
wowowで放送されたドラマシリーズがNetflixでの配信がスタートした。早速1話を見たが、あまりのつまらなさにガッカリして2話以降を見てなかったし、わざわざここで書くまでもないと思っていた。
だけど、昨日2話から4話までを見て少しだけ、書きたくなったので書いてみる。昨年1月の映画公開から9ヵ月後に9話からなるドラマシリーズがオンエアされた。映画はお話の導入部であり、シリーズ第2作が劇場公開されるのだと思っていたからドラマシリーズには驚いた。映画がTVの予告編になる時代がとうとう来たのだ。映画とドラマの垣根はもうない。そんな時代において映画はどんな役割を担うのか。
ドラマの第1話のショボさ。北海道の大自然を舞台にしたけど、スケールの小さいママごとのようなドラマだと思った。さらに2話。あの萩原聖人! あんなギャグのようなキャラクターはありか、と思う。
これは毎回ゲストとして囚人が登場して1話完結50分ほどの短編エピソードが続く連続活劇だったのだ。ハードアクションからコメディ、ホラー、食レポもありのフットワークの軽さが身上のTVシリーズなのだ、と理解したら納得出来た。4話の『殺人ホテルに全員集合!』なんてやりたい放題で笑うしかない。ゲストの桜井ユキが
凄い。
これは山﨑賢人の演じる不死身の杉元と山田杏奈のアシリパさん、そこにコメディリリーフ矢本悠馬が加わる3人組の珍道中なのだ。のんびりおしゃべりしながら家で楽しんで頂けるドラマシリーズだと理解したらいい。これぞ漫画の正しいドラマ化?
だけどこの後再び劇場用映画『ゴールデンカムイ2』が作られているのだが、そこではどんな仕切り直しがなされるのか。怖いもの見たさで劇場に行くか?