而今

「我ここに於いて切なり」
今この時を懸命に生きる。生き方上手になりたい・・・

グラン・トリノ・・・みてきました。

2009-04-30 | 癒しです・・映画
<あらすじ>
朝鮮戦争の帰還兵ウォルト・コワルスキーはフォード社を退職し、妻も亡くなりマンネリ化した生活を送っている。彼の妻はウォルトに懺悔することを望んでいたが、頑固な彼は牧師の勧めも断る。そんな時、近所のアジア系移民のギャングがウォルトの隣に住むおとなしい少年タオにウォルトの所有する1972年製グラン・トリノを盗ませようとする。タオに銃を向けるウォルトだが、この出会いがこの二人のこれからの人生を変えていく…。

わたし・・・グラントリノって車の名前だって知りませんでした。(*^^*)
映画が終わって、エンデイングが流れて終わるまで、
席を立つ人がおりませんでした。
なぜかしら・・じぃ~んとしてしまいました。
そじて思いました。
わたしはどんなふうにして人生を終わるんだろうかと・・・
偏見のかたまりそのもののようはウォルトは、車を盗もうとした隣に住むタオとその家族とふとしたことで付き合うようになって・・・
彼の中で何かが少しづつ変わってきた。
隣の家族との付き合いで、家族よりも身内よりも心を開いて
彼なりの親しい付き合いになっていく。
余命いくばくのない彼がとった行動は、
彼がよかれと思ってとった行動が
とんでもない結果を招き・・・
彼が選んだタオと姉の、これからの人生の為にしてあげれることとして
彼がしてあげれたことは、
あんな終わりかたをするとは・・・
誰かの人生にかかわるそしてそれが、その誰かの新しい人生を後押しをする。
できるなら、その新しい人生をみてほしかった。
でも 彼にとってできるのは友達と一番できることは・・・
やはりあれしかなかったのかなぁ~・・・

イーストウッドはすごいなぁ~・・・
彼の人生そのものですね。年輪を重ねた”いぶし銀” ですね。
そして 主演も兼ねているなんて、
朝鮮戦争従軍経験を持つ気難しいだけの主人公だけではなく、
心に傷をもち家族ともうまく付き合うことができなかったことを
折りたたんだパイのように折り重なった主人公でした。
さすがイーストウッドでした。
隣の姉弟、母、祖母・・・までもいい役者で演出でした。
そして・・・ずぅ~~んと来る映画でした。
そして・・・いつもとは違うアメリカの映画でした。

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4 コメント

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私も・・・ (naoママ)
2009-05-01 00:35:14
先日、この映画を観てきました。
流石にクリント・イーストウッド
いぶし銀のような良い味を出していましたね。

彼の作品は「ミリオンダラー・ベイビー」から注目していますが、社会的に虐げられている人々への熱き心が感じられ、たとえ悲劇でも観た後に深い余韻が残ります。
いつも最後に泣かされますね。

3月には「チェンジリング」を観たばり・・・
このところ監督としての評価が高いのですが、やはりまだまだスクリーン上でも活躍して欲しいです。

↓の鎌倉編、私も同じ所のUPが残っています。
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fuuさんも (しゅうまい)
2009-05-01 08:36:57
fuuさんもごらんになったんですね、
最後のエンディングで、湖が見える道を背景にゆっくり流れるテーマ曲がいい余韻でした。
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やはり・・・ (☆naoママさんへ)
2009-05-01 22:54:26
naoママさんもご覧になったのですね。
さすがクリント・イーストウッドですね。
今回も最後はじわぁ~とウルウルでした。
役者のクリント・イーストウッドが最高です。

海蔵寺・・・勝手にリンクはらさせていただきました。
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よかったですね・・・ (☆しゅうまいさんへ)
2009-05-01 22:58:55
そうそう・・・
あの余韻がよかったですね。

じわぁ~とくる映画・・・いいですね(*^^*)
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