ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

今日の法話(授業)

2012年03月31日 23時56分28秒 | 教育・指導法

歌詞埋め。

 

松田聖子の「制服」を使った。

 

♪卒業証書抱いた  傘の波にまぎれながら  自然にあなたの横  並ぶように歩いてたの  

 

松田聖子の中で、自分が一番好きな歌。

 

①用紙を配り、空欄補充をさせる。

 

②パワーポイントをテレビに映して、全員で答え合わせ。口々に言わせる。

 

③どんな感じの曲だと思うか? を聞く。「明るい曲」と「静かな曲」の二つの意見に分かれた。

 

④ユーチューブの「制服」(歌詞入り)を見せる。

 

⑤曲の感想を一行で書きなさい。

 

そのあと、次の通り発問を展開していった。

 

発問1  話者はどこに住んでいますか?

 

「田舎」

 

「都会とはいえないところ」

 

長坂 【「都会へ行ってしまうあなたに・・」とあるので、都会ではないところですね。】

 

発問2  話者は何歳ですか?

 

「18歳」

 

「15歳」

 

長坂【18歳でしょう。】

 

発問3  「片想い」か「両想い」か? どのフレーズからそう考えるか?

 

「片想い」(打ち明けられない気持ち)

 

「片想い」(ただのクライメート)

 

「片想い」(桜が枝に咲くころは違う世界で)

 

「片想い」(ひとりぼっちひとりぼっち生きてる)

 

長坂【片想いだったら、なぜ、「東京での住所のメモを渡したのですか?」】

 

「でも、ただのクラスメートと書いている。」

 

長坂【いまは、ただのクラスメートってことかもよ(笑)】

 

「それもせつないな。」

 

発問4  「ただのクラスメート」とあるが、「クラスメート」と「ただのクラスメート」は違うのか? 同じか? 違うならどう違うのか?

 

「違う。少しだけ特別な存在。」

 

 

発問5  「まぶしかったとき」とは何を指しているのか?

 

「その彼をずっと見ていた時のこと」

 

「男は部活をめっちゃがんばっていて、それを見ていたこと。」

 

「その男の子を好きだったこと。」

 

「二人がつきあっていたとき。」

 

発問6  この歌詞から想像する色をすばり書きなさい。書いたら起立。

 

「緑」「オレンジ」「ピンク」「青」「黄色」「さくら色」「赤」「水色」「白」

 

発問7  話者は「失うときはじめてまぶしかったときを知るの」と言っているが、失ったのはなんなのか?

 

「もう少しで彼とつきあえそういうチャンス」

 

「その男の人」

 

「告白する勇気」

 

「一緒に過ごした時間」

 

「クラスメート」

 

発問  君たちが、人生の中で絶対に失いたくないものは何か? 理由も書きなさい。  ※この発問が「生き方」を考えさせる少林寺拳法に通じると考える。

 

つづく


感想

2012年03月31日 23時45分37秒 | 教育・指導法

今日の稽古感想(一般部)

 

「歌詞うめが深いなーと思いました。」(中一)

 

「あんまり体への負荷がなかったかな。すばやく動けたのは、すっとろい自分には大きなことです。明日も素早く動けるようにしよう。でも、やりすぎて疲れないように。」(高3)

 

「楽しかった。次も集中して本気でやる。」(中三)

 

「いつもより一生懸命できた☆ 自分をほめたいくらいたのしめた!」(中三)

 

「体がそっている。次からはまっすぐにしたい。」(中一)

 

「あまりあつくならなかったけど、よく動いた。たのしかった。」(中三)

 

「今日は笑ってばっかりでした。先生! すいげつに入ってますって!!!(笑)」(高一)

 

「重心を意識できた。」(中三)

 

「行動のことをあまり意識しなかった。いつもよりいい稽古ができたと思う。」(中三)

 

「蹴りがあまり上がらないので、もう少し上がるようにがんばりたいと思います。」(高3)

 

「今日の自分は結構出来ました。これからも続けていきたいです。」(中二)

 

「今日はあまり汗をかかなかった。」(中二)

 

「しゃべってしまった。だけど本気で稽古をすることができた。」(中二)

 

「目標たっせいならず。」(中一)

 

 


修了式後のメール

2012年03月31日 00時26分22秒 | 教育・指導法

修了式後のメールです。

修了拳士よりも、他の拳士、保護者に配慮して言葉を選びます。

修了拳士、保護者はその感動があるのでいいのですが、他の拳士、保護者には気を配ることは大切です。

 

長坂です。
昨日の少年部修了式には大変たくさんのご参加をいただきありがとうございました。
時間割の配分ミスで終了時間が大変遅くなり申し訳ございませんでした。大変反省しております。以後、時間には留意します。


さて、長坂としては、大変気持ちのよい修了式ができたと思っています。
ある中学生に言わせると「感動6割、笑い4割でした!」とのこと。
まさにそのとおり。
やっぱり、橋本西は橋本西だなぁと思いました。


今までお世話になった、六年生の拳士、保護者のみなさま、長い間、ありがとうございました。
そして、継続される7人の拳士たちはこれからもさらによろしくお願いいたします。


長坂7年ぶりの演武・・・・気合が入りすぎ、ちょっと空回りしたかも(苦笑)


また、修了式の感想もぜひおよせください。


追伸、修了証書の授与のトップが、幼年部から入門した古参の涼悟くん(昨日で退会)だったため、つい言葉がつまってしまいました。失礼しました。


追伸2、同学年(卒部など含む)で、今後も機会があれば連絡が取れるように、「その学年ごと」のメーリングリストを作成したいと思います。このような少年部の修了(小学校卒業)を機につくって行きたいと思いますが、いかかでしょうか?  たとえば、今回なら「今の六年生保護者」でメーリングリストをつくります。これが、OB、OG会メールにもなります。大きな催しの案内やOBにも関係のある重要な連絡に使います。
この修了学年別メーリングリストに入ることが、退会をしても「OB・OG会(橋本西拳夢会)」にはいるということにしたいと思います。
ここ数年間にさかのぼり作成予定です。
特に、OB・OG会入りを希望されない方はお知らせください。そのメーリングリストには登録いたしません。
なお、OB会費などは一切必要ありません。



ありがとうございました。



修了式前のメール

2012年03月31日 00時23分10秒 | 教育・指導法

事前に以下のメールを流しておきました。道院内のメーリングリストです。前保護者が見ます。

 

【修了式について】


毎年、六年生は卒業旅行に行っていました。今年は女子が一人だけのため、それを考慮して旅行は計画しませんでした。


その分、修了式をきちんと行おうと思いました。


その年によっては、修了式も出来ていないときもあります。そのあたりは、どうかご了承ください。


道院は学校とは違いますから、毎年毎年同じことをするわけではありません。またできないときもあります。


ただし、長坂としてはそのときそのときのベストなことを拳士たちにはやってきたつもりです。
どうか本日の修了式に関してもそのようにご理解をいただきたいと思います。


式をスムーズに進行するため、いくつか事前にご連絡をしておきます。


①今回の対象修了生は、今年度の4月現在で橋本西道院に在籍していた拳士としています。


②修了証書授与の順は、入門の古い拳士から新しい拳士へとしています。
なお、同時の入門についてはこちらで順を決めました。
最初の涼悟拳士は全文を読みます。他の拳士たちは名前のみ読みあげます。ご承知ください。


③スピーチの順は、入門の新しい拳士から古い拳士へとしています。


④本日の稽古は、七時~45分までとし、その後、椅子を並べるなどの準備に入ります。また、その間にトイレなどをすませておきます。
また、45分~の間で、「記念撮影」をします。
①「拳士全体」で②修了生だけで③修了生と保護者で。


⑤演武披露は二回あります。そのときは、椅子席後方で演武を行います。その間は後ろを向いてご覧ください。保護者は着席、拳士は起立で見てください。保護者がたつと拳士が見えないからです。


⑥欠席者の証書は後日お渡しいたします。


⑦式終了後は、六年生以外の拳士は速やかにご退出ください。


⑧なお、式終了の時間は、若干前後することをあらかじめご了承ください。


その他、修了生と保護者に対しても、また他の拳士、保護者に対しても、不行き届きな点などあるかもしれませんが、どうか温かい目でお許しください。



では、一日よろしくお願いします。



修了式シナリオ

2012年03月31日 00時09分28秒 | 教育・指導法

六年生の少年部修了式を昨日開催しました。

 

六年生 12名。

 

欠席2名。(もう稽古には来ていない拳士たち)

 

出席10名(うち、四月からは2名退会、1名休眠、7名継続)

 

 

大変いい式になりました。

 

以下がシナリオです。

 

2011年度 少林寺拳法橋本西道院少年部修了式

式次第及びナレーション

 

(最初に記念撮影をしておく)

 

・全員

・修了拳士のみ

・修了拳士と保護者

 

 

「開式5分前です。拳士、保護者は着席の上しばらくお待ちください。なお、携帯電話の電源をオフにしていただきますようお願いいたします。」

 

 

「開式1分前です。静粛にお待ちください。携帯電話の電源の確認をお願いいたします。」

 

 

(1)開式

「一同起立。ただいまより、2011年度 少林寺拳法橋本西道院 少年部「修了証書授与式」を挙行いたします。一同礼、直れ。」

 

 

(2)演武披露  ※中学団体

 

「開会に先立ちまして、演武の披露を行います。演武者は来年度の中学生女子団体演武メンバーです。六年生の未唯ちゃんも入っています。後方にご注目ください。保護者の方は椅子を後ろ向きにしてお座りください。拳士はその場で起立したままみてください。」

 

 

「では、お願いします。橋本西・中学生女子団体演武です。」

 

 

(演武披露)

 

 

「ご着席ください。」



(3)修了証書授与

 

「今日の佳き日、長き修行を終え、ここに少林寺拳法橋本西道院 少年部を修了する者、北畑涼悟・・

 

順に呼名

 

 本日欠席者 M・R、M・S  以上、男子11名   女子1名  計12名」

 

 

(4)道院長式辞

 

「道院長式辞。全員起立、礼、直れ、着席。」

 

(道院長式辞) 

 

「全員起立、礼、直れ、着席。」

 

 

(5)送辞(代表 健太郎)  

 「拳士代表送辞。五年生 健太郎。拳士起立、礼、直れ。」

 

(送辞)

 

「礼、直れ。着席。」

 

(6)答辞(代表 涼悟)  

 

「修了拳士代表答辞。六年生 涼悟。拳士起立、礼、直れ。」

 

(答辞)

 

「礼、直れ、着席。」

 

(7) 演武発表

 

「六年生が即席の団体演武を披露します。この演武を思い出に、それぞれの道を歩み始めます。最後の演武ではなく、ぞれぞれの新たな旅立ちへのスタート演武です。」

 

(団体演武)

 

(北畑涼悟・大井航太郎・小林宏生だけ残り、あとは横へ退場。)

 

(長坂が入場)

 

「ここで特別演武を披露します。演武者は、今日で退会となる、涼悟拳士、航太郎拳士、休眠となる宏生拳士、の三人と長坂先生です。長坂先生はおっしゃっています。『修了する拳士の一部とだけ演武をするのは道院長としてはおかしいかもしれない。しかし、この、わがままを今日だけ許していただきたい』・・・

なお、長坂先生が演武を披露するのは、約7年ぶりです。」

 

(演武) →サプライズ  ※親にも言っていない。

 

(7)修了拳士全員からのスピーチ

「それでは、ここで、拳士一人一人から修了記念のスピーチをしてもらいます。スクリーンにはその拳士の入門したころの幼い写真を投影します。一人一人の成長を感じてあげてください。なお、スピーチ順は、入門時期が一番新しい拳士から行い、最後が一番入門時期が古い拳士ということになります。」

 

(拳士が壇上へ。→拳士名を呼称→拳士は返事をして一歩前に→スピーチ)

 

 

(9)記念樹斉唱

「全員で記念樹を斉唱します。この歌は、橋本西が創設時より大切にしてきた橋本西座右の歌です。修了拳士のために拳士は大きな声で歌いましょう。」

 

(10) スライド→サプライズ

 

(ノーコメントで、いきなりスライドを流す。)

 

 

(10)閉式

 「今一度、修了拳士たちに大きな拍手をお贈り下さい。

これをもちまして、2011年度 少林寺拳法橋本西道院 少年部「修了証書授与式」を閉会いたします。一同礼、直れ。」ありがとうございました。六年生以外の拳士たちはこれで終わりです。気をつけてお帰りください。」