スペインのLP-Timeレーベルから再発されたアルバム。
ベティ・ジョンソンはノース・カロライナ出身で、5歳の頃から
家族で「ジョンソン・ファミリー」として結婚式などの
色んな式典で歌っていた。
本作品は1957~58年にかけて、
アトランティック・レーベルに吹き込まれたモノである。
ベティ・ジョンソンは明るく落ち着いた声質、
誠実で丁寧な歌唱をする歌い手。
アルバムはジャズ色は殆ど感じられないが、
ポピュラー作品として聴くには申し分ない内容である。
バックは彼女の夫であるチャールズ・グレーンが編曲、指揮するオーケストラ。
このオケにはアコーディオンやチェンバロが入っており、
特にアコーディオンは非常に効果的に使われている。
また、曲によってベティ自身のトリプル・トラックによる
ハーモニーが加えられている。
尚、今回の再発に当って6曲のボーナス・トラックが収録されているが、
この6曲は、Ballyレーベルから発売された
「The Touch Of Betty Johnson」(Bally BAL-12011)(写真下)から抜粋したもので、
曲によってバックには男性コーラスやストリングスが参加している。
ここでもベティの滑らかで柔らかい歌声が聴かれる。
最近のLP-Timeの再発モノとしてはオススメの作品である。
Betty Johnson / The Song You Heard When You Fell In Love...
Atlantic SD-8027
スペイン LP‐Time LPT‐1110 (Reissue)
1,The Song You Heard When You Fell In Love
2,Red Sails In The Sunset
3,Once In A While
4,I'll Follow You
5,Dancing In The Dark
6,Together
7,I Don't Know Why
8,For You
9,Dream
10,The Very Thought Of You
11,Always
12,Goodnight Sweetheart
・Bonus Tracks
13,I Get The Blues When It Rain
14,There Will Never Be Another You
15,Don't You Remember Me?
16,Suddenly
17,For Sentimental Reasons
18,I'll Hold You In My Heart
Betty Johnson (vo)
Charles Grean (arr,cond)
and Orchestra
1~12
「The Song You Heard When You Fell In Love」(Atlantic SD-8027)
1957~58年 New York 録音
13~18
「The Touch Of Betty Johnson」(Bally BAL-12011)
1956年 録音
よいですよねぇ・・ベティ・ジョンソン。品のよい女性から漂う香気に吸い寄せられてしまうのだすヨね~ワタスは・・^^;セックスアンドシティだかセレブとかいう今の米国女の開けっぴろげなセクシーさになんてちっとも萌えないんですよ・・、あんなの古き良きアメリカ女性とは別ものだす!日本も婚活とか、カネの亡者みたいな女ばかりになりますたね。。あれはテレビのせいだす・・。残念だす、カネとオンナに縁のない冴えないジャズヲタは・・・(自爆)。。
それはそうとYouTubeで『トムとジェリー』を見かけたので、いい歳こいて観まくりましたが、ワンパターンながら中々愉快。一台のピアノを舞台に繰り広げられるコンサートでの二匹のやりとりなど芸術性も高く、今見ても目を瞠るものがあります。それに僕が好きだった「真ん中の話」が結構アップされていて懐かしいのなんの!ドルーピーってスヌーピーのパクりだったのかって今更ながら気づきつつ、こうした善さも喪われたなと。。いまの米国からは・・。
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