歌詞埋め。
松田聖子の「制服」を使った。
♪卒業証書抱いた 傘の波にまぎれながら 自然にあなたの横 並ぶように歩いてたの
松田聖子の中で、自分が一番好きな歌。
①用紙を配り、空欄補充をさせる。
②パワーポイントをテレビに映して、全員で答え合わせ。口々に言わせる。
③どんな感じの曲だと思うか? を聞く。「明るい曲」と「静かな曲」の二つの意見に分かれた。
④ユーチューブの「制服」(歌詞入り)を見せる。
⑤曲の感想を一行で書きなさい。
そのあと、次の通り発問を展開していった。
発問1 話者はどこに住んでいますか?
「田舎」
「都会とはいえないところ」
長坂 【「都会へ行ってしまうあなたに・・」とあるので、都会ではないところですね。】
発問2 話者は何歳ですか?
「18歳」
「15歳」
長坂【18歳でしょう。】
発問3 「片想い」か「両想い」か? どのフレーズからそう考えるか?
「片想い」(打ち明けられない気持ち)
「片想い」(ただのクライメート)
「片想い」(桜が枝に咲くころは違う世界で)
「片想い」(ひとりぼっちひとりぼっち生きてる)
長坂【片想いだったら、なぜ、「東京での住所のメモを渡したのですか?」】
「でも、ただのクラスメートと書いている。」
長坂【いまは、ただのクラスメートってことかもよ(笑)】
「それもせつないな。」
発問4 「ただのクラスメート」とあるが、「クラスメート」と「ただのクラスメート」は違うのか? 同じか? 違うならどう違うのか?
「違う。少しだけ特別な存在。」
発問5 「まぶしかったとき」とは何を指しているのか?
「その彼をずっと見ていた時のこと」
「男は部活をめっちゃがんばっていて、それを見ていたこと。」
「その男の子を好きだったこと。」
「二人がつきあっていたとき。」
発問6 この歌詞から想像する色をすばり書きなさい。書いたら起立。
「緑」「オレンジ」「ピンク」「青」「黄色」「さくら色」「赤」「水色」「白」
発問7 話者は「失うときはじめてまぶしかったときを知るの」と言っているが、失ったのはなんなのか?
「もう少しで彼とつきあえそういうチャンス」
「その男の人」
「告白する勇気」
「一緒に過ごした時間」
「クラスメート」
発問 君たちが、人生の中で絶対に失いたくないものは何か? 理由も書きなさい。 ※この発問が「生き方」を考えさせる少林寺拳法に通じると考える。
つづく