『パリ、ジュテーム』に続くシリーズ第2弾。今回はニューヨークが舞台に選ばれた。前作と同じように10人の監督が描く都市を舞台にした短編連作。今回の特徴は、各エピソードが独立せずに1本の話として構成されてあること。この姉妹編は、あんなにもすばらしかった前作以上にチャーミングな作品に仕上がった。
それぞれのエピソードのさりげなさがいい。ほんの数分で終わるものもある。そっけないくらいだ。この街の様々 . . . 本文を読む
なんだ、この映画は。唖然とさせられる。だいたい予告編を見た時から、普通じゃない、とは思っていたのだが、ここまで無茶苦茶するとは。バカじゃないか。最初は笑いながら見ていたのだが、だんだん笑えなくなってきた。だってバカ過ぎるもん。
ムキムキマッチョのホームズ探偵です。汚いです。いつもヒゲ剃ってないし。派手すぎます。殴ったり、殴ったり。そして、アクション、アクション、アクション、です。インディージ . . . 本文を読む
よしながふみのコミックを映画化した韓国映画。最近韓国では日本のマンガを原作にした映画が多い。これもその1本。日本でもTVドラマ化されている。ホモもので、コメディータッチで軽く流して見れる。
ただし映画の後半で、主人公であるこの店のオーナーが、子供の頃誘拐された話が前面に出てくると映画はなんだか重くなる。まぁ内容が内容なんでそれは当然のことだろうが。ここからが本題でもあるのだが、その重さがこの . . . 本文を読む
一気に読んでしまった。いつもなら通勤電車でしか読書はしないのだが。なんだか止まらなくなった。この主人公に感情移入してしまった。石田衣良に、またやられた!
しかも最後ではじぃ~んときて、ちょっと泣いてしまったりもした。主人公の万年初版本作家(要するに売れない作家)、青田耕平39歳が、苦節10年、ついに直木賞(小説では、直本賞!)を受賞するまでが描かれるのだが、こういうあからさまなハッピーエンド . . . 本文を読む