
香港の雨傘運動を描く映画。昨年劇場公開された『理大囲城』を見た時、この映画も見たいと思ったが、あの時はまだ配信されてなかった。昨日たまたま『私たちの青春、台湾』を見て、この映画も配信されていることを知る。
ここに描かれるのは10年前の出来事である。いや、もうあれから10年になるのか。映画を通して学生たちが純粋に正しいことを願う姿を見て、胸が痛む。香港の警察官だって必ずしも自分たちが正しいと思っているわけではない。冒頭のモンコック占領区での警官たちは悲しそうな顔をしていた。だけど国家権力の前で(手先として)、自分たちの仕事をこなすしかない。
国家権力と無力の学生たちの79日間の戦いが描かれる。これは香港だけど、香港だけの問題ではない。昨日見た台湾、そしてかっての日本。世界中で起きた,起きている問題である。一部の権力者たちの利権争いに多数の民衆が犠牲になる。