
wowowのオリジナルドラマだ。27分の6話完結というショートシリーズ。僕はwowowには加入してないからリアルタイムでは見れないけど、Amazonに降りてきたら見ることは可能だ。ただあまりドラマは見ない。出来るなら映画が見たい。ただ、面白い作品なら関係ないけど。
さて、このドラマ。少し期待した。冒頭のシーンはいい。だけどその後はかなり微妙。とりあえずまず2話まで見た。一応主人公は奥平大兼と山田杏奈だが、1話完結の群像劇スタイルになっている。ふたりの話がクラスメイトが夜の公園で暴行された事件の犯人探しだから、かなりハードで、それを保留にして同時進行で、クラスの他のメンバーのいろんなエピソードを描くから、少しイライラさせられる。レイプ犯を追い詰めて殺すという覚悟をした山田杏奈と彼女に付き合う奥平大兼。文化祭だか、体育祭だかのTシャツのデザインをどうするかをファミレスで話する3人。2話はそんな話。
続く3話から5話も日常の高校生活のスケッチだ。公園で拾った捨て猫、卒業前にクラブの後輩に告白したい先輩。風邪で卒業式を欠席したクラスメイト。たわいないけど、よくある話。もちろん並行して山田、奥田の犯人探しも見せて、最終話の6話につなぐ。日常と非日常の対比。光と影を描くことが目的なのか。だが、あまりに杜撰な話の展開にガッカリした。早朝始発の電車で出会ったふたりのドラマというところに期待したけど。それにこのタイトルにも。だけどそこには意味はない。ヒロインの名字が殺風景って、それはないわぁ。