ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

朝丘 雪路 / シング・シング・シング+8

2011-11-10 02:26:35 | JAZZ VOCAL :女性

 

ディスク・ユニオンのTHINK!レコードから復刻された朝丘雪路のジャズ・アルバム。

オリジナルは10インチ=25センチ盤で、1962年に東芝より発売されている。

今回の復刻に当たり、発売当時のステレオ・ヴァージョンの他、

新たに見つかったモノラル音源を加えた16曲入りのCDとして日の目を見た。


この時代にジャズ・ナンバーを歌う場合、英語に日本語を交える事が多々あった。

これは英語による唄がまだ世に十分浸透していなかった事が考えられる。

実際、美空ひばり、江利チエミのジャズ・アルバムでも

日本語を交えて歌われている曲が幾つか存在する。


このアルバムも同様で、最後の「魅惑のとりこに~Bewitched」を除き

他は岩谷時子作詞による日本語を交えたナンバーが収録されている。


宝塚歌劇団出身の朝丘雪路であるが、ジャズ・フィーリングは中々のもの。

スウィング感もあり、英語の発音も決して悪くはない。

ジャズ・シンガーと云っても良い位の見事な歌を聴かせている。




 朝丘 雪路 / シング・シング・シング+8

 原盤 : 東芝音楽工業 JSP-3021, JPO-1164

 Reissue : THINK! Records THCD-082


<ステレオ>
1,シング・シング・シング~Sing Sing Sing
2,いとしのヴァレンタイン~My Funny Valentine
3,いつか、どこかで~Where Or When
4,霧の中のジョニー~Johnny, Remember Me
5,ネイチャー・ボーイ~Nature Boy
6,恋とはどんなものかしら~What Is This Thing Called Love?
7,あなたはすてき~You Deserve
8,魅惑のとりこに~Bewitched

<モノラル>
9~16 同上


朝丘 雪路 (vo)
高見 健三とミッドナイト・サンズ・オーケストラ
小野崎 孝輔 (arr)


1962年 発売

 

 

 



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