ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

バリのガムラン1~世界の夜明けの音楽

2010-01-09 05:02:35 | 民族音楽

ワーナーの民族音楽シリーズ「ノンサッチ・エクスプローラー」。

このシリーズはジャケのデザイン好きで、

レコード、CD合わせて30枚程所有しております。

付属の日本語解説も非常に充実しており、

使用楽器や演奏方法等は写真で紹介(たまに写真が無い事もあります)。

また、五線譜を使い音階やら、理論やらをこと細かく説明してくれます。

が、余り深く考えずに軽~く聴き流してみるのが良いでしょう。


さて「バリのガムラン~世界の夜明けの音楽」というタイトルのこのアルバム

一体どこをどうするとガムランが世界の夜明けの音楽に成るのかサッパリ判りませんが、

青銅の音板を木琴のように並べた楽器が紡ぎ出す旋律と

低音担当の打楽器「ゴング」が織り成す響きは中々心地よいものが有ります。

解説によると、ペロッグと呼ばれる5音階(E,F,G,B,C)で成り立っているそうです。


その他に、音程が合っているのか、外れているのか

全く判らない女性の子守歌やバロン・ダンスの音楽、ケチャを収録しています。



 
 バリのガムラン1~世界の夜明けの音楽

  ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-21306


1,ガムラン・ゴン:a)バリス b)ガンバン・ベチャ
2,スケヘ・グンゴン:a)プムンカー b)かえるの歌 c)スリン・ソロ
3,スケヘ・ガンブー:スカール・ルレ
4,ガムラン・ゴン:バロン・ダンス(抜粋)
5,子守歌
6,ガムラン・アンクルン:マルグパティ
7,ケチャ・ダンス(抜粋)
8,グンデル・ワヤン:アンサルン


 採録:デイヴィッド・ルイストン

 1966年 バリ島での現地録音






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