ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

チョキの女王

2011年01月01日 23時11分36秒 | 教育・指導法
以下は、TOSSで学んだものです。



「チョキの女王」というオニごっこに似たゲームがある。


トレーニングにもなる。このように、ゲームとトレーニングをくっつけた練習は「トレーニングゲーム」と言ってもいいだろう。


(用意)

1,全体を2チームに分ける。

2,各チームで1名の「チョキの女王」を決める。(男子でもよい。) これは、相手チームにはわからないようにしておく。指導員にだけこっそりと告げる。

3,他のメンバーは、ほぼ半数に「グーの戦士」と「パーの戦士」にわける。


(やり方・ルール)

1,全員が自由に動き回ってよい。

2,相手チームの誰かにタッチする。

3,タッチされた、タッチした子の二人でジャケンをする。

このとき、グーの拳士はグーしか出せない。

パーの拳士はパーしか出せない。

チョキの女王はチョキしか出せない。

4,ジャンケンで負けた拳士は、ゲーム終了となり外に出る。あいこはまだゲームを続けることができる。

5,各チームのチョキの女王を探し出し、そのチョキの女王を倒したチームが勝ちとなる。

6,また、グーの拳士が全滅した場合もその時点でゲームオーバーとなる。


※チョキの女王を倒すためには、「グーの拳士」が必要である。

しかし、そのグーの拳士はパーの拳士にはやられてしまう。

そのパーの拳士もチョキの女王には負けてしまう。

いかに、味方のチョキの女王を隠し、守りながら、相手のチョキの女王を探り当て倒すかがこのゲームの面白さ。


(効果)

子どもたちは少林寺拳法を好きになると、一生懸命に練習するようになる。

また、修行の継続率も高くなる。

子どもたちにとっての少林寺拳法とは、単に少林寺拳法の技術や学科だけではなく、友だちとのふれあい、先生とのふれあい、休憩時間の遊び、道場の雰囲気、そして、このような道場でのちょっとしたゲーム。

これらすべてが子どもたちにとっての少林寺拳法。

少林寺拳法をますます好きになり、道場へ行くのが待ち遠しくなる。

そんな仕掛けづくりの一つとして、このような様々なトレーニングゲームも活用してみてはいかかでしょうか。

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