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ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

小橋建太 復帰戦

2007-12-04 03:00:21 | プロレス
 12月2日、日本武道館に約1年半振りで小橋建太が腎臓ガンを克服し、リングに還ってきた。

 高山善廣とタッグを組み、三沢光晴、秋山準の2人と対決。試合勘がやや戻ってないきらいはあったものの、小橋は全盛期を彷彿させる「逆水平チョップ」を連発。「剛腕ラリアート」「ハーフ・ネルソン・スープレックス」まで繰り出した。

 プロレスラーは観客を沸かせるのは勿論のこと、対戦相手を光らせ、その上自分も光る試合が出来てこそ一流といえる。日本でこの条件をクリアしているプロレスラーは数える程しか居ないであろう。

 小橋建太は、その数少ない一流プロレスラーで在る事をこの試合で証明した。

 残念ながら、三沢の「雪崩式エメラルド・フロウジョン」の前に3カウントを聴いてしまい試合には敗れたが、プロレスリング・ノアにとって頼もしい男が戻ってきたのは間違いない。

関東大学ラグビー対抗戦、早稲田VS明治

2007-12-04 02:43:31 | ラグビー
 13年振りの無敗対決となった「早明戦」。国立競技場は満員の観客で埋まった。

 試合開始早々猛攻を仕掛ける早稲田、それを凌いだ明治は10分過ぎにFW(フォワード)の突進で活路を開き、最後は右ウイング14番の松本が右隅に飛び込んでトライ。コンヴァージョン・キックも決まり7点をリードする。

 猶もFW戦で優位に立つ明治はバックスに展開、その瞬間早稲田の右センター13番の田邊が明治のパスをインターセプト、50m以上独走しゴール真下にトライ。

 この1プレーで試合の流れが変わる。

 早稲田は1年生SO(スタンド・オフ)の山中のパスに、同じ1年生左ウイング11番の中浜が反応し逆転のトライを挙げ、前半は19対7で折り返した。

 後半になると西日をまともに受ける明治に対し、早稲田はハイ・パントを連発。パントのキャッチングミスを繰り返す明治に、早稲田はFW、バックス一体となった攻撃でトライを重ね、試合は一方的になってしまう。

 後半だけで8トライ、6ゴールを奪い52点を挙げ71対7で早稲田は明治に圧勝。リザーブの選手を次々に投入し全員に試合を経験させるなど、後半は余裕たっぷりの試合運びだった。

 それにしても、早稲田の選手は巨漢のFWも攻撃のライン参加をする上、パスも繋ぐしよく走る。

 大学ラグビー界で早稲田が頭1つ、いや2つ以上抜けていると感じる理由が垣間見えた1戦であった。