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映画・演劇のレビュー

『青天の霹靂』

2014-05-15 20:35:00 | 映画
劇団ひとりが原作、脚本、監督、それに助演もしたワンマン映画。原作はそこそこ面白かったけど、あれを映画にするにはかなりのテコ入れが必要だと思う。だが、その難事業を、彼が自分の手で(もちろん優秀なスタッフが付くのだが)成し遂げた監督第1作。かなりの冒険である。だが、それを見事に成し遂げた。 上映時間が1時間36分ということを事前に聞いて、これは期待できるかも、と思った。気合を入れすぎて自己満足の . . . 本文を読む
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『相棒 劇場版Ⅲ』

2014-05-15 19:57:21 | 映画
TVシリーズを見るほどのファンではないけど、映画版はスピンオフも含めてなぜか全部見ている。それほど面白いわけではないけど、よくできている。そこそこには楽しめる映画だからだ。  しかも、和泉聖治監督の作品なのだ。というか、彼の作品だから見るのだ。今では、ほぼ『相棒』専属監督になってしまったが、往年の彼の映画のファンだから、やはり、今でも彼の映画だというだけで、期待してしまう。 今回も緊張感の . . . 本文を読む
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越谷オサム『金曜のバカ』

2014-05-15 19:45:16 | その他
 『陽だまりの彼女』の越谷オサムによる短編集だ。彼の本を読むのはこれで2冊目。今回もたまたま読む本がなくて手にした。『陽だまり』はあのあまりのオチにずっこけたのだが、あの1冊で、もう免疫ができているので、何をされても今回は驚かない。文庫版の解説を吉田大八が書いているので、気になって読んでしまった。『桐島、部活やめるってよ』を作った吉田監督のあの感性が、越谷作品をどう読むのか、気になったからだ。なか . . . 本文を読む
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