせやすい動きを使うことで、「そろった感」を出す効果もある。
さて、今年のAチーム・・この下受が揃わない! なぜだ?!と長坂は考えた。分析だ。そして、わかった。
下受は、
・手は下受する。足は、後千鳥足(斜めにさがる)から、前千鳥足(斜めに入る)をする。
つまり、「3つのこと」をしていることになる。
この3つが揃うとよけいにきれいに見える。
しかし、この3つがダメなんだと長坂は判断した。
そして、
①下受を抜いた。(手をつかった受けを止めさせた。)
②後千鳥足⇒前千鳥足という二つの動きを「スライド」という技法に変更した。
スライドは、1つの動きである。
つまり、「下受」「後千鳥足」「前千鳥足」の三つの動きを「スライド」という一つの動きに集約変更させた。
これはさすがにそろった。そして、見栄えもよくなった。